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和書 503578 (156)



クリスマス・キャロル (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

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中学時代に読んだ新潮文庫版に、訳者の村岡花子さんが「毎年クリスマスがめぐって来るごとに私はディケンズのクリスマス・カロルを讀む」と書いておられました。それに影響され、クリスマスが近づいたとき、何回か、この書を読んできました。今年は、10年以上ぶりに紐解くにあたり、以前、娘が買って読んだと覚しき岩波少年文庫版にしました。字が大きく老眼に読みやすいからです。

ディケンズが生きた時代、イギリスでは資本主義がかなり高度に発展をとげていました。人々の中にも、金儲けが第一で、社会を支える多くの人達の幸せをないがしろにする風潮が浸透していました。スクルージは、10年も前に死んだ同僚と長い間、ある商会を切り盛りしてきたのですが、彼もその風潮に染まり、ケチで人を思いやる心を忘れた気むずかしい老人でした。他方、キリスト教世界には、この時代、クリスマスに人々の幸せを願い、互いにそれを祝う良き習わしも存在していました。スクルージはかたくなにそれをも拒んでいたのです。そのような背景で、クリスマスイブに現れた同僚の幽霊が彼のもとに3人の幽霊を送り込みました。幽霊たちは、彼の過去、現在、未来を見せます。その実態を目の当たりにした彼は、人間性を回復します。

つまり、資本主義のもとで、ともすると見失いがちな人間性をクリスマスの時季に見直して忘れないようにしよう、というディケンズのメッセージなのです。少々、道徳教育臭くなくもないですが、ディケンズの時代と同じような力が覆っている現代、そして昨今は、いっそうそれが強くなっているようにも見えるところで、若い人達も年寄りも、この本を囲んで話の輪を賑わわせるのも意味のあることではないか、と思うのです。そして、とりあえず、孫とその家族にこのことでメールを送り、レビューを書いた、というわけです。




クルミわりとネズミの王さま (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

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グレイ・ラビットのおはなし (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

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公園のメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

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西遊記〈上〉 (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

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西遊記は奥が深そうなので、映画を見た子供なら、最初にこの本をお勧めします。
大人なら、長い文庫でもよいと思います。
自分は、もっと短い、子供用の本を読んだことがあります。
どれでも、興味がもてれば入り口としてはよいのではないでしょうか。




西遊記〈下〉 (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

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西遊記〈中〉 (岩波少年文庫)
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三国志〈上〉 (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

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 10才頃に読んだんですけど、むちゃくちゃ興奮しました。
昔の中国を舞台に、天下統一を目指して国を奪い合う男たちの戦いが描かれます。
 魅力的な登場人物、血沸き肉踊る戦闘シーン、張りめぐらされる複雑怪奇な陰謀。夢中で読みました。
 子供向けに縮めてますが、変な改変はありません。




三国志〈下〉 (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

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三国志〈中〉 (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

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