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和書 503578 (199)



十五少年漂流記 (春陽堂くれよん文庫)
販売元: 春陽堂書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 15人の少年たちが、漂流して無人島に流れ着き、
そこで2年間、サバイバル生活を送るという話。
途中で海賊なんかも出ます。
また、誰がリーダーか?みたいなことで、内部抗争もあったりします。

 冒険小説随一の傑作でしょう。
子供たちが知恵を振り絞り、協力し合い、
ときに争いながら無人島で生き抜いていく様子は、
まさに純粋な感動を覚えます。
そして、読み手が同年代ならば、それは憧れとなるでしょう。
そういう意味で、読み始めの本としても最適です。
ベルヌ氏本人は、文体が崩れて読みにくいことで有名らしいのですが、
それは数度に重なる和訳で、解消されていますし。

 そしてまた、西洋合理主義が体現された小説でもあります。
熟慮・節制・勤労というテーマが随所に表現され、
加えて男権社会・黒人・英仏の対立等、当時の世相が暗に表れています。
このような点から、「味読」するに十分にたる、大人の小説としても楽しめるのでは?
というよりも本来は、大人向けであったのが、時代と共に少年文学化した作品のようです。

 まだ読んでいない少年は、この本から読書という漂流の旅へと出発し、
すでに通り過ぎた大人は、この島でしばしの休息と、懐かしさを味わってはいかがでしょうか?




若草物語 (春陽堂くれよん文庫)
販売元: 春陽堂書店

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クロはうちゅうねこ? (スピカの幼年どうわ)
販売元: 教育画劇

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黒いお姫さま―ドイツの昔話 (世界傑作童話シリーズ)
販売元: 福音館書店

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黒い兄弟〈上〉 (福武文庫)
販売元: 福武書店

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アニメ『ロミオの青い空』の原作になった本です。
本嫌いな方でも続きが気になってどんどん読んでしまえるような作品です。

内容は、10代前半の少年達がミラノという町にあつめられ、煙突のススを落とすという掃除夫をします。

でもその仕事をしてもろくに食事が与えられなかったりすることもあります。これによって、死ぬ子供もたくさんでたということです。

この本は、著者が本当にミラノにあった人売りの話を題材にしているので、親身になって読めると思います。




黒い森の思い出
販売元: 文芸社

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クロイヌ家具店 (fukkan.com)
販売元: ブッキング

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 小学生のころ通い詰めた図書館でこの本を読んでいました。不思議な引力に引き込まれなが
ら大海先生作と気づかず、何冊も読んでいるんです。
 ほんわか楽しいって事はまずない内容。予想のつかない展開に胸がずきずきします。ずきず
きしながらやめられなくて不思議です。しかしこうして書きながらまた話を忘れてるなあ。
さっそく本棚に取りに行きたくなる一冊です。ええ大人になっても。






霧の灯台 - 黒ねこサンゴロウシリーズ〈5〉
販売元: 偕成社

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霧の中、船で遭難したサンゴロウをカイという灯台守が救う。
カイとサンゴロウは短い間に深い友情を結ぶ。
その灯台の近くで、昔サンゴロウと同じように遭難した船があった。
そのとき、「一人だけ助けられなかった」とカイは言う。
サンゴロウが灯台にとどまっている期間、ゆっくりとまるで夢のように時間は過ぎてゆく。
二人はよる演奏会を開いた。カイのギターとサンゴロウの口笛で。

そしてカイはサンゴロウが灯台を去るときサンゴロウにひとつ頼みをする。

その約束のものを持ってサンゴロウが、再び霧に包まれた灯台を訪れたとき・・・・・

カイがペンキを塗っていた灯台はまるで・・・

そして、「カイ」と「助けられなかった一人」。
すべての物事のつじつまが合い、そこにあったのは哀しすぎる事実。

美しい文章と特徴的な絵が織り成す「サンゴロウシリーズ」の中でも際立って心に響き、涙を禁じえない物語です。

何度も、何度も読み返してしまうほどに。




ケンとミリ - 黒ねこサンゴロウ旅のつづき〈1〉
販売元: 偕成社

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たった7歳という年齢で、ミリちゃんはもう人生の大波にもまれている。他の子とちょっとちがうかもしれない能力のせいで、学校や同年代の子供となじめず、家では両親が離婚騒動のさなか。そんなこんなで、いとこのケンとも大喧嘩。そして、二人は何気なくとびのった小船で海に漂いでてしまう。

妙に大人の世界がわかってしまうくせに、7歳相応の幼さがちゃんとあるミリちゃん。思春期と似ている。だれでもこんなアンバランスな時を通過して、大人になる。でもこんな風にバランスを崩して立ちすくむのは何も子供だけじゃない。大人になっても。人生には嵐がつきもの。だからこそ、ケンとミリに波と夜の隙間から訪れたサンゴロウの言葉がジンと来る。
「ミリは自分の力をまだ知らない。だれか、その子をわかってやるなかまが必要なんだ。」
そして、
「鳥は、あらしのとき、どうするか知ってるかい。できるだけ安全なところにかくれて、じっとしている。やりすごして、夜があけたら、またでていくんだ。もっと遠くへいくために」

心からわかってくれる仲間の尊さ。無理しない知恵、明日への力を養う休息を知る賢さ。大人の私がグっときててどうすんだぁ、と思いつつ、思わずサンゴロウにはまってるハハの私。(うぉー、大人がはまってなぜ悪い!)高学年の子なら、ここまで読んでくれるかもしれない、いや、是非是非、読み取って欲しい一冊です。






青いジョーカー - 黒ねこサンゴロウ旅のつづき〈2〉
販売元: 偕成社

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今回の主役はあのイカマル。とうとうイカマルも自分の船を持ったのだッ。
船の名前は「イルカ号」。中古で、少し前の持ち主の癖も残ってて、修理が終わり新しい船として生まれ変わったイルカ号。でも乗っているイカマルさえ「やっぱ中古じゃだめかな」なんて思っちゃう船。けれど、そんなイルカ号とイカマルの気持ちがぴったり一緒になる。いつの間にか命より大切なんてイカマルに言わせちゃったりする。
ふなのりってすごいな...サンゴロウとマリン号みたいに、イカマル達もなれたらいいと思うなり。勿論、イカマル君は腕をあげるまではサンゴロウを見習って危ないことなんかしちゃ駄目だけどね。
さて、内容。
サンゴロウがふとしたことから手に入れた薬草。その薬草は、カリン草。簡単にいうと鎮痛剤で、何日も眠らなかったり、食べなかったり、更には訓練したってできないねこの多いうみねこ族独特の連絡法「声の波」を特別に強くしたりすることさえできる。しかしその代わりに、からだはボロボロになってゆく...麻薬みたいなものでしょうかな。
カリン草を手に入れたサンゴロウは、薬草がどんなものか知らずに三日月島で売ってしまう。勿論、カリン草は危険なので売買はきつく禁止されてる。だから闇で流れて、高値で取引される。カリン草の効能を知ったサンゴロウは「自分の責任」そして「カリン草を手に入れた、島の住人」のためにそれを高額で買い戻した。そこを謎の女猫シーナにかぎつけられ、危険な取引ゲームが始まるのだ。
サンゴロウはカリン草を手に入れた「とある島」の医者から頼まれて薬草を売ったのです。そうすれば、少しでもそこの島も豊かになる...否、豊かとかのレベルじゃなくて、本当島の状態は凄惨なようなのですが。ぅむ、サンゴロウはそういう事情で引き受けたのですな。だから、「島の住人のため」。
今回はやはりイカマルがかっこいい。体当たりしてく向こう見ずなところは相変わらずでも、自分の船を持ったせいか彼もやっぱ一人前のふなのりらしくなる。
イカマルと一緒に嬉しくなっちゃいます。サンゴロウの一言や、イルカ号の反応、色んなことに。たとえ寿命が短いふねでも、イルカ号がバラバラになるまではこの船でがんばるぞって、一緒に意気込んじゃいますゼ★
でも、安全装置のレベルはあげておきましょうな、イカマル君。


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