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和書 503754 (374)



ホンモノの日本語を話していますか? (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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第一章には、日本語の音の少なさと平仮名が表音文字であることからくる識字能力の獲得の容易さ、数の数え方が合理的であること、英語が明確で日本語が曖昧だというわけではないことなどが書いてある。言語学者の知識を必要とするほどの内容ではないけど、この部分は別に悪くはない。ただ、ここまでのレビューで本書の重要な部分はほぼ書き尽くせたと思うし、マトモなアナウンサーや国語教師や普段から言葉に気を使っている人の話を聞けばこの程度の知識は得られる。

二章は夢のような酷い内容だった。こんな人が辞書を書いている(書いていた)と思うとゾッとする。「日本語」と「日本人」、「特定の日本人」と「大多数の日本人」、「日本語の文法」と「日本の習慣」などが混同されているのである。この手のことで著者自身が混乱しているのは別に珍しいことではないが、言語学者が言語の話でこんな超初歩的な混乱をしてちゃダメ。三章はトリビア集です。出典リストがないので信頼をおいて読む対象にはできませんでした。




仮名手引
販売元: 和泉書院

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仮名手本 新いろは歌―燃える自撰四十七首
販売元: 新風舎

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仮名表記論攷
販売元: 清文堂出版

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仮名文章表現史の研究
販売元: 思文閣出版

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仮名文書の国語学的研究
販売元: 清文堂出版

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仮名子と漢崎部長の漢字おもしろ雑学塾―クイズで覚える四字熟語・ことわざ・慣用句
販売元: PHPエディターズグループ

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仮名遣及仮名字体沿革史料
販売元: 勉誠出版

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仮名文の構文原理
販売元: 笠間書院

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仮名文の構文原理
販売元: 笠間書院

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本書は1997年に出版され、古典テクストと対峙することを生業にしている人々や、古典に興味のある学生にとって必読書であるにもかかわらず、長らく品切れになっていた本の増補版である。「連接構文」という概念を軸に展開される本書の論に初めて接したとき、目からうろこが落ちる気がした。この本には、学校文法や過去の慣習を無批判に受け入れて増産されてきた注釈書などによって形成されたねじれた古典テクストの理解を正し、和文の基本原理を示すことで古典テクストの持つダイナミックな本質を解き明かす画期的な本である。


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