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和書 505314 (19)



インフォメーション・アナリストのための多変量解析の実際
販売元: 産能大学出版部

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インフレ連動債ハンドブック
販売元: 東洋経済新報社

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 本書はHandbook of Inflation Indexed Bonds の翻訳である。監修の米澤教授によると、全22章の内で他の章との重なりが見られる17章及び21章、米国特有の税制・金融商品を扱っている19章及び20章の計4章分を割愛したとの事である。それでも全部で331ページある。それに加えて解説として訳者の一人である陣場氏の「公的年金ALMとインフレ連動資産」があり、日本の読者向けになっている。

 まず政策的資産配分を行う場合に、インフレ連動債の組み入れが効率的フロンティアを押し拡げ、実質リターンのみならず名目リターンでも有効である事が、様々な論者によって解説される。章毎に執筆者が異なるので、少しずつ観点が異なり面白い。
 またTIAA-CREF(米国の教職員の年金)でインフレ連動債口座を開くまでの具体的検討過程が紹介されている。

 「低インフレ下でのインフレヘッジ」の章では、不換紙幣本位制の下ではインフレは避けられず、現在の低インフレは一過性であるのでインフレ連動債は重要であるとしている。
 第10章ではインフレリンク債のよりどころとなる指標である消費者物価指数そのものについても詳しく論じられており、上方バイアスがかかる点とその対策を論じている。

 第11章の「インフレリスクプレミアムの理解」の章は最も啓発された。インフレリスクについて多くの人がリスク回避的になるので、リスク中立性が成り立たない。そこで行動ファイナンスのプロスペクト理論を用いてインフレリスクプレミアムを算出しているのだ。

 12~16章は英国、オーストラリア、カナダ、米国、フランスにおけるインフレ連動債券の歴史を各国の政策責任者が解説している。各国それぞれ特色があるが、特にフランスでは、かつて金価格連動国債を発行していて金価格の乱高下に悩まされた事も紹介されている。インフレ連動債について後発の米国は、導入にあたって他国の経緯を謙虚に詳しく研究していることもわかった。
 その他まだまだ話題があり、知的刺激に富んでいて読み応えがあった。訳注も親切で、例えば「オフ・ザ・ラン銘柄」というような専門用語も訳注で解説してある。
 陣場氏の解説「公的年金ALMとインフレ連動資産」は公的年金のために「日本のCPI+α」ファンドを作ろうとする研究であり、数値例も含めて分かりやすく説明してある。 




イー・トレード証券ハンドブック―はじめてのネット株 知りたいことが一目でわかる! (はじめてのネット株-知りたいことが一目でわかる!-)
販売元: ナツメ社

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実録!株式市場のカラクリ―株価の仕掛人が語る兜町アンダーワールド! (East Press Nonfiction #001)
販売元: イーストプレス

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いくら株の本を読んでも儲からない人が思わず手を伸ばしてしまうタイトル。株の世界にも公営ギャンブルと同様に「胴元」がいて、個人投資家は彼らのカモに過ぎないということが、イヤというほどわかるレポートがこれでもかというほど載っている。出版は昨年の秋だが、ホリエモン騒動から村上ファンド騒動までの流れを予言した巻頭レポートが今となっては要注目です。




実録!株式市場の錬金術師たち―株価を自由自在に操る“濡れ手で粟”の仕事師たち! (East press nonfiction (#004))
販売元: イーストプレス

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『実録!株式市場のカラクリ』が面白かったので購入。硬派のレポートが多かった前作に比べて、投資術などちょっとビジネス書寄りに日和った印象はあるが、ニッポン放送問題の巻頭レポートの中に村上ファンドの暗躍について書いてあったり、最近自伝が売れている是川銀蔵が出てくるなど、前回同様、先見性のある切り口も多数。寄せ集めというコメントもあるが、一本一本の質は高い。星野陽平氏の次回作に期待大。




マンガ オプション売買入門の入門 (ウィザードコミックス)
販売元: パンローリング

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オプション取引のことを理解したくて手に取って見ました。
第2章の基礎知識まではなんとかついていけましたが
そこから先は何度も読み返さないと頭がこんがらがります。

でもオプション取引が時間価値と本質的価値から成り立つということは
とても参考になりました。




マンガ 三猿金泉秘録~日本相場の聖典 (ウィザードコミックス)
販売元: パンローリング

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マンガ 世界投資家列伝―バフェット、マンガー、グレアム、フィッシャー (ウィザードコミックス)
販売元: パンローリング

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本書では著名、かつ偉大な投資家4名が紹介されています。相場をやる人なら、4人の名前はどこかで聞いたことがあるはずです。本書で紹介されているのは、4人の投資家としての成長や投資の歴史です。マンガである以上、投資理論などについてはそれほど深くは紹介されていませんが、入門書としては一読に値します。寝る前にリラックスして読むといい夢を見られるかもしれません。




マンガ 商品先物 入門の入門 (ウィザードコミックス)
販売元: パンローリング

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一応、漫画形式では書いてあるものの漫画である必要がない。
吹き出しの文字数が多すぎで、図解はほとんどとないため、とても理解しずらい。
漫画形式にするならば、もう少し図表を利用するべきである。
これなら文章だけのほうがはるかにわかりやすい。
しかも、この内容でこの値段は高い。




マンガ LTCM (ウィザードコミックス)
販売元: パンローリング

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理数系の著者・Dunbar氏のLTCM本は難解でしたが、Lowenstein氏が文系アタマでお書きになった『When Genius Failed』は物凄く面白かったです。金融知らずにも、その人間ドラマと悲劇性は伝わってきて興奮しました。
超地震多発国のマーケット国でスーパー頭脳集団を集めて「絶対の耐震構造を誇る超高層ビル」なるものを建築する。「マグニチュード○○まで耐えることが出来る。マグニチュード○○規模の地震が来る確率は一億年に一度」とかとか自信を持って宣言する。低層ビル(?)の住人たちを見下して、「我々はアイツらと頭の出来が違う」と。「我々には超高度な耐震技術があるんだ」と。ところがある日、想定外の大地震が起きる。そして彼らの壮大なビルは世にも恐ろしい地響きとともに瓦解する。という話だと私は文系アタマで(勝手に)解釈しました。
人生における制御不能な「contingency」の話ですね。これは「神の領域」だと。これを制御しようと人間は様々に知恵を絞るが、「たかが人間の分際」を忘れて「制御し得た!」という驕慢を芽生えさせる時、えてして罰が下る。「不運」という罰が。と言っても、必ず罰せられる訳ではない。それもまた「contingency」の領域。まんま行ってしまう幸運児もいるかもしれないし。
こういう金融ドラマって青年漫画ネタになるんじゃないかなー、すごくドラマチックやん、と以前から思っていたので(井上雄彦あたりの絵で読みたい)、LTCM漫画があると知って入手してみました。しかしこれは漫画としてはどうなんだろう(苦笑)。能面顔のメリウェザー氏がコワイ。本書は完璧に「お勉強漫画」ですね。そう思い直して読み返すと、解説も含めてなかなか内容が深くて、よく分からないけど勉強になります。しかし青年漫画に何故にマーケットドラマジャンルがないのだろう。麻雀ジャンルはあるのに。




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