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和書 505316 (146)



不動産担保の見方と調査表の作り方
販売元: 銀行研修社

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富裕層への資産運用アドバイス例集―運用スタイルを踏まえた金融商品の提案
販売元: 銀行研修社

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不良債権処理を加速させる方法―債務者・債権者を同時に救う!
販売元: エイチアンドアイ

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不良債権処理促進Q&A―緊急経済対策に伴う金融再生への指針
販売元: BSIエデュケーション

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不良債権対策の基本―発生の要因と管理・回収の手法
販売元: 近代セールス社

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不良債権って何だろう?
販売元: 東洋経済新報社

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東京大学経済学部柳川ゼミのメンバーが執筆者。出版から2年以上が経過したが、未だに新鮮で信頼に足る良書だと思う。第1章の「不良債権に関する素朴な疑問」における会計学的説明が一番難しくかつ重要な箇所で、そこを理解すれば、残りの部分は通読しても良いし、取捨選択しながら読んでも良いと思う。いろいろな論者がいろいろなところでバラバラに言っていることを手際よくまとめているだけでも十分価値のあることである、下手なオリジナリティーを主張されるよりも、よっぽどありがたい。執筆者たちのオリジナルな意見がないと言って、本書の価値を低くみるのは、オリジナルなことと価値あることとは本来別のこと(人の言っていることをあたかも自分オリジナルなふりをするのがいけないというだけのこと)であることを理解していない人であろう。




フレッシュマンのための BASIC銀行の業務
販売元: 経済法令研究会

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不惑の金融道―続・支店長のいる風景
販売元: 金融財政事情研究会

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粉飾決算融通手形発見と対策
販売元: 銀行研修社

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粉飾答弁 上
販売元: アスキー

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不良債権処理の基本は「あ・い・う・え・お」で有名な木村剛。
曰く、「あっという間に」「一斉に」「有無を言わさぬ」
「えこひいきなしで」「終わらせる」

そんな木村氏の著書、といっていいのだろうか。
このような表現になったのは、
本書のベースが1万ページにもわたる金融問題についての国会議事録だかである。
そこに、鋭い指摘を加えて上下巻併せて1000ページにまとめている。

そこで繰り広げられる議論は、「匠の技」である。
追い詰める議員、はぐらかす柳澤(前)大臣。
間抜けな質問をする議員、あしらう柳澤(前)大臣。
そういった形で委員会室で対峙し、白熱した議論を繰り広げる。
熱いな議論なのだ。
「そこだ、パンチだフック」などと訳の分からない合の手をうちたくなる。

うちたくなるのには、訳がある。
そこで行われている議論に情熱がこもっているのだが、よくわからない話はある。
それでも打ちたくなる合いの手が出てくるのは、
著者による親切な解説が理解を助けてくれるからだ。
そういった付け焼刃での知識を持っただけでも、
目の前に繰り広げられる熱い論戦に引き込まれていく。
なにしろ、登場人物は政策を作っている第一線の人物なのだ。
また、発刊された時期がタイムリーだったということもある。
実際、刊行された後、内閣改造で柳澤氏は更迭され、
著者は不良債権処理特別チームに入ると報道された。

熱い議論と書いたが、そこに問題があったわけではないことは、
タイトルの「粉飾答弁」が示している。
どのように粉飾されたのか、またその影響はどのようなものだったのか。
当時の金融庁は「大本営」であったのか。
そんなさまざまな視点から読める本書は、
金融に興味のある人はもちろんのこと、
合いの手打つような門外漢にも有益な計二冊である。
T.T


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