和書 507156 (70)
哀憐峠
販売元： 文芸社
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アウトオブチャンバラ
販売元： 講談社
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本書は６つの作品が収録された短編集ですが、戸梶圭太としては初めての時代劇を描いたもの。しかしながら戸梶パワーは全開で、ハチャメチャな時代劇風バイオレンスが描かれます。笑いで江戸庶民の生活実態が語られ、長屋住まいの底辺を、戸梶お得意の激安ヤローに置き換えて……と、戸梶が描けば時代劇もこうも変わるという作品集です。元々時代物は苦手で殆ど読まないのですが、こういう作品ならば喜んで読みたいです。
無法者(アウトロー) (講談社文庫)
販売元： 講談社
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碧(あお)の迷宮〈上〉 (角川文庫)
販売元： 角川書店
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中学生の頃 夢中になった内の一人が氷室さんでした たくさん読み、買いました。初めて青の迷宮を読んだのは何年前だろう…たぶん発売された直後のはず!先日の新聞で訃報が…悲しくて悲しくて つづきを読みたいと長く願っていましたが あきらめがつきました。完結しない小説ですがたくさんの人に読んでほしいです!御冥福をお祈りします。
青嵐吹く (光文社文庫)
販売元： 光文社
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時代物である。謎解きがある。読後、爽やかである。
この三つがこのシリーズの良さである。
むずかしい謎解き？むずかしい時代背景？むずかしい人物感情？
しゃらくせぇ！スッキリ楽しくしたいんじゃ！っていう方にお勧め。
文章表現は、謎の伏線を一応絡ませていますが、それをごまかすぐらいの
主要人物の掛け合いがあり、読中ごちゃごちゃ考えずに読めます。
小説的に終わり方がどーとか、それってご都合主義でしょ？とか、
思う人もいるかもしれません。
でも、とりあえず、私的には「ごちゃごちゃ言ってないで、いいじゃん！終わりよけりゃ！」
な小説です。あっぱれ･･････
いや、時代小説で、問題意識とか感じられたり、なんつーか、あっぱれだけでは終わらない
小説もいっぱいあり、そういう小説も好きなのですが･･･
むしろあっぱれ。もうね、ストレス感じてごちゃごちゃ考えるの面倒くさい人間には
読んで欲しい感じ。文章もカラリとしていて、一気に読めます。
葵 徳川三代〈下〉
販売元： 日本放送出版協会
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「八代将軍吉宗」もそうでしたが、この本もＮＨＫ大河ドラマ原作ではなくドラマの小説化。それだけに描写は簡略化され、テンポのよい筋運び、あっという間に読み終わってしまいます。台詞ばかりで脚本みたいになっている部分も多々有ります。肩の凝らない読み物を探している人や、ドラマを追体験したい人にはお勧めできます。本格時代小説を探している人にはＸ。
葵 徳川三代〈中〉
販売元： 日本放送出版協会
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幕府の礎を築いた徳川三代、家康、秀忠、家光の小説。
場面的には関が原から秀忠没後ぐらいまで。
非常にテンポ良く進むので比較的楽に読めた。
それでいて人物描写もそれなりに濃いので上中下巻続けて読んでも飽きない。
中々良くできた作品ではないだろうか。
葵―徳川三代〈上〉
販売元： 日本放送出版協会
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「八代将軍吉宗」もそうでしたが、この本もＮＨＫ大河ドラマ原作ではなくドラマの小説化。それだけに描写は簡略化され、テンポのよい筋運び、あっという間に読み終わってしまいます。台詞ばかりで脚本みたいになっている部分も多々有ります。肩の凝らない読み物を探している人や、ドラマを追体験したい人にはお勧めできます。本格時代小説を探している人にはＸ。
青い石の話
販売元： 文芸社
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青い空
販売元： 文藝春秋
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歴史の教科書というのは、満遍なく過去にあった出来事を教えてくれる訳ではないのだ、と本書を読んで改めて思い知った。「キリシタン類族」という存在を初めて知る。５代前を遡る先祖がキリスト教徒だった場合（２００年近くも前の話。まさに寝耳に水だ。）、問答無用で特殊なカテゴリに隔てられ、日常生活に各種の制限を設けられる。近隣からは差別され、村八分の扱いを受けるという。ある類族出身の若者の幕末から維新後にかけての波乱万丈な半生を通し、仏教、儒教、神道の真実の事実に迫ろうとする大書。著者の強いメッセージが込められている故、小説の世界から離れ、研究の成果を披瀝する歴史書みたいな部分や妙に説教臭いモノローグ、会話が散見されるが、一読に値する。