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和書 507156 (122)



伊勢物語 私家版
販売元: 文芸社

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伊勢斎王の恋
販売元: 近代文芸社

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伊勢奉行八人衆 (時代小説人情シリーズ)
販売元: PHP研究所

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医聖と神医―中国医学の巨人たち
販売元: 文芸社

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異説 春日局伝
販売元: 毎日新聞社

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異説・壬申の乱
販売元: 新人物往来社

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異説太閤記〈1〉大返し成らず (歴史群像新書)
販売元: 学習研究社

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いわゆる「if」もので、あの時こうだったら歴史はどうなっただろうか、という視点で描かれた作品です。
中国大返しが劇的に過ぎたために、羽柴秀吉は本能寺の変が起こるのを知っていたのではないか、いや彼こそ黒幕である、などと巷では言われていますが、この作品は逆に秀吉は何も知らなかったというシチュエーションとなっています。
そのため毛利との和睦に数ヶ月かかり、その間に明智光秀を謀略で討ち果たした徳川家康が織田家の旧領の大半を握り、織田信長に嫡男を殺された(も同然の)恨みを晴らすために織田一族はおろか旧臣を徹底的に滅ぼしていきます。
柴田勝家、丹羽長秀、前田利家、そして羽柴家の羽柴秀長、宮部継潤が次々と討死していきます。
そんな中で、石田三成を筆頭とする行政官僚による兵站能力があるが故に秀吉は家康に生かされ、以後は小田原攻め、奥州攻めの兵站を任されるに至ります。
しかし、狡兎死して良狗煮らるの例えのごとく、奥州攻めにより東国をほぼ治める目処がたったことで秀吉は不要となり、追いつめられた秀吉は蜂起し、酒井忠次を討って近江を回復するところで1巻は終わります。

主人公は誰か、と言われれば、おそらく秀吉なのでしょう。
家康は徹底して敵役として描かれており、短気・吝嗇・田舎者と酷い扱いです。
かと言って秀吉が英雄とされているわけでもなく、家康に膝を屈していながら「徳川が民のためになるなら恨みは忘れよう」と語り、しかし反骨心だけは失わずに追いつめられれば憤然と立ち上がります。
織田家に恨みを持ち続けていた徳川家臣団が暴発していく姿や、黒田官兵衛、石田三成、小早川隆景らを中心とした対抗勢力の戦いが、人物描写を中心に進んでいきます。
家康をもてあましている石川数正の苦衷も、史実と照らし合わせると巧く表現されています。

2巻以降で秀吉と家康の戦いがどうなっていくのか、蒲生賦秀が秀吉陣営に参じたことがどう影響してくるのか、奥州攻めで追いつめられた伊達政宗がどうでるのか、義に篤い上杉家がこのまま徳川家に味方し続けるのか、どうなっていくか楽しみです。




異説 忠臣蔵 (傑作時代小説叢書)
販売元: 青樹社

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異説幕末伝―柴錬立川文庫・日本男子物語 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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異戦関ヶ原〈7〉 (歴史群像新書)
販売元: 学習研究社

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