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和書 507156 (274)



西郷隆盛 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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西郷隆盛というと明治初期の旧守派の大将で、近代的明治政府の軍隊に鎮圧された賊軍の首領という印象しかもっていませんでした。一方、南洲遺訓といった憧憬者の本もあり、そのギャプを不思議に思っていました。そこで、遺訓を読む前に、この本で一流の時代劇作家の目からみた人物像を読んで見たいと思ったのです。 読んでみると、心に染み入るような西郷の人物像が描かれおり、純粋なるゆえに時代の流れに器用の乗れず、死に急いだ人物の生涯に感銘を受けました。日本流のリーダーの素晴らしさと限界をともに感じた一冊で、社会人にも若い世代にもお勧めできる小著です。




彷徨える帝〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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角川書店は、森村誠一の「太平記」を文庫化したのを受け、それを読んだ読者層を取り込むべく、少し時代の下った足利義教の時代を舞台にした本書をあわせて出版したのだろう。(私もその一人である)
南北朝時代ほどではないにせよ、室町時代の政治については、足利義満以外は学校で詳しく教えてもっらた印象はない。むしろ、金閣・銀閣といった室町時代の文化や、経済状況が中心だったように思う。

この作品は、南朝の流れを汲む後南朝の一派が、南北朝合一の時の両統迭立の約束を反故にした室町幕府に対し、倒幕、南朝再興を目指して繰り広げる駆け引きを、後南朝方の北畠宗十郎、幕府方の朝比奈範冬を軸に描く。物語の鍵は、後醍醐天皇が呪力を込め、その目を見たものは、足利幕府倒幕に駆り立てずにはおかないという黒色尉、白色尉、父尉の三つの能面。義満時代の大内義弘の反乱(応永の乱)も、この作品に登場する関東公方足利持氏の反乱(永享の乱)も、この能面がかかわっている。
黒色尉の面行方を求めて宗十郎と範冬が争うのが上巻。赤松満祐の将軍義教暗殺事件(嘉吉の乱)、嘉吉の土一揆で宗十郎と範冬が、再び相まみえる。
歴史活劇として十分楽しめる作品である。




彷徨える帝〈下〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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侍たちの海―小説 伊東祐亨 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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惨劇―石油王血族 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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四十七人の刺客〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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四十七人の刺客〈下〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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疾風来り去る〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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疾風来り去る〈下〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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修羅海道―清水次郎長伝〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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