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和書 507156 (276)



新釈 水滸伝〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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私が子供の頃、テレビで水滸伝(中村敦夫主演)というドラマがありました。
当時はまだ、中国の時代劇など珍しく、大変な好評を博したように記憶しておりますが、私もそれを見て、原作を読んでみたくなり、学校の図書室でむさぼるように「水滸伝」を読んだのを覚えていますが、最近、その当時、むさぼるように読んだ「南総里見八犬伝」や「水滸伝」などを、改めて、子供向けのモノではない、大人向けの原作に親しんでみたい・・・と思うようになりました。
ところが、そう思って、書店に行っても、なかなか、めがねにかなうモノはないのです。
そんな中で、ようやく、目にとまったのがこの「新釈水滸伝」でした。

新釈・・・という割には、一番、原作に近いのではないかと思う作品でしたが、等身大の水滸伝がそこにはありました。
いたずらに日本人、現代人の価値観に媚びていないし、テレビドラマの水滸伝のように、「正義と悪」というように単純に色分けされてもいない。
なかなか、ショッキングな場面もありますが、こういった描写がオリジナリティらしさ(?)を醸し出しているように感じ、その意味で、もう、原作を読まなくてもいいかな・・・という気にさせる逸品でした。




新釈 水滸伝〈下〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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新選組血風録 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 新しい時代の足音が聞こえる幕末の京都を舞台に、新選組隊士たちのエピソードを描いた作品が15編、収められています。
 京洛を戦慄させた殺戮集団・新選組の峻烈さがひしひしと伝わってくる作品の緊迫感。血煙をあげる争闘の日々の背後で、確実に移り変わっていく時の歯車の音を聞くような臨場感。そして、恐るべき殺人組織を構成する有名無名の隊士たちの、血の通った人間のドラマ。頁をめくるうちに本の中の世界に吸い込まれていくみたいな、無類の読みごたえに夢中にさせられましたね。
 局長・近藤勇の名刀への執着(「虎徹」)、副長・土方歳三の粛清の苛烈さ(「鴨川銭取橋(ぜにとりばし)」)、一番隊組頭・沖田総司の哀しいほどに澄み切った明るさ(「沖田総司の恋」「菊一文字」)など、新選組の面々の性格がその行動とともに、話の中に鮮やかに描かれていたところ。見事だったなあ。それぞれの作品の主人公となるほかの隊士たちにも魅力的な人物が多く、なかでも、「胡沙笛(こさぶえ)を吹く武士」の鹿内(しかない)薫、「弥兵衛奮迅」の富山(とみやま)弥兵衛の人間味に惹かれました。
 作品の配置では、「油小路(あぶらのこうじ)の決闘」が冒頭に置かれているのが引っかかりました。第一番目の話としては唐突な感じがしたんですね。おこがましい申しようですが、「弥兵衛奮迅」の話の後に置いたほうが、作品の読みごたえがより増すような気がしました。
 15編の中、特に気に入った作品は次の三つ。主人公の妖しい美貌にぞくりとした「前髪の惣三郎」、主人公の心境と行動の変化に強く共感させられた「胡沙笛を吹く武士」、一輪の野の花のような、はかない恋の切なさが胸にしみた「沖田総司の恋」。




新選組情婦伝 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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新選組全史 幕末・京都編 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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面白くなかった




新選組全史―戊辰・箱館編 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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文章が うまくない
私のテーストではなかったです




新任家老 与一郎 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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小説政争 自民党の気になる面々 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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情炎くノ一系図 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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情炎くノ一殺法 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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