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和書 507156 (277)



次郎長放浪記 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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この本は阿佐田氏のこれまでの小説とは違い、
あの清水次郎長を題材にした物語。
まぁ麻雀放浪記と共通する「アウトロー間の仲間意識の微妙さ」はあいかわらず かいま見れます。
面白かったかどうかと聞かれると う~んという感じ。
まぁ星3.5、五捨六入で星3つてトコでしょう。




聖戦ヴァンデ〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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フランス革命は、今も不当に高く評価されていますが、同時代のエドマンド・バーク、少し後のトクヴィルをはじめ、冷静に批判している賢人も多く存在します。
フランス革命は、理念のために、あまりにも急激に現実を変えようとし、自由を叫びながら、かえって強制、虐殺を生み出しました。その象徴ともいえるのが、いわゆるヴァンデ戦争です。

作者は、共和国側のジュリアン、王党側のアンリに焦点をあて、それぞれがどのような理念をもち、現実に向き合っていたのかを、描きます(ニコラは少し役割が小さい)。

貴族の名前は長く、フランスのなじみのない地名もやっかいではありますが、一気に読み通せます。

それにしても、作品では後景となっていますが、ロベスピエールの描かれ方は興味深い。悪いやつ!




聖戦ヴァンデ〈下〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 藤本ひとみといえば、コバルト文庫をはじめとしたライト系から出発し、
それでいて深みがありシリアスなストーリー展開が面白さをかもしだしていた。プラス、あま~い恋愛絵巻描写がお得意な作家としての個人的見方もありました。しかし、ついにこの作品でストイックな「歴史絵巻」が書ける作家だったということを証明してもらった。
 正直いうと、藤本さんの本は『ハプスブルグの宝剣』や『ブルボンの封印』
など読ませてもらっていたのだけど、そのどれもが、少女趣味からやっぱり
抜け出せないのかなあ、と思えるような文体・内容でちょっと敬遠してたんだよね。
 けれど、この物語は題材・構成・人物・文体全てにおいて重厚感があり、
まさに歴史大河ドラマといったかんじで◎です!!

 なんといっても、アンリ・ドゥ・ラ・ジョシュラクランの
「ノーブレス・オブリージュ」ぶりに惚れまスた!
 若くて美男で、根っからの高潔なー貴族ーとしての
精神と行動を自らに課し、その名誉と誇りを“維持し続ける”彼の姿は、
「ヴァンデ戦争」において何ら見返りを与えられないことによって、
ひときわ印象的です。
 上巻の口絵に登場するアンリの肖像画の美しきこと!
 その美貌と気質の豪胆さから「大天使」と呼ばれたそうですが、
頷けます。
 21歳という若さなのに、自らの義務と信じる正義から決して逃げない!
いやあ、私は彼に惚れました!

 と、ともに、ヴァンデの叛乱に参加した(せざるをえなくなった)
中級の青年貴族たちの「実直さ」にも感銘を受けます。
 一部物語の演出であることはわかっていますが、決してフランスの貴族
=すべてが傲慢で不遜でいやあな連中、というイメージ
ではないことを教えてくれます。
 「ブルボン王朝」という寄る辺を失い、
剣をとって戦い「散らなければならなかった」彼らの生き様こそ、
一番の悲劇かもしれません。




戦国幻想曲 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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可児才蔵ほどではないにしろ、主家を何度も転々とした渡辺勘兵衛の人生がよく描かれている。さすが池波氏の時代小説は読み易くおもしろい。まさに題名通りの「幻想曲」に相応しい。通産151作品目の感想。




戦国青春記 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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千姫様 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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女流作家が歴史物を書く場合、例外なく女性が主人公になる。本作もその例に漏れず千姫がヒロインである。しかし、千姫ほどの有名人になると作者独自の解釈を入れるのは難しい。その生涯が記録に残っているからである。しかし、作者は架空のお付のもの三帆を登場させ、千姫の描写に幅を持たせている。

千姫は家康の策略で秀吉の遺児秀頼の所へ嫁ぐ。しかし、家康は大坂城攻めを決行する。だが、家康の事、千姫は三帆と共に助け出される。ここからが千姫の第二の人生だが、"おふく"との係りあいなどを通じ、徳川家の揺籃時代を裏側から支える役目を果たす。秀頼脱出説なども採り上げるが、言い古された説なので目新しさはない。それよりも、千姫を中心とした女性達の木目細やかな描写が本作の持ち味であろう。また、文章が平易なので親しみ易い点が特徴である。

千姫という波乱に富んだ人生を送った女性を中心に、徳川揺籃期の女性達の人間模様を平易に描いた作品。




賊将 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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太平記〈1〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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足利尊氏、佐々木道誉、新田義貞と多くの武将が後醍醐天皇が始めて
幕府にたてをついたとき何をしていたのか?余すところ無く描かれておりさすが森村誠一といってしまいたくなるような始まりでした。
二巻以降が楽しみです。




太平記〈2〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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太平記は平家物語と同じく何度読んでもあきません。第2巻ではやはり地方の武士がだんだん北条氏から離れ楠木正成も千早城で再起をかけるという一番の見所が詳しく書かれており読む人をひきつけて話さない
よさがありました。あの森村誠一さんがここまでの歴史小説を書くのか
と驚かされました。




太平記〈3〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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楠木正成が再び挙兵し後醍醐天皇が隠岐を脱出するという太平記の中でも一番のみどころです。また赤松軍の京都侵攻、新田義貞の挙兵と見所満載で非常に面白く読ませていただきました。また足利尊氏の挙兵までの苦悩、佐々木道誉の動向と今後の展開が楽しみでアッというまに読んでしまいました。


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