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和書 507156 (284)



堀部安兵衛〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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堀部安兵衛〈下〉 (角川文庫)
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本能寺〈上〉 (角川文庫)
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信長小説の中ではそれほどおもしろくない。数多い信長作品を読みなれると感動がない。歴史小説133作品目の感想。




本能寺〈下〉 (角川文庫)
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何故に光秀が信長を殺す事になったのか。
この点に関する、言わば全く新しい視点、新しい解釈で興味深い。
まるで、壮大な推理小説を読み解くようで、この従来にない「信長の最も信頼を寄せる光秀」像から
どのようにして、その「信頼される光秀が信長を殺す事になっ」てしまったのか。
この謎は、作者の極めて巧妙な筋立て、論理だてで「信長の最も信頼を寄せる光秀」像が構築された
だけに大変興味深く読み進んだ。

この上巻から、下巻の途中までの作者の筋立てはとっても説得力があったため、かなりの信長贔屓を
差し引いても、なかなか反論するのが難しいくらいだった。
作者の文章は、信長の立ち居振る舞いにとてもよく似合う、凛としてテンポが良い。とってもおもし
ろく下巻途中まで一気に読んでしまうだろう。
しかし、私にとって残念だったのは。まさに「本能寺」と名付けられたこの上下巻合計750頁の作品
で、肝心の本能寺の変にふれたのは、なんと最終章の最後の方の20頁でしかない。
しかも、これだけ周到に組み立てた論理でありながら、「信長の最も信頼を寄せる光秀」が、当の信
長を弑逆する事となった部分は、あまりに性急。突然論理が吹っ飛んでしまった部分がいくつもある。

うーん、これはこれは。
なんともはや。せっかくの好著が、最後の所で画竜点睛を欠くような。そんな印象にならなくもない。
結局の所、歴史上類を見ない天才信長に対する光秀の反乱を、世の通説と異る視点のあることを示し
た意味は大きいが、事は中途で終わっているような、そんな歯切れの悪さを感じてしまった。

信長のフアンであり、作者池宮のフアンとしては、いささかばつの悪い、居心地の悪さを感じた読後で
ある。




謀将真田昌幸〈上〉 (角川文庫)
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謀将真田昌幸〈下〉 (角川文庫)
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謀将 直江兼続〈上〉 (角川文庫)
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天下人家康に「直江状」を叩きつけた事で有名な直江兼続の半生を描いた作品。上巻は"関ヶ原の戦"前夜から秀忠の将軍就任直後まで。題名に「謀将」とあるのが首骨できる兼続の智略が味わえる。

まず、義に篤く視野が広い点に感心する。"関ヶ原の戦"直前は、上杉の武門と三成との盟友関係のため家康と闘う決意を固めるが、主君景勝(謙信の甥)の命に従い忍従する。そして、"関ヶ原の戦"でアッサリと家康が勝利を収めた後は、天下の状況を的確に判断し、主戦派を抑えて上杉家の存続第一に方針転換する。ただし、徳川家打倒の野望を胸に秘めて。そして、米沢への転封、120万石から30万石への大減封に対応するために領土経営にも手腕を発揮する。殖産興業の政策は、上杉鷹山の先駆者と言えよう。兼続の禄高は5万石だったが、自身は1万石しか取らず、残りは家臣に分け与えたと言う。清廉な人でもあったのだ。一方、徳川の宿老本多の次男と我が娘を縁組させ、鉄砲鍛冶職人を自藩に集める等、硬軟織り交ぜた権謀術策を巡らす。ロング・スパンで物事を考えられる人だったのだ。また、米沢から京に至るまでの土地毎の、あるいは季節の折々の木目細かな風景描写が物語に彩りを添えている。

難を言えば、三成を初め兼続と親しい人物達の評価が一様に高過ぎて、仲良しクラブの感がある点である。また、物語に起伏を与える意図か、兼続を仇と狙う四人組が登場するが、さして効果があるとは思えない。その代わり、架空の人物、三成の遺児七法師の造詣は巧み。上巻では対家康の他に、娘二人を亡くす等兼続は苦労続きだった。下巻では兼続の反攻と共に、七法師の成長・活躍が楽しみである。




謀将 直江兼続〈下〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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関ヶ原以降の直江兼続の姿を描いた異色の傑作小説。米沢に減封させられた兼続が、家康との再戦を
目指して生きてゆく姿にはワクワクさせられる。まるで藤沢周平氏の傑作「密謀」の続編の様で、
数少ない兼続小説の傑作。




謀将 北条早雲〈上〉 (角川文庫)
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謀将 北条早雲〈下〉 (角川文庫)
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