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和書 507156 (300)



観光都市 江戸の誕生 (新潮新書)
販売元: 新潮社

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主に江戸時代後期の史料を題材に取り上げて、観光地としての江戸の実態を分かりやすく書いた本です。
現在の日本では、京都のように他地域から観光に来てお金を落としてもらい、地元の人は地元の観光地を余り知らなかったりすると言うのが実態ですが、江戸の場合はもっぱら地元需要をあてにしている点が現代とは異なるなと思いました。一方、「出開帳」は他地方の寺社仏閣の宣伝、財政救済のために賽銭を目当てにして地元から神社仏閣を勧請して大名屋敷を開放する大名達、また、江戸の庶民にアピールするために観光地開発をした徳川吉宗など、現代社会でもありそうな悲喜こもごもの観光事情に思わず苦笑します。
しかしこれらの観光ブームも、参勤交代に代表される徳川幕府の強権的政策の上に成り立っていた物であり、幕末になると江戸の観光は終焉を迎えます。一見楽しい遊興である「観光」も政治に左右された現象であることを教えてくれる本です。江戸好きの人ならおもしろく読めると思いますが、江戸観光と徳川幕府の政策が如実に関係しているのをよりいっそう知りたい方は同じ著者の『徳川将軍家の演出力』も読まれるのをお奨めします。




還魂の花灯―長安異神伝 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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齢2千歳、人間界には5百年生き続けている、人間の血が半分流れている天界の最強武神・顕聖二郎真君を主人公とした中国は大唐帝国・長安が舞台となった神話のお話。天界、人界、はたまた冥界(?)までを巻き込んでの二郎の破天荒な活躍はテンポのよいストーリーと一体になり、読者をもいつの間にか淡い不思議な物語の世界に引き込んでくれます。シリーズものではや5巻を迎える今作では、あじのある仲間(家来?)達も随所でその存在感を発揮し、物語にふくらみを持たせています。また著者の中国史の知識には細かい点までよく考証されているので、読むほどに主人公達の活躍が容易にイメージできるのも面白さの秘訣でしょうか。一読あれ。




寒桜の恋―旗本絵師描留め帳 (小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ)
販売元: 小学館

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寒桜の恋―旗本絵師描留め帳
販売元: 福武書店

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漢将李陵
販売元: 叢文社

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完四郎広目手控 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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はなしもおもしろいけど、なんったって挿絵に使われている浮世絵が良い!!
さすがは浮世絵の大家!センスがいいですなぁ。




完四郎広目手控
販売元: 集英社

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黒船来航の直後の江戸時代を舞台とした連続短編集。
ありとあらゆる噂、情報を得て、それらをうまく活用する(瓦版で書き立てて人心を煽り世論を動かすなど・・)広目屋「藤岡屋由蔵」。「藤由は人の噂で飯を食い」と川柳で読まれたほどの情報通、由蔵のとっつぁんが営んでいる店だ。そこに寄宿しているのが、めっぽう腕の立つ浪人、香冶完四郎。父はれっきとしたお旗本、また伯父は奥祐筆の組頭を勤めるという、素晴らしい家柄ながら、「親と俺は別」と嘯きながら、ぐうたらな居候生活を続け、武士を捨てると豪語する。ところが、彼、明晰な頭脳をそのぐうたらな顔の裏に隠している。またそこに絡んでくるのが、いつも黒紋付をまとっているおかしな男、戯作者仮名垣魯文、不思議な力を持った少女お映。彼らが組んで、不思議な事件、噂の裏をとき、また人々を救う。
どれも、ちょっと不思議な事件という触れ込みの情報や噂を得た完四郎が、冷静に分析し、そのからくりを見抜くというものばかりで、面白い探偵ものになっている。
歴史上の有名人もところどころに登場し飽きさせない。
最後2篇はお江戸を襲った地震絡みの事件で、他の話とはちょっと趣が異なる。





奸臣狩り (光文社文庫)
販売元: 光文社

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寛政・お庭番秘聞 (ノン・ポシェット)
販売元: 祥伝社

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奸賊を斬る (広済堂文庫)
販売元: 廣済堂出版

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