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和書 507156 (336)



鬼女の花摘み 御宿かわせみ(30) (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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江戸の風情、人情に重きがおかれた作品で、それが良くも悪くもマンネリ化してきたような気がしていたが、今作は、久々に夢中になって読みました!

「吉松殺し」「蓑虫の唄」の二作、けっこう長い作品で、謎解きが続き、犯人が最後までわからないおもしろさ。登場人物の多さにも苦労しましたが、これくらい厚くないと、物語が広がらない!

麻太郎、源太郎の登場する作品が増え、るいの出番が減ってきたなあ。気のせい?

表題作「鬼女の花摘み」、以前新聞で読んだ、凄惨な幼児虐待事件と似ていて、胸が痛くなりました。
江戸時代ですら、虐待を疑われる親子関係に踏み込んでいけない、もどかしさ。
裁きも、殺された子供の無念を晴らすほどのものではなく、灰色のもの。
現代に起こる虐待事件の後味の悪さと似ていて、救いがありませんでした。

でも、とぼけた笑いをとる宗太郎、家族愛に泣ける長助一家のくだりを読むと、「かわせみ」の世界っていいよなあ、と純粋に思えます。




鬼神―人斬り弥介秘録〈其ノ2〉 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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傷―慶次郎縁側日記 (慶次郎縁側日記)
販売元: 新潮社

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傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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何度も何度も読み返している本。
なぁんていうんだろう?お互いさま?余韻がある?

むかしっから。
人はひとりでは生きていかれてないんだよね。
迷惑なんだろうか?甘えなのでしょうか?おせっかいなんだろうか?
充分こすれてあっている。人と人。心と心。

元同心 森口慶次郎を中心としたお話。
慶次郎が根岸の寮番となって、一緒に暮らしている佐七。
慶次郎の養子 森口晃之助。その妻の皐月。
手下だった、吉次や辰吉。

慶次郎と佐七はかけあい漫才というのか、佐七にお世話かけっぱなし感あり。で。
慶次郎と晃之助は、微妙な親子だし・・・。
慶次郎と皐月はもっと微妙かな?。
ふふふっ。
おもしろいよ。人間模様。
いろんな人の想い。がね、編んであるって。感じ。
ほろっときます。
涙ぐんで。考えさせられます。よ!

『その夜の雪』は慶次郎のお話なので、泣いちゃうけどここ重要。





木津川を泳いだ大仏―元禄山城有情
販売元: 文理閣

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絆―ある地方医一族の記録
販売元: 碧天舎

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棋聖忍者・天野宗歩〈1〉富士見の玉将 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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 もともと、碁打ち・将棋指しが徳川幕府に召し抱えられたのは、かれらをつうじて各大名家の事情に通じる、という目的がひとつあったことは周知のことと思われる。つまり、かれらはスパイとしての役割を期待されていたのだ。この史実をもとに、棋聖天野宗歩は実は幕府の隠密だった、という発想で描かれた本作。作者の斉藤栄は東大将棋部の出身であり、かなりの実力者ということである。作品中に当然のことながら宗歩の実戦譜が登場するが、解説は高段棋士の意見を参考にしているとは思われるが、中には棋譜を暗号として読む、という、いかにも推理小説家らしい発想も登場し、なかなか興味深い。
 江戸時代の棋士に興味がある方は一読の価値のある小説だ。




棋聖忍者・天野宗歩〈2〉青嵐の棋客 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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棋聖忍者・天野宗歩〈3〉風雲京洛の巷 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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棋聖忍者・天野宗歩〈4〉江戸の花吹雪 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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