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和書 507156 (364)



空海の風景〈上巻〉
販売元: 中央公論新社

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歴史小説ではなく、弘法大師空海の生涯を辿ったもの、また司馬氏のコメントによって成り立っている本です。
空海の足跡をたどり、その時代について、また風景の現在と過去を比べるという特殊な方法によって、その実像に迫っていきます。その描写の仕方が、さすが司馬氏という感じです。
上巻は空海を取り巻く風景、人々を描いたもので、本格的で少々難しいのもになっています。
下巻の方が読みやすかったですが、この上巻あっての下巻なのでしょう。下巻では、空海の人となり、生涯におけるエピソードなどが語られています。




空海の風景〈下巻〉
販売元: 中央公論新社

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上巻ほどの難しさはなく、一気に、のめり込んで読めました。
下巻は空海のひととなり、生涯のエピソードについてかかれています。下巻の方は、小説に近い感じでしょうか。
空海は初めから天才ではなく、自分の才能を最大限引き出す力に長けていたとか、聖人君子ではなく、ドロドロした部分も沢山持っていたとか、教科書からは見えなかった部分が読めて面白いです。
傍若無人なまでのキャラの立ちかたが、素敵でひきつけられます。




空海秘伝 (人物文庫)
販売元: 学陽書房

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 その人が「何をなしたか」それを書くのは偉人伝だ。この長編小説はそれを書くのが主目的ではなく、「いかになしたか」すなわち、成就達成のプロセスに存在する【葛藤】や【苦悩】を描こうとしている。空海という宗教界の巨人を【一人の精神の旅人】としてとらえ、その内面の葛藤や苦悩に鋭い視線を注ぎ込んでいる。
 物語は十五歳の佐伯真魚が学問(儒教)を修めるために新都の長岡京へ出て来るところから始まる。後の空海である。真魚の精神の彷徨は、この後、魂鎮めを行っていた道教に惹かれたことで転機を迎える。そして、人の生き方を弾ませる教えとしての仏教の存在を教えられる。山中で密教の瞑想修行をし、一切を肯定する密教の陽射しの、溢れるような明るさに惹かれていった。
 密教道場を開くため、高野山に登る。密教によって【煩悩】を人の幸せづくりに振り向けさせる力を、誰しも親しめる形で示せないことに、空海は【苦悩】する。そして、今の世のそのままを浄土とできるように、気持ちを内から調えていく仕組みを求めて、高野山での修行は更に続いていく。
 仮に苦しくても、生きていることを喜んで今を生き切れば、それはすでに仏だとする。「即身成仏」「現世荘厳(げぜしょうごん)」という教えの魅力もそこにある。
 作者の空海への思いには、自らの青春期からの【彷徨】に対する思いが重なっている。次の一句が最も作者の言いたいことであったであろう。

    一途に前に進んでいるときほど、[わが身は厳しく慎む]こと、
            [内に向かって生き方を問う]姿勢が大切だということである。




空海秘伝
販売元: 東洋経済新報社

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空花―ある女敵討の家系伝説〈上〉
販売元: 作品社

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空花―ある女敵討の家系伝説〈下〉
販売元: 作品社

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空谷の跫音―朱印船難破始末記
販売元: 日本図書刊行会

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空中戦士稲妻
販売元: 叢文社

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 ノモンハン事件から第二次大戦末期までの陸軍航空隊のヒーローを描いた作品。どこまでがフィクションだかわからない痛快活劇。飛行機をテーマにした日本の小説ではこのような史実に基づいた娯楽小説は少ない。登場する飛行機は97式戦闘機から疾風まで。航空ファンには是非ともお勧めの一冊。




九鬼嘉隆―信長・秀吉に仕えた水軍大将 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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傀儡刺客状―柳生十兵衛控 (広済堂文庫)
販売元: 廣済堂出版

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