戻る

前ページ   次ページ

和書 507156 (399)



見番―吉原裏同心〈3〉 (光文社時代小説文庫)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






モンゴルに拉致された中国皇帝―明 英宗の数奇なる運命 (研文選書)
販売元: 研文出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 16世紀の半ば頃、モンゴル軍来寇の報に接した英宗正統帝は、お気に入りの有力宦官・王振の甘言にのせられ、満朝の反対を振り切り50万の大軍を引っ提げて親征の旅に出立します。しかしながら戦意に欠ける親征軍は、王振に引き摺られて長城ラインを彷徨した挙句、ついに土木堡という場所でエセン・ハン率いるモンゴル軍の急襲に遭い、全軍は覆滅され、あろうことか皇帝本人が捕虜として拉致されるという憂き目を見ることになります。そしてこれは、明側・モンゴル側それぞれの権力者のさまざまな思惑を孕む外交的・戦略的な駆け引きとの幕開けとなったのでした。
 本書は、日本では馴染の薄い「土木の変」から「奪門の変」に至る経過につき、ある程度の背景も含め、一般向けに分かり易く解説したものです。著者自ら「歴史ドキュメントを試みた」と述べておられるように、物語風の記述であり、読み物としてたいへん面白く、読みやすい内容となっています。
 中国とモンゴルの関係、明朝の軍事制度、宦官たちの機能と権勢などにも触れられており、明中期史への入門書としてもそれなりに良い出来だと思います。
 さて、私ごとで恐縮ですが、小生が北京に暮らしていた頃、住んでいたマンションの近所に王振の邸宅跡がありました。今は仏教音楽で有名な寺院となっています。けっしてメジャーなスポットではありませんが、往時の面影も然るべくとどめており、なかなか良い雰囲気の場所です。本書を読んで、あの寺のことなど懐かしく思い出しました。




権謀の裏 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






権謀の大地―華陽国志〈4〉 (C NOVELSファンタジア)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






剣法一羽流 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






剣法奥儀 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






剣法奥儀―剣豪小説傑作選 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者が柳生家菩提寺の芳徳寺を訪れた時、住職に見せられた古びた写本『旅不知』。それは剣法各流派の奥儀・秘太刀に関する究明の書だった。この『旅不知』をもとに、各流派の奥儀の名前のついた由縁となった話や秘太刀にまつわる話など七作を収めた短編集です。
一刀流、先意流、柳生流など、取り上げられている剣法の流派は、おそらくは実際にある(あるいはあった)ものばかりなのでしょう(天井に逆さにぶら下がったり、畳を蹴返したりと、ちょっと怪しいものもありますが)。また、一刀流「青眼崩し」、先意流「浦波」、知心流「雪柳」、柳生流「八重垣」等、奥儀名も実際のものだと思います。『旅不知』からの抜粋の一文を各作の冒頭に附し、これら各流派の兵法談が語られていくのですが、解説によると、もととなった『旅不知』が、どうやら著者の創作らしいとのこと。著者の流麗な筆致に魅せられ、他の作家も『旅不知』をもとにした小説を書いていないか、『旅不知』が現代語訳付きで一冊にまとまっていないか探してみようと思いながら読んでいたので、これには見事にやられました。
時代小説が好きな人ならきっと気に入ることでしょう。ぜひご一読を。




剣魔稲妻刀 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






剣狼―徒目付事件控 (青樹社文庫)
販売元: 青樹社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






隙光―明智は天の意志を見た
販売元: 日本図書刊行会

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ