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和書 507214 (34)



小説政界三国志〈第5巻〉第1次“一龍戦争” (広済堂文庫)
販売元: 廣済堂出版

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天罰人事 (広済堂文庫)
販売元: 廣済堂出版

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野望候補者 (広済堂文庫)
販売元: 廣済堂出版

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高卒副頭取 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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サイキック戦争(ウォーズ)〈2〉 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

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復讐のフェスティバル (講談社ノベルス―超能力者シリーズ)
販売元: 講談社

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星乃国邪神伝説 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

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世界デフレは三度来る 下 (講談社BIZ)
販売元: 講談社

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とにかく面白い。下巻になり、白黒からカラーになったようなタッチの変化があり、重厚感は薄れたような気がしたが、橋本龍太郎や宮沢喜一の右往左往は、リアルタイムでは、まったく認識できなかっただけに、強い印象が残った。まるで、コメディである。
それにしても、上巻でみた、高橋是清の骨太の指導力と比較して、現代の政治家の線の細さは、何とかならないのだろうか。
ただ、回復に長い時間はかかったが、高橋是清後には、太平洋戦争が待っていたが、宮沢喜一後にその予兆ない。平和は、維持されている。それでよしと考えたい。




世界デフレは三度来る 上 (講談社BIZ)
販売元: 講談社

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本編は、貨幣制度に焦点を当てた経済の書物であるとともに、壮大な歴史物語である。例えば、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいるように、登場人物の息づかいが聞こえてくる。著者の筆力には敬服する。
物語は、日本で言えば明治初頭の英国の経済情勢から始まる。そして、金本位制、銀本位制、その併用といった貨幣制度を明治の伊藤、福沢、渋沢、松方等がどのように考えていたかにつながっていく。また米国の状況も饒舌に語られていく。有名な「オズの魔法使い」の物語は、実は当時の米国の貨幣制度の政治的状況をもじった寓話であったことも、エピソードとしておもしろい。
高名なケインズが、第一次大戦の戦後処理に関して、戦敗国を含めた世界経済の建て直しに心を痛めるも、英米の思惑のため、その政策は採用されなかった。この誤った戦後処理が、世界をして、第二次大戦への一歩を踏み出させることになったくだりは、経済面からの一面的な見方ではあるが、心に迫るものを感じる。
本書は、高橋是清をブックカバーにし、二・二六事件での彼の非業の死を持って幕を閉じる。高橋らの恐慌に対する経済政策の是非を、当時の状況を踏まえながらも、現在の経済学の視点で評価し直す過程もおもしろい。FOMCのグリーンスパンやバーナンキなど今耳目を集める人達の金融政策論と比較して、語れるその内容たるや、筆者の面目躍如というところか。

さてこれから、今度はグリーンスパンをブックカバーにした下巻を読むとしよう。




バイアウト~ハゲタカ2~上 (講談社BIZ)
販売元: 講談社

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「ハゲタカ」の続編。
鷲津の本領が発揮される面白さは前作よりダイナミックではある。
芝野との対立軸が今回は大きな敵を前にしてあらたなポジションに変化していく。
前作で登場した食えない輩も登場してさらにスケールアップした展開は、買収の規模もその戦略も前作を上回る設定となった。
鷲津には思いがけない展開が用意され、スリリングで面白い。
だが、前作にあったジャージーなセンチメンタリズムが無く、アランの死も唐突な印象があり、その設定が果たして生かされているのかどうかは疑問だ。

企業戦士とその実態を描くことにかけてはたんなる経済小説にしないうまさがあっていいのだが、鷲津のプライベート、特にミカドホテルの貴子が登場するとたちまち鷲津の魅力が失われるようでならない。

重箱の隅をつつくようなことを書いたが、一気に読ませる面白い小説であるのは間違いが無い。




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