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和書 507214 (80)



凛冽の宙
販売元: 小学館

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著者の作品を読むのは初めてだった。

経済小説と呼ぶには内容が軽すぎる。経済ド素人の私でもスラスラ読むことができ、読んだ後に経済の専門用語や仕組みについて詳しくなったという気になるわけでもない。人物や心理描写に深みがないので、読みモノ的な小説としてもいまいちである。知名度が高い作家なので、期待して読んだので残念。他の作品にもう少し評価の高い著作もあるようなので、それらも読んでみようとは思う。




流転賦
販売元: 文芸社

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レジスタンス
販売元: 講談社

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6編の短編を集めた「レジスタンス」。江上氏の小説はどうして同じような内容が多いのだろうか。基本的には、金融庁検査、不良債権、要注意先か破綻懸念先、引当金、貸し剥がし、総務部、広報部、総会屋、外資ハゲタカ、銀行合併、特に大阪の四和銀行と名古屋の東海道銀行(或いは海道銀行)という単語、主題が多く、大抵いずれかがテーマになっているから不思議だ。例えば本書では5編目「いつかの、本番のために」にもこの合併銀行、UFJ銀ならぬWFB銀だ。そして江上氏は旧三和が嫌いなのか、常に四和銀行にはすごい描き方だ。「婚期を逃した男女の出来ちゃった婚」(確かに…)、「下品、強引な銀行」(確かに…)、「四和の東海道いじめ」(確かに…)と面白い。しかしながら、この短編集の中で、確かに最後の「機械の声」は江上小説には珍しい種類の銀行員主人公であり、その終盤はなかなか泣かせる物語であった。




烈風―小説通産省
販売元: 講談社

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練金(キャッシュ・ジャンキー)
販売元: 新潮社

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連鎖破綻―ダブルギアリング
販売元: ダイヤモンド社

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バブル前後の保険会社の乱脈経営を描いた金融小説で、登場人物もわざと名前が変えてあるものの、実在の人物をモデルにしている、ノンフィクション性の高い作品である。破綻寸前の生命保険会社、勢いづく外資系金融機関、不良債権処理にあえぐ銀行、金融庁などの関係がかなりのリアリティをもって書かれている。当時、ほとんど新聞報道ベースの表面的な事実しかフォローできなかったが、きっと4、5年前の報道の裏側の状況はこうだったんだろうなあと想像しながら読み進めることができ、なかなかエキサイティングだった。良質の金融小説である。




悪の論理―大型合併の悲劇
販売元: まほろば書房

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〈新装版〉 欲望産業 小説・巨大消費者金融 上 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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〈新装版〉 欲望産業 小説・巨大消費者金融 下 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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〓火―東京下町物語 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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