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和書 507216 (4)



101号室の女 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

【101号室の女】
ヒッチコックの『サイコ』のパロディ的作品。映画を知らなくても楽しめるが、
やはり見ておけばニヤリとする場面多数。あんなお母さん、私も嫌だ・・・・

【眠れ、わが子よ】
ちょっとラストに無理があるような気がする。
それに、妻と喧嘩した描写を読んだとき、なんとなくラストまで読めてしまった。

【網走まで】
差出人が別々の手紙で話が進む、想像力を書き立てるスリラー。
花屋は最大の○害者?

【石廊崎心中】
文字通りのどんでん返し。感情移入しやすい人は、一発でやられます。
だけど伏線が弱いかなぁ。もう少しヒントをちりばめてくれれば、最後に
ヤラレタ!って感じが強いと思うが・・・

【恐妻家】
これ、残念ながら別の作品でも読んだことがある。この展開は読めてしまった。
ただ、ラストのゴタゴタは想像して笑える。

【わが子が泣いている】
これは理不尽の一言。石廊〜と同じく、このラストまで引っ張る伏線が見当たらない。

【殺人計画】
笑えます。そして、オチ最高!
必死な筆者とノンキな編集者のやり取りはニヤけてしまう。

【追跡】
「ぼく」の描写を注意深く読むと、ラストが読めてしまいます。
あと、ヤクザがコミカルというか漫画チックというか・・・・・・笑えました。
笑い所かどうか分かりませんが。

【わが生涯最大の事件】
これも「計画殺人」や「網走まで」と同じく、執筆文体の作品。二転三転する犯人像に
手に汗握ること間違いなし。しかし、「こんな描写を執筆できるのか?」と、設定に
問題がある場所多数。

〔全作通して〕
世にも奇妙な物語の原作にもってこい。




101号室の女
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

折原さん期待通りのお話でした。




10ドルだって大金だ (KAWADE MYSTERY)
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

起・承・転・結の明快な短編集です。

一編はおおむね15分で読めます。
結のツイストも効果的でO・ヘンリーばりの鮮やかさです。

結末にはニヤリとして殺人者でも憎めません。
各々映画やTVドラマにしても楽しめる作品ばかりです。

軽妙な語り口の落語を聞いているようです。
読後楽しくなるような本はめったにありませんよ!





110便、緊急着陸せよ (双葉ノベルズ)
販売元: 双葉社

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11の物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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最初の「かたつむり観察者」からして極めて気持ち悪い話。
食用かたつむりを飼育する趣味を始めたノッパード氏、かたつむりは次々と産卵、数が増えて・・・部屋中に・・・
読み始めて感じる「あ〜あ、やっぱりな〜。」的な嫌な予感がそのまま訪れるラスト。それにしても最後の部分の描写は秀逸。
で、しばらく読むと「クレイヴァリング教授の新発見」でまた現れるかたつむり(今度は巨大かたつむりが2匹!!)
また「あ〜あ、やっぱりな〜。」的な嫌な予感がそのまま訪れるラスト。
(それにしても「溺れるか、生きながら食われるか」って救いようが無い最後ですね。)
ちなみに解説を読むと作者ハイスミスの趣味のひとつに「かたつむりの観察」があるようです。(どんな趣味だ???)
その他にも妄想がエスカレートしていく果ての『ヒロイン」、少年の心が食用のすっぽんとリンクして壊れて行く「すっぽん」等、
人間の歪んだ深層心理を痛烈に描き出した作品もあり、一読して忘れられない作品が多く収録されています。
他では中々読めないオンリーワンな短編集です。




11の物語 (ミステリアス・プレス文庫)
販売元: ミステリアス・プレス

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パトリシア・ハイスミスの小説は、翻訳されたものは長編・短編集を問わず、ほとんどすべて読んでいますが、中でもいちばん人に薦めたいと思うのがこの「11の物語」です。

ここに収められている短編は、ミステリーの範疇に入る内容ではあるけれど、ミステリー好きだけに読ませておくのはもったいないクオリティーの高さを誇っています。かたつむりが出てくる2作品、「かたつむり観察者」と「クレイヴァリング教授の新発見」の不気味さは、一流の描写テクニックによるものですし、「すっぽん」では子どもの心理、「モビールに艦隊が入港したとき」では大人の女性の心理が見事にとらえられています。

反対に、ハイスミスは文学寄りだから好みじゃないと決めつけているミステリー・ファンには、「ヒロイン」や「アフトン夫人の優雅な生活」を読んでほしいです。ミステリーを読み慣れた読者でも、この結末にはびっくりするでしょう。

本書にはグレアム・グリーンによる序文がついていて、これがまた見事です。ハイスミスを紹介するとき必ずといっていいほど引用されるのも当然の名解説です。




11の迷路 (1979年)
販売元: 講談社

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11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)
販売元: 光文社

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犯人であって欲しくない、と自分が個人的に思っていた人が犯人だっただけに、なんだか泣けてしまった。事件は全て仕組まれて起こるものではないんだなあと。偶然がいくつも重なって、誰かが誰かを殺してしまう。必然と偶然の境目って、紙一重だよね。大切な人はそれぞれ違うから、だから事件は起きてしまったのかもしれない。一気に読めてしまうけれど、読後はなんかちょっと悲しみが残った。




11文字の殺人 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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読み終えて思ったのは、「なんだが、二時間サスペンスになりそうな作品だなぁ〜」というものであった。物語のスケールや殺人の動機…etcが、二時間サスペンスを連想させ、少々チープな感があるのは否めない。また、犯人がなんとなく分かったという人が多いのではないだろうか?そういった意味では、代表作にはなりえない作品だと思う。ただ、そういった面を差し引いても、物語に引き込むだけの面白さがあり、中々読ませる作品であったと思う。
本作品の良いところは、単に「犯人はこいつ!」というラストにならないところである。様々な人間模様が交錯して、一つの事件があったことが、最後に明らかになる。それが、良く書かれていて、「犯人が誰それだ!」といったものとは別にまた面白い。
話の内容も分かりやすく、ページ数も300程度と、気楽に読める。読んで損はない一冊である。





11月そして12月 (C・NOVELS―BIBLIOTHEQUE)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

高校生~大学生にかけて著者の作品は私にとって「青春の書」でした。今手にとってもアマアマ人間だった自分を思い出して心に響きます。


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