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和書 507216 (86)



あと始末屋 (ケイブンシャ文庫)
販売元: 勁文社

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あどけない殺人 (ヴィレッジブックス)
販売元: ソニーマガジンズ

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犯人についてのヒントが劇中に多すぎてミステリーとしては三流だと思う。
なんとなく作者が描きたかったのは極上のミステリーというより人間の心の闇という部分や多発している少年による銃乱射事件がなぜ起こったのかを専門家などに取材を行うことによって出した自らの結論という部分だと思った。だが、今作品の登場人物には影がありすぎるように感じる。影があるから明るく振舞ったり、影があるから人と距離をおいたりと、人物設定が安易すぎはしないだろうか。
唯一、ベッキー・オグレディーの兄に対する思いやりや台詞だけはとても良かった。




あなた (角川mini文庫)
販売元: 角川書店

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あなた
販売元: 新潮社

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分厚いハードカバーに、気持ちヘビーなホラー小説。純愛を描きたかったのか、それともホラーを書きたかったのか、不明瞭な部分も多くて、乃南アサにしては、珍しくボンヤリした印象の作品だったと思う。一方で、こういう作風を好きな人には、堪えられない仕上がりなのだろうな、という思いもあって、読み手の気分次第でどちらにでも取れる(当たり前か)のかもしれない。
どこか超常的な独白が、主人公である青年・川島を恋慕し、嫉妬し、愛想を尽かして行く様が不気味ではある。源氏物語で、生霊になった六条御息所の現代版、と言ったところだろうか。
記憶に間違いがなければ、いつだったか、斎藤由貴の主演でドラマ化されたと思うのだが、相手役も覚えていない。
結末の予測もつけやすく、決して悪くはないけれど…




あなた〈上〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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乃南アサさんの作品嫌いではないんですが…あらすじを見て面白そうだなぁと思って買ったのですが、読み始めていくうちに段々気持ち悪くなっていって何か駄目でした。なので下巻を買うつもりはありません。続きもあまり気にならなかったので…。




あなた〈下〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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「狐が憑く」「霊媒師」などなど一歩間違えるとキワモノ系にいってしまいそうな題材を見事に切なく迫力のある作品にしあげている。
確かにここまで想いがつのっていけばこのような現象も巻き起こしてしまうのかもしれない、とさえ思ってしまった。
「あなた」を見つめている主からの視点と主人公秀明からの視点の切り替えがとてもうまくさすがだと思いました。




あなたから逃れられない (集英社文庫)
販売元: 集英社

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85年発表の小池初期のミステリー。
彼女の初期のサスペンスものの中ではとても面白かった。
不倫中の金持ちの人妻、エキセントリックな愛人、王のようにのさばる金持ちの夫、奴隷のようにかしづく老いた家政婦。単純に見えた一つの事件をきっかけに、2重、3重にも複雑になっていく。
森瑤子が興味深い解説文を捧げているのも'めっけもの'の1冊だった。




あなたがいたから―妖怪探偵犬姫〈4〉 (ぶんりき文庫)
販売元: 彩図社

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あなたがいない島―本格のびっくり箱 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

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シリーズ第2段。唯一つの携帯品の持参が許された心理学調査用の無人島でのイベント。そこで起こる盗難と連続殺人事件。ありふれた設定のようだが、事件の斬新さと石崎、ミリア、ユリの爆笑トリオ漫才で相変わらず読ませる。でも、石崎さん、会社大丈夫なんですか ?

各人が島に持ち込める品を1つに限定しながら、島には冷蔵庫、エアコン等の生活用品が揃っているという矛盾を突いた推理は鋭い。これをミリアがトランプを使いながら長口上で説明するシーンが堪らなくオカシイ。事件の裏に隠された人間心理の異常性が最後に浮かび上がって来る構想も秀抜。

掛け合い漫才風のユーモアで読み易さに配慮すると共に、本格のツボをキッチリと押えた秀作。




あなたが名探偵 (創元クライム・クラブ)
販売元: 東京創元社

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 本格ミステリは全てすべからく犯人当てミステリではないが、逆は真なり――と、本格の中にはアリバイ崩しや倒叙ものもあるんだから当然でしょ、というなかれ、犯人当てというか「読者への挑戦」付きミステリにはその枠組みの中で洗練されたアノ手コノ手のワザがあり、何なら鮎川哲也の創元推理文庫から出ている短編集を読んでくださいませ、いやーホントにン十年も前にこんなことを考えたひとがいるなんて、ちょっとした感動を覚えますですよ。近年、この種の感動を覚えたのは愛川晶『カレーライスは知っていた』(光文社文庫)。文句ナシの怪作集。
 さて本書はこれらとくらべると、まーずいぶんスマートな出来(笑)。解答を公募したのだから仕方ないといえばそうなんですが。でも「カレー――」も懸賞小説だったんだけれど(しかも賞品自腹)。スマートなまま綺麗に解答編を纏めた法月綸太郎のが私のベスト。この「ゼウスの息子たち」は正解率50%を狙った上で、物語を仕立てたと思う。


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