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和書 507216 (187)



ぬきさしならない依頼―ロスの探偵エルヴィス・コール (扶桑社ミステリー)
販売元: 扶桑社

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警察の特務チームが、街のギャングと組んだら最強だが、これを特務チームの若い警官のガールフレンドの依頼でエルヴィス・コールが助ける話。特務チームやギャングとのやり取りがかなり迫力あり、話も面白い。シリーズ中でも1,2の出来ではなかろうか。ラストも頷ける内容だし、悪いけどスペンサーものより遥かにいい。ただし、パイクよりホークの方が強そうだけど(^^;。それにしても、非常に共感できる主人公だ。




ぬくもり (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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藤田氏が奥様の小池真理子氏が直木賞を取ったあと、無心に書き綴った短編です。
ガラス工芸師、野球選手、ドールハウス製作など、藤田氏らしく、職人気質の中年男女が登場します。独特の世界に生きる人間ならではの、価値観、喪失感、切れ味の良い決断が小気味良く伝わってきます。

「風鈴の女」は特に心に染みる作品でした。妻に先立たれた親友辰吉のために、自分の妻に身の回りの世話をさせた松倉。やがて辰吉が年の離れた後妻を迎えたとき、降りかかる家族のゆがみ。松倉の妻、辰吉が亡くなったあと明らかになる真実に、読み手は予想していたことがやはり事実だったのかと納得しつつ、なにか、中年男女の弱さ、寂しさを知ります。40代以降の年代の方なら琴線に触れるものがあるに違いないです。

男性が主人公になっているものばかりなので、女性には少しかけ離れた思考もありますが、人間、生きている限り異性を求めているんだなぁと思わせる作品集です。




ぬくもり
販売元: 文藝春秋

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ぬすまれた放課後 (講談社漫画文庫―松本洋子ミステリー傑作選)
販売元: 講談社

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ぬすまれた放課後 1 (1) (講談社コミックスなかよし)
販売元: 講談社

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赤川次郎先生の‘死者の学園祭’の漫画版。
深キョン主演で映画化もされたね。

さぁネタバレ注意↓
主人公の親友の飛び降りからスタート。
女子高生コナンもどきな主人公は
事の真相を探る為に頑張っちゃうんだけれども
その後もジャカジャカ女子高生が死ぬ死ぬ…
実はスゴイ組織?が裏で絡んでるんだけど
知らぬは主人公だけで~といった
典型的な赤川ミステリー?! 
目が離せないスピーディーな展開。
原作の雰囲気を失わせない作者の手腕は流石。

この作者サマ、ミステリー書かせたらピカ一。
オリジナルでは‘見えない顔’‘すくらんぶる同盟’
‘闇は集う’がオススメ。
‘すくらんぶる~’なんてテレ朝の木9向け。




ぬすまれた放課後 2 (2) (講談社コミックスなかよし)
販売元: 講談社

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ぬり絵の旅 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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学生時代に知り合った二人は、八年後に再び出会う。そして、一度も行った事が無い場所へ旅をして、塗り絵をする事を思いつく。それは2人の距離を埋める旅でもあったが、その結果は・・・。




ねじの回転―February moment (上) (集英社文庫)
販売元: 集英社

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1936年2月26日の陸軍若手将校による憂国のクーデター「二・二・六事件」とタイムトラベルの組合せは、宮部みゆきの名著「蒲生邸事件」(1996年)と同じですが、そちらの方が小説として優れていました。

本書は恩田陸が「二・二・六事件の意義」、「日本は米国の属州であるという考え」、「AIDSとそれさえ利用する資本」、「どの国ももはや止められない米国の度重なる戦争遂行」等の壮大なテーマ(課題)に、SF的要素を用いて文学という武器で果敢に挑戦した意欲作ですが、

個人的には著者の思いを描ききれておらず(伝わってこず)、消化不良に感じました。「二・二・六事件」という憂国の狂気を実在の人物を登場させて扱うには力量不足感を否めません。恩田陸は個人的にはファンタジー的な氏独自の世界を描く時にこそ、その真価を発揮する作家だと思います。

本著が面白かった方は、違った角度で「歴史」「二・二・六事件とその戦争時代」「人の悪意と善意」が描かれている「蒲生邸事件」も一読されては如何でしょうか。そして、「二・二・六事件」自体に興味を持たれた方には、以下の本をお薦めします。少し世界の見え方が違ってくるかも知れません。

1.英霊の聲(三島由紀夫)、河出書房
2.神々の軍隊「三島由紀夫、あるいは国際金融資本の闇」(濱田政彦)、三五館

蛇足ですが、三島と親交の深かった美輪明宏は氏の切腹自死の前に宴席で三島の後ろに「二・二・六事件」の先導者の一人「磯辺浅一」を見たそうですが、作家宮部みゆきと恩田陸が「二・二・六事件」を自らの小説に取り入れたことに何かの縁を感ぜずにはいられません。





ねじの回転―February moment (下) (集英社文庫)
販売元: 集英社

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1936年2月26日の陸軍若手将校による憂国のクーデター「二・二・六事件」とタイムトラベルの組合せは、宮部みゆきの名著「蒲生邸事件」(1996年)と同じですが、そちらの方が小説として優れていました。

本書は恩田陸が「二・二・六事件の意義」、「日本は米国の属州であるという考え」、「AIDSとそれさえ利用する資本」、「どの国ももはや止められない米国の度重なる戦争遂行」等の壮大なテーマ(課題)に、SF的要素を用いて文学という武器で果敢に挑戦した意欲作ですが、

個人的には著者の思いを描ききれておらず(伝わってこず)、消化不良に感じました。「二・二・六事件」という憂国の狂気を実在の人物を登場させて扱うには力量不足感を否めません。恩田陸は個人的にはファンタジー的な氏独自の世界を描く時にこそ、その真価を発揮する作家だと思います。

本著が面白かった方は、違った角度で「歴史」「二・二・六事件とその戦争時代」「人の悪意と善意」が描かれている「蒲生邸事件」も一読されては如何でしょうか。そして、「二・二・六事件」自体に興味を持たれた方には、以下の本をお薦めします。少し世界の見え方が違ってくるかも知れません。

1.英霊の聲(三島由紀夫)、河出書房
2.神々の軍隊「三島由紀夫、あるいは国際金融資本の闇」(濱田政彦)、三五館

蛇足ですが、三島と親交の深かった美輪明宏は氏の切腹自死の前に宴席で三島の後ろに「二・二・六事件」の先導者の一人「磯辺浅一」を見たそうですが、作家宮部みゆきと恩田陸が「二・二・六事件」を自らの小説に取り入れたことに何かの縁を感ぜずにはいられません。





ねじの回転―FEBRUARY MOMENT
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

宮部みゆき著『蒲生邸事件』を思い出しました。
よく似たテーマを、違う切り口と結末で料理していますので、
ご興味がある方はぜひ並べて読んでみてください。
どちらもとても大好きです。

「もしも過去に戻ってやりなおせるなら」
が、Ifではなく実現する世界の物語。
 その技術を使えると知った人々は、
「世界の為」に「聖なる暗殺」を行うことを決めた。
 一つのホロコーストをなくすことが、
100のホロコーストを起こすことになるとは知らずに。

 フラグメントとして、過去の事象が短編でぽんぽん入ってくるので、
少々混乱しやすいとは思いますが。
 舞台は日本。それも世界大戦前の、です。

 出てくる人物の心理描写もとても丁寧です。
タイムパラドクスの説明が行われていないので
SFファンの方には少々不服かもしれませんが、
因と果の巡り方が、私にはとても腑に落ちるものでした。
 ラストまで読み終わったら、再読しなおすと更に面白い作品。

 もっとディープなSFもこのテーマでしたら書けるのでしょうが、
それはSF専門の方におまかせするということで。
個人的にはもうちょっとメカメカしている作品が好きですが…
(シンデレラの下りをもっと読みたかったな、と)。

 途中出てくる「魔法の国の王様」の話が深いです。


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