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和書 507216 (212)



ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 辻村先生は子ども書くのうますぎです。ほとんどの作品に子どもが出てきますが、どれもほんとうまい。
 
 私のお気に入りの作品は『冷たい校舎の時は止まる』と『子どもたちは夜と遊ぶ』なんですけど、辻村先生の作品を最初に読むならこの作品がいいかもしれません。というのも、私が好きな2作品は2冊に分かれてて長いので(長さを感じさせない面白さですが)、これは1冊ですから手に取りやすいんじゃないでしょうか。

 とはいえ、内容は濃いですよ。
 小学生の目線からストーリーが進むので読みやすいし、小学生だった自分を時々思い出してふと懐かしくなります。これも辻村作品の特徴ですね。
 主人公に不思議な力の使い方や特質を教えてくれる秋先生がまたいい味出してます。すごく厳しい言葉をさらっと言ったりして、どきっとさせられるんだけど、それが真髄をついているようでぐっときてしまいます。

 うさぎが死んでしまうところは小説の中だというのにとても悲しかったです。ふみちゃんがバカにされたり、からかわれたりするのにも、こちらまで苛立ちました。書かれているのは単なる文章なのに、本当に怒っていることではないのに、そんなことを冷静に考えている余裕なんかいつの間にかなくなっているんですよね。
 面白くない小説はいつまでも読者を物語世界に引き込んでくれないものです。面白い小説はまったく逆。すぐに読者を引き入れて、現実世界になかなか帰してくれない。

 似たような世界観、似たような人物、似たようなテーマを扱っているにもかかわらず、毎回見事に違う味がする。
 新刊を買ってしまいたくなるのはそのせいでしょう。
 
 ともあれ、まだ味わっていない幸運な方はぜひ!!




ぼくの小さな祖国 (1982年)
販売元: サンケイ出版

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ぼくの小さな祖国 (サンケイノベルス)
販売元: サンケイ出版

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ぼくの小さな祖国 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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知り合いから薦められて読んでみました。混血のジョン、少女カルメン、ロドリゲス少佐という日系移民の末裔たちが繰り広げる南米の小国でのクーデター。初老を迎えてから家出同然に家族を捨て、南米を放浪した筆者ならではの、臨場感ある描写が魅力。カルメンの父が飢餓でたおれ、どこからか蝶が集まり、あの世へ旅立っていくシーンが印象的。




ぼくの推理研究 (ジャンプジェイブックス)
販売元: 集英社

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ゲーム「かまいたちの夜」にはまって、安孫子さんの本を読んでみた。
面白い
斬新なトリックがあるわけではないが、我孫子さんの文章はとても読みやすくて好き。




ぼくはほしのこ (よい子に読み聞かせ隊の絵本)
販売元: KIBA BOOK

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ぼくはホームズ
販売元: 同成社

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ぼくは死んでいる (ハヤカワ文庫 HM)
販売元: 早川書房

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 若さと美貌と恋人を持ちと恵まれた家庭に育ったルーカが、ある日突然川岸で遺体となって発見される。しかも何故か睡眠薬を飲んでいた。果たして、事故か、他殺か、自殺か、警察の捜査が始まる。

 恋人アンナ、男娼レオ、そして死んだ後のルーカの三人の視点から話は進んでいく。

 警察の捜査が進み、アンナはルーカの両親の態度から、信じていた恋人に何か秘密があるのではないかと疑い、探る。そして、ショッキングな事実を知ってしまう。

 これは、誰にでも起こりえるサスペンスである。「普通の人」「理想的な人」と信じていた人が急死して、世間には知られていなかった面が明るみに出てしまうのはよくあることである。身内や恋人は、非常に真実を認めるのが辛いだろう。それをどう乗り越えていくかも見せてくれる小説だった。ルーカより、アンナから目が離せない、といった感じ。

 文章も淡々として美しかった。タイトルから、グロテスクな感じがすると思うが、それほど残酷なシーンはなくスプラッタものが苦手な方でも大丈夫です。




ぼくらののら犬砦 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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勉強もしなくてOK!少人数でいじめもストレスもない。
勝鬨中学校は親にも教師にもなつかないのら犬たちの楽園。

あと、一年たらずで、廃校になってしまう。
この中学で臨時教師をしていた英治はぼくらに呼びかけて、とっても怖いお化け屋敷を作る。

ところがその中学校には、お化け屋敷よりもこわい、凶悪犯罪組織の秘密が隠されていた。

そして、ぼくらは子供たちの砦を守るために戦う!




ぼくらのグリム・ファイル探険〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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僕らシリーズの中で最も長編に渡る作品です。
舞台をヨーロッパに移して、僕らたちが暴れまわります。
この巻からでも読めると思いますが、
できれば、以前の作品も読まれたほうが、
登場人物の背景もわかり、
より楽しめると思います。

本物の魔女との戦い。
日比野君を探しに僕らたちが戦います。


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