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和書 507216 (218)



まどろみ消去―MISSING UNDER THE MISTLETOE (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

森さんの短編はシリーズ物とかなり雰囲気が異なり、詩的というか、文学的というか、
一度読んだだけではわかりにくいところがあります。ことば遊びのような作品があったり、実験的なものだったり。私的にはちょっとにがてです。




まどろむベイビーキッス
販売元: 角川書店

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この作家、巷では鬼畜と言われているらしい。
でも、この作品に限っては、そこまで?という気がしないでもないけど。

舞台は僕も大好きなキャバクラと、ネット界。
個人ホームページの閑散とした感じなんかは妙にリアルで
嫌みな感じに表現されていて面白いと思った。
あと、中盤で殺される女子のシーンにも、心動かされたり。
結末は微妙だったけど、内容が良かったから納得はしとく。

小川勝己でも、舞城王太郎でも。
この手の作品を一本でも映画化するだけの器量が日本にあれば
この国を少しは見直すのに。難しいかな?




まひるの月を追いかけて (文春文庫 お 42-1)
販売元: 文藝春秋

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本屋で見て気になっていたが、すぐには触手が動かず、古本屋にあったので買ってみた小説です。

内容は、ロードムービーならぬロードノベルってやつですね。
奈良の情景を思い浮かべるには良い小説かもしれませんが、ストーリー自体はぱっとせず、主人公にも魅力を感じません。
要所要所に、「愛のサーカス」などの童話・逸話が挿入されていたのは面白かった。
あと最後一文「新しい旅、新しい物語が始まろうとしていた」はGood!




まひるの月を追いかけて
販売元: 文藝春秋

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『夜ピク』にどうしても手が出なくて、その前の足慣らしとして読んでみました。う〜〜ん、
がっかりでした。義理の血縁関係にある「たゆたい」、みたいなのがこの人の好きなところなんですか? 『夜ピク』もそんな設定であるとか。なんだか心情描写がべたべた思わせぶりで生理的にダメでした。それから、やたらに引っ張りますよね。「その中身を見て血の気が引いた――」。種明かしはその場ではせずに、しばらく置いた後に書く。いいところでCMに入るお手軽民放の手法みたいで、しかも二回も出てくるといささかげんなり。また、その結果を知って一緒に血の気が引けばいいのだけれど、先は読めてしまったし・・・・・・。筋として面白くなくても、奈良という土地の魅力が行間から立ちのぼってくるような描写ならまだ満足できたのですが、それもなく、なんだかガイドブックみたいな説明が羅列されている印象でした。人気が出たため編集者にせっつかれて短時間で仕上げたやっつけ仕事だったんでしょうか。




まぶしい陽の下で (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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まほろばに消えた鏡
販売元: 新風舎

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まほろ市の殺人 冬―蜃気楼に手を振る (祥伝社文庫)
販売元: 祥伝社

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著者の有栖川氏はミステリー作家です。氏の作品のほとんどを読んできましたが、常に現実的に整合性のある物語をかかれる方で、最近流行りのアンチ・ミステリーを書かれる作家さんではありません。
…ということを知っている私でさえ、「これはもしや…」と思うような非現実感が、この作品には常に付きまといます。物語の書き方はどこまでも現実的なのに、どこか蜃気楼のように「幻」を感じさせるのです。その幻の姿を追っているうちに話はどんどんと進み、最後にはほとんどそれに捕らわれます。
物語終盤に友人がラーメンを作ってくれたのですが、結果は表題のとおり(ちゃんと完食しましたよ)。
ところどころに効いている皮肉も心地いい。中篇でも食い足りないということは決してありません。おすすめです。




まほろ市の殺人 夏―夏に散る花 (祥伝社文庫)
販売元: 祥伝社

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まほろ市、という架空の都市を舞台に四人の作家さんが競作する、という企画の夏バージョン。

するするっと読めて、まあおもしろかったです。
登場人物が出揃った時点でなんとなく「こういうことかな」というタネはわかってしまいますが、それでも読みやすさとテンポのよさで退屈せずに読めました。
ただ、小山田の行動や、肝心のみずきの秘密は多少釈然としないものが。
中篇で書くとどうしてもこんな風になるのかな。

あと、クライマックスでのみずきの行動は印象的で切なかったです。
切ないやりきれなさが残る作品でした。




まほろ市の殺人 春―無節操な死人 (祥伝社文庫)
販売元: 祥伝社

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 『幻想都市の四季』の第1篇。ほかの3冊は、我孫子武丸『夏 夏に散る花』、摩耶雄嵩『秋 闇雲A子と憂鬱刑事』、有栖川有栖『冬 蜃気楼に手を振る』。ただし、舞台を同じにするという縛りをかけただけの競作なので、春から読む必要はない。一冊だけでも楽しめる。しかも、各冊とも中編一本で一冊にしたもので、かなり簡単に読めてしまう。本書もわずか152ページ。
 本書は、全4作のなかではまっとうな出来と思う。ひとつのアイディアが無駄なく使われていて、最後のところでちゃんと得心がいく。タイトルの意味もはっきりするし。
 しかし、中篇ひとつで一冊の本にするというのは成功しているのだろうか。値段は安いものの、なんだか損したような気になる。




まほろ市の殺人 秋―闇雲A子と憂鬱刑事 (祥伝社文庫)
販売元: 祥伝社

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▼あらすじ

  真幌市では、この春から十一件も連続して殺人事件が発生していた。
  ミステリー作家・闇雲A子によって「真幌キラー」と名づけられたこの連続
  殺人犯は毎回、必ず死体の左耳を焼き、その傍に何らかの小物を遺していた。

  奇怪な犯行を繰り返す殺人鬼の正体とは?



▼感想

  《見立て》殺人の《ミッシングリンク》もの。

  犯人が遺留品を残すのは、捜査を撹乱させるためでなく、むしろ、
  一刻もはやく「正答」に辿り着いてもらいたいため、というのがミソですね。

 犯人特定の最大のヒントが、序盤の段階で抜け抜けと示されているところや、
  〈探偵役〉の予想外な人選など、結末のサプライズに向け、入念に構成されています。


  一見、バカミス的な設定なのですが、犯人の抱く動機はきわめて
  切実かつ叙情的であるというギャップも、独特の余韻を残します。
  


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