和書 507216 (251)
われは幻に棲む 下 角川文庫 緑 407-25
販売元: 角川書店
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われらが父たちの掟〈上〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋
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われらが父たちの掟〈上〉
販売元: 文藝春秋
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われらが父たちの掟〈下〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋
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われらが父たちの掟〈下〉
販売元: 文藝春秋
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われらが英雄スクラッフィ (創元推理文庫)
販売元: 東京創元社
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ばれない嘘、上手な嘘の秘訣とは、99の真実の中に1つだけ嘘をまぜることだそう。それならば、まず絶対にありえないようなおかしな話でも、たくさんの「本当にあったこと」の中にまぜてしまえば、読者はあまりの荒唐無稽さに辟易したりあきれ返ったりせずに、最後まで楽しく読み通すことができるということでしょう。
そういう点で本書を見てみると、第二次世界大戦当時、イギリス領ジブラルタルに猿がいたというのは本当のこと。この猿が一匹もいなくなったときイギリス軍はいなくなり、イギリスのジブラルタル統治が終わるという言い伝えがあったことも本当。時の首相ウィンストン・チャーチルが、ジブラルタルの猿の安否を尋ねる通信を送ったことも本当。この「本当にあったこと」にまぜて作者がついた嘘が、この猿を巡っての、戦局を有利にしようとするナチス・ドイツの猿撲滅作戦と、それを阻止しようとするイギリス軍、さらには猿の群れのボス・スクラッフィを交えてのドタバタ騒ぎ。かなり騒々しいバカ騒ぎで、悪ノリしすぎと思えるところもありますが、これだけの「本当にあったこと」がワキを固めているもので、シラけたりせず、あるいはこれも本当にあったことなのかもと、ついつい納得しつつ最後までおもしろおかしく読み通すことができます。
まあ、第一級の物語作家のポール・ギャリコの作品、こんなへ理屈など必要としないのですが。要は、とってもおもしろいよ!と伝えたかったのです、ハイ。
われらのゲーム (Hayakawa Novels)
販売元: 早川書房
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われらのゲーム (ハヤカワ文庫NV)
販売元: 早川書房
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われらの遠い国
販売元: 双葉社
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われら殺人者―天藤真推理小説全集〈14〉 (創元推理文庫)
販売元: 東京創元社
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「天藤真推理小説全集」の第14巻。
1966-69年に発表された11本の短篇を収録している。
正直に言って、他の巻と比べるとかなり見劣りがする。「これは面白い!」というのがないのだ。表題作「われら殺人者」は、ひねりがあり、結末の意外さがありと、そこそこ面白いが、それでも物足りなさが残る。「恐怖の山荘」とか、天藤氏らしいユーモアが込められた作品もあるが・・。
ジュヴナイルが3本も収められているのが貴重。