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和書 507216 (370)



百年の恋 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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さくっと読めることは確かです。
でも、あとがきにあるように中途で大幅に修正をしたらしく、何が言いたかったのかよくわからず。真一の成長小説にしたかったのかなという気がしますが構成が失敗してるような。
ダメ妻の面倒を見てよく頑張ってる旦那だなと思いきや、ラスト近く、
赤子を職場に連れまわし、女子に面倒見させ、逆切れした相手に「だって女の人は(全員)赤ちゃん好きだよね?」と驚く下りにぎょっとした。
赤子の面倒を見れない妻と生活しているのに今更何を?という感じ。彼の頑張りも魅力もこの一言で消え去ったって感じ。
実はこのシーンは子どものいる自分にとって結構ショッキング(仮にそう思っていたとしても「赤ちゃんって汚いよね」と赤子の前で肉親の前で言う女なんているのだろうか??しかも、知人の子なのにねぇ)で、篠田氏の本音を見た気も。どちらにせよ、入れるとしたらもっと前盤に入れるべきでは?
そういうショックを引きづりつつ、あっけなく終了なので後味はいまいちだったなぁ。
劇中、育児日記も普通すぎる。これが大反響になったというのがよくわからん。世間にはもっとおもろい育児日記はたくさんある。






待つ女―浅田次郎読本 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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幼い頃、女手ひとつで月1度しか帰ってこない亭主を待ちながら夜の蝶をしていた彼の母。その母に辞書3冊とみかん箱を机代わりにしながら、読書で育った男。師匠は持たず、三島由紀夫を手書きでなぞりながら,表現力を磨き、ストーリーテラーとしては井上靖を三島より上と認識しつつ、高校時代、事務でトレーニングする三島を窓越しに見つけ、そこから東邦大駒場卒業後、家の事情で大学進学を断念し、自衛隊に入隊。三島事件のあとだったが、それとは関係なく体育会系人間として約2年間自衛隊で精勤したあと、作家を目指し猛勉強。35歳まで原稿は一切売れず、競馬の予想屋や債券取立て屋などきわどい道を経験しつつ、それでも真面目に作家を目指す。
『鉄道員(ぽっぽや』で直木賞受賞。それから精力的に作家活動始まる。私は『鉄道員』はあまりよく思わなかったけれど『月のしづく』でアウトロー的存在の人や社会の底辺にいる人が外見とは異なり心が優しく夢を見るが決して高追いせず、献身的に義理を果たす作風を見て、心より感動した。『壬生義士伝』で親に対するメッセージが含まれていることをこの本の中で指摘している。





夜の風見鶏 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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流沙の塔〈上〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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イラン、メキシコ、江戸期蝦夷、ルーマニア、アフリカなどなど、作品それぞれが異なる辺境世界を舞台にしてきたが、今回は中国、中央アジア。
圧政を続ける中央政府、その遣いである軍隊・警察、抵抗する地下組織、一般民衆と今までの作品と同じ構図。
砂のクロニクルでもこれでもかこれでもかと注入された表に出ることのない特定地域の情報はここでも健在。

本作、中国客家に育てられた孤児の日本人を主人公に、中国軍の士官、中国情報局のやり手の女性部長等々、それぞれの思惑と思いの乗せて引き寄せられていく。
主人公の設定が馳星周「不夜城」の主人公に似ているように思えて少々印象が重なる・・




流沙の塔〈下〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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出す作品ひとつひとつが重厚な船戸作品を知っている身としては、本作はどうも点数は辛くならざるを得ない。
中国ウイグルは、エキゾティックな船戸ワールドの舞台として申し分ない。中国公安局、香港返還をめぐる中国軍内部の暗闘・勢力争い、中国公安局、客家、少数民族問題・・・・材料は集まった、いつものドロドロとした展開を予想させる顔ぶれ・・・

が、ここまで・・・。船戸作品恒例のラストへの疾走するような展開の始まりをいまやいまやと待っているうちにアレ?っとばかりの救いようがない結末・・・
横浜の華僑に育てられた日本人が主人公。殺されたロシア人女性の起源をたどって中国に渡る。輻輳する思惑、陰謀。

進行する陰謀の全体をつかみきれないまま主人公は状況に振り回し。結局ストーリーの主導権は主要登場人物とは異なる部分で動いていき、動かしようがない強権の中で押しつぶされていく・・・。全体に不完全燃焼感が強く、不満足・・・




理由 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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おもしろいんですが…途中から、ちょっとダレてきます。

徐々に物語の真相が明らかになっていくのですが、
「衝撃的!」ってほどでもないですし、
「納得!」ってことでもないです。

淡々と進んでいく感じですね。

気になったのは、物語の内容に対して文章が長すぎるかなぁ…と。

良く言えば、「描写が細かい!」ってことになるのかも知れませんが、
個人的には「無駄が多い!」って感想です。

もう少しコンパクトに収まっていると、更に楽しめるんですが…。

その場合、評価は星4つ位になると思います。

文章力はあると思うし、内容も悪くないので、「あと少し!」って感じでした。

ってことで星3つです。




猥談 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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朝日殺人事件 <新装版> (ジョイ・ノベルス)
販売元: 実業之日本社

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浅間山麓殺人推理 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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浅間嬬恋殺人迷路 (ビッグブックス)
販売元: 青樹社

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