和書 507216 (384)
緋色の囁き (あすかコミックスDX)
販売元: 角川書店
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綾辻さんと児島さんのコンビは最高。
すでに眼球綺譚など、綾辻さんの原作を児島さんが漫画化というのは
あるけれど、お二方の意思の疎通というか、息が合っているというか
綾辻さんの原作を児島さんの魅せる絵柄とストーリー展開で、
さらに良くなっていると思います。
今後のこのコンビの「作品」にも期待しています。
冬のオペラ (あすかコミックスDX)
販売元: 角川書店
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◆「冬のオペラ」
冬の京都の大学。
2階にある研究室で、教授が殺害された。
窓からはザイルが垂らされ、地上には被害者の衣類がばら撒かれていた。
犯人は、ザイルを使って部屋に出入りしたのか?
実質的に密室状況であった犯行現場が生じた背景には、
「蘭と韋駄天」と同様、足疾鬼の影が……。
レッドへリングを適度に泳がしながら、結末で巫がダイイング・メッセージの
意味を告げる、その一点に向かって物語を収斂していく様は、哀しくも美しいです。
蘭と韋駄天―名探偵・巫弓彦 (あすかコミックスDX)
販売元: 角川書店
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ある時、自分のことを「名探偵」と気づいた巫弓彦と、
彼の記録者に立候補した、物書き志望の姫宮あゆみの物語。
▼「三角の水」
証拠隠滅を謀った企業スパイが行った放火方法とは?
トリックは自体は、化学的知識に基づく単純なもの。
本作においては、謎解き興味より、二人が奇妙なコンビを組むに至る経緯や、
いかにも現代的で卑小な人物たちと、超然として自らの道を歩む巫との対比の
構図が読みどころです。
世知辛く散文的な今の時代に、「名探偵」という孤独な
生き方を貫く悲哀と覚悟を、淡々と軽妙に描いていきます。
▼「蘭と韋駄天」
上野のニコライ堂周辺を舞台に、足疾鬼の
仏舎利盗難になぞらえられる蘭盗難事件。
〈アリバイ崩し〉がテーマ。
被害者も犯人も俗物で、醜い虚栄心の応酬を繰り広げていく展開に苦笑。
彼女たちの友人で、本件の依頼者でもある椿雪子は「冬のオペラ」にも登場します。
犬神家の一族 (あすかコミックスDX―金田一耕助ベスト・セレクション)
販売元: 角川書店
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私の金田一シリーズのイメージは市川崑監督、石坂浩二主演の映画シリーズで、あの美しく静かで非現実的でありながら、恐ろしい死体のシーンと、その他不気味な老婆達に、子供心にとても深い印象を刻みつけられました。
中でも、この犬神家の一族は、不気味なスケキヨのマスクが映画の中でも印象的で、これと手毬歌を歌う老婆と顔半分に痣を持った少女の映像が美しい悪魔の手毬歌が私としては最も好きな作品です。
今回JETさんの金田一シリーズをほとんど読みましたが、かなり映画の金田一作品が持っているような「美しさ」を表現されているように思います。
私は、横溝の原作は全く読んでいないのですが、市川崑監督、石坂浩二主演の映画金田一シリーズの世界にはまった方には、絶対このJETさんの漫画金田一シリーズはお奨めです。
個人的には、金田一物の漫画の中では決定版だと思っています。
獄門島 (あすかコミックスDX―金田一耕助ベスト・セレクション)
販売元: 角川書店
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本陣殺人事件 (あすかコミックスDX―金田一耕助ベスト・セレクション)
販売元: 角川書店
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有名な小説を漫画化する場合、作画が原作のイメージからかけ離れてしまい失望するケースは多い。
しかし、本作品はその逆で、あの「横溝正史」をよくぞここまで描き切った…と脱帽してしまうほどの素晴らしい出来栄えである。
横溝一流の独特の世界観、退廃の中に漂う壮絶な妖艶さ…余すところなく再現されており、白黒なのに画面から色彩が漏れ出てくるようにさえ感じられる。
殺人現場の壮絶な描写も逃げを打つことなく、且つただスプラッタにするというわけでもなく、実に見事に描かれている。
決して格好よくはないけれど、でも不思議と惹かれてしまう金田一探偵もイメージぴったりだ。
横溝正史を読んだことのない方にも、ぜひ読んでもらいたい。
八つ墓村 (あすかコミックスDX―金田一耕助ベスト・セレクション)
販売元: 角川書店
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朱色の研究―夕陽丘殺人事件 (あすかコミックスDX―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート)
販売元: 角川書店
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このお話、最初は不思議と謎で満ち満ちていますが実はトリックは初歩的!
しかしストーリーがちゃんとしていて面白いです。
絵になるとわかりやすいし、しかも麻々原先生の絵が綺麗で…良い!
トリックが解けても犯人の意図がわからないまま後編へ続きます。
おまけの書き下ろしの火村も素敵で良いです♪
人喰いの滝 (あすかコミックスDX―臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート)
販売元: 角川書店
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◆「人喰いの滝」
〈雪密室〉もの。
トリックの印象は、「かさ張るなあ」って感じですw
◆「動物園の暗号」
殺害された動物園の飼育員が遺した、
動物の名前で構成された暗号の謎とは?
〈暗号解読〉をしていくと、ミステリの別の
趣向に繋がっていくところが楽しいです。
◆「ロシア紅茶の謎」
青酸カリが混入された紅茶を飲んで、人気作詞家が殺された。
その場に居たのは、何かしら被害者に恨みを抱く者ばかり。
果たして、誰が青酸カリを混入したのか?
毒薬の容器が発見されなかったという事実を
糸口に、火村は推理を進めていきます。
作中で犯人が、どうやって毒物を混入させたかについて
あらゆる可能性をディスカッションしていくところこそ
本格の醍醐味ですね。
飛鳥殺人事件―首の迷宮〈上〉 (カッパ・ノベルス)
販売元: 光文社
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