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和書 507300 (36)



あかんべえ
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「ふね屋」という料理屋の一人娘、おりん。
次々と起こる謎の出来事を解明するために、
おりんにしか見えないお化けさんたちと事件の真相を探っていく。
そして様々な事実が解明されていき・・・。

おりんのひたむきで真っ直ぐな性格に心うたれました。
純粋な気持ちをどこかに置いてきてしまった人はぜひ読んでほしい作品です。
少しばかり、とりもどせるかもしれないですよ?笑





あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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著者の新刊の『おそろし』を読み、しんみり感動して、つい、こっちも再読。
もうたぶん4回目くらい。単行本が出版されたときに購入してるけど、せっかくなので上下巻の文庫
で購入し直し。こんなことばっかしてっから金が貯まらないのね、と思いつつ。
出版されて久しいので、内容の概略は割愛中。

「おまえは俺を斬った。しかし、それは正しいことだった」

何度読んでも、この一言に圧倒されます。

正しいことを根拠付けるにあたって目下非常に有力なものが2つあると考えています。
ひとつは進化史的に適応の過程で人間が獲得してきた感受性や情緒性における傾向性から社
会的振る舞いの正しさを演繹しようとする進化生物学的研究。もうひとつは、経済学に代表され
る、個々人の振る舞いの大規模な集積を、個々人とは別水準で数理的な検証の俎上に上って
くるような傾向性として把握し、そこから社会状態の適正化を演繹しようとする、一部の制度設計
的な経験的社会科学的研究(大雑把ですいません)。

ひとつめの進化生物学的研究の蓄積からは、どうしたって“生存に有利”という結論を超える「正し
さ」は導けないと思うので、自分が殺されることを正しいと思える理路は、そこにはないように思えま
す。ふたつめの社会科学的な研究からは、もはや個人的な納得感とか情緒的満足感とは別の話
になってしまうので、理性的に「正しい」とは言えても、実存的に納得して「正しい」とは、もう言えな
いように思います。

そうしてみれば、この「おまえは俺を斬った。しかし、それは正しいことだった」という一言が、いかに重
大な領野を切り開くか、って話しですよ。進化生物学的研究や経験的社会科学的研究に押さ
れて、いまいち肩身の狭い日々が続く、規範的倫理学の出る幕だって、まだまだありそうな今日こ
の頃でございます。




あかんべえ〈下〉 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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「ふね屋」という料理屋の一人娘のおりん。
病床に臥した彼女が夢うつつの中で目にしたのは
あかんべえをする女の子。
その女の子を見えるのはどうやらおりんだけ。
そう、その子は亡者、幽霊なのだから。
ふね屋に住み着いた5体の亡者が、成仏できない
その理由は何なのか。他の人には見えない亡者が
おりんに見える理由は何なのか。
宮部みゆきお得意の歴史小説サスペンス。

そうだった、新潮文庫の「発表!今、読みたい新潮文庫」
フェアで好きな作家アンケート1位の帯がついて、
平積みになっていたから買ってきたんだった。

そのアンケートの結果にも納得の出来るものでした。
北京旅行で最後まで読み終えることが出来なかったんですが、
平日もかばんの中に入れて、空き時間に読んだりしたくらい、
続きが気になりましたね。

亡者が出てきてありえない設定ではあるものの、
読み進めて謎を解いていくうちに、
胸を打つような気持ちにさせられました。

江戸時代という設定ではあるものの、
亡者になるような人間の暗部というのは今もまた同じ。
歴史小説という体裁を使いながらも、現代社会に
メッセージを送り込む、宮部みゆきワールドここに
ありといった感じの一作でした。




あくむ (集英社文庫)
販売元: 集英社

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ドラマ“世にも奇妙な物語”が好きな人は多いと思うけど、あのシリーズは駄作も少なくない。その点、この短編集「あくむ」はハズレなし。何気ない日常の一コマから、予想もつかない恐怖が展開する怖さと面白さ。難しいことは抜きにして、とにかく楽しんでほしい一冊。




あした
販売元: 文芸社

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あしたのロボット
販売元: 文藝春秋

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SF、ラノベでありがちな形でのロボット描写には辟易していましたが、それらと比べると流石にまともな感じがしました。そういった点は良いと思うし文章自体も嫌な感じはしませんが、ロボットという単語が出てくる度にアトムアトムと騒がれる事がうっとおしく感じる私にとっては楽しく読む事はできませんでした。確かに多くの人間に向けて解り易く「ロボット」を表現しようとするとそこに行き当たるのは理解できますが、態々その名前を出さなくてももう良いんじゃないかと思います。

そうした点を踏まえた上で、登場人物がロボットにかなり感情移入している所は、筆者が意識してそうしたんでしょうけど正直微妙な気分にさせられます。それ以前にそこまで出来るほど高性能な自律型ロボットが作られるのかとかそういう問題もありますけど、そこは小説だからと思った方が良いんでしょうけどね・・・・・何か小説っぽくない気がしました。




あじさいの色は空の色
販売元: 文芸社

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あじゃ@109 (ハルキ・ホラー文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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あたしの中の…
販売元: 集英社

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あてどなき逃走―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈231〉 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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極悪非道なタケル艦隊の攻撃から罪なき民を救うテラナーの懸命の活躍を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第231巻。本巻の執筆者は、連続でシリーズ創始者のダールトンです。タケル族はモリタトールの智者を誘拐し、惑星モラケシュに情け容赦なく総攻撃を掛ける。ローダンは六千人のモリタトール難民を軽巡CMP−1に収容して辛くも燃える惑星から脱出する。
『あてどなき逃走』クラーク・ダールトン著:ローダンは背後にタケル艦隊が迫る苦しい状況で、あてのない逃避行を続ける。一方、旗艦《マルコ・ポーロ》で別行動を取っていたアトランも、ローダンからの連絡が絶えたのを不審に思い引き返すが、待ち受けていたのはタケル艦隊の猛砲火だった。『智者シェコヌ』クラーク・ダールトン著:タケル族は真正ガンヨ(皇帝)を識別する存在である智者シェコヌを誘拐する。アトランと無事に合流出来たローダンは六千人のモリタトール難民を救出したお礼にと彼らの種族が暮らす平和な修理惑星ハイガシュに匿われて情報を待っていた。一方、タケル艦に囚われたシェコヌは隙を突いて救命艇で脱出に成功し、惑星ミュシュシェルに着陸する。
ローダンは智者シェコヌは救出しますが、惑星に住む知性を持つ袋グマのトロッテルは間に合わずタケル艦隊の犠牲になります。カピン女性メルセイレの悲痛な囁きが印象的です。「まだ正義はあるわ。あるに決まってる。でなかったら、わたしたちの命は無意味ですもの」ローダンが「われわれの生命が無意味、そんなことは絶対にない」と答えます。故松谷健二氏のあとがきは、模型飛行機のお話です。昔、海軍館という軍事博物館があり精巧な飛行機模型に憧れました。その後プラ模型が普及し熱中しましたが、忙しく造る時間と気力がなくなった頃に南青山でウィング・クラブという良いお店を見つけて、たまに掘り出し物を買って来て喜ばれているとの事です。


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