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和書 507300 (84)



愛と光の使者 オズの子供たち
販売元: 徳間書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「あなたがもし今、自分が愛の使者だとわかったら何をしますか?」
この本の根底に流れているメッセージです。
とても簡単な言葉、です。
きっとこの本が、「愛の使者」なんだと思います。
この本に、目がとまった時、私達は愛の使者に出会ったんだと思える・・・
そんな本です。




アイ・ラブ・トラアヒル―ちっちゃな愛の相談所
販売元: きんのくわがた社

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アイ・ロボット (角川文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

タイトルにつられて思わず手にとってしまったが映画とは別物。
有名なロボット三原則が出てくる物語。
1950年によくこれだけ考えついたな・・・というのが実感です。
旧訳は読んだことないですが、この訳は読みやすくていいですね。
話はロボット三原則をロジックの軸として、発生した問題を
人間達と読者が一緒に謎解きをするような感じ。
TVで言えばスタートレックっぽい展開なのかも。
SFとしても謎解きとしても楽しめると思います。






愛はさだめ、さだめは死 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 このレビューのタイトルは、一種の呪文のようなもので。ティプトリーの作品のレビューを書いているこのような人物と、一瞬の間に恋に堕ちることが出来る。ありがたいお言葉なのです。(経験談)
『愛はさだめ、さだめは死』に収められた、12篇の短篇作品。「すべての種類のイエス」「楽園の乳」「そしてわたしは失われた道をたどり、この場所を見出した」「エイン博士の最後の飛行」「アーバンジャック」「乙女に映しておぼろげに」「接続された女」「恐竜の鼻は夜ひらく」「男たちの知らない女」「断層」「愛はさだめ、さだめは死」「最後の午後に」どれも素晴らしい作品ですが、一つだけ選ぶとすると、やはり「エイン博士の最後の飛行」と「男たちの知らない女」となってしまいます。えっ、一つじゃないって。それじゃぁ、エインと思い切って「エイン博士の最後の飛行」ですね。1969年に発表された「エイン博士の最後の飛行」ですが、地球温暖化や気候変動が顕著になっている、今こそ地球人類の一人として読んでおきたい作品なのです。




愛は人類を滅ぼす―2050年・ヒューマニズムの終焉
販売元: PHP研究所

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アイアン・サンライズ (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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なんとなくタイトルに惹かれて買ってみました。
完結した物語かと思いきや、続き物で、前作まで有るのでした。
まあでも、この話だけでもそこそこ楽しめます。
今は、前作の「シンギュラリティ・スカイ」を読んで、もう一度
この話を読み返した上で、レビューを描いています。

やはり、最初に前作を読んでおいた方が良い様に思います。
本作だけでは、この世界におけるエシャトンの位置づけの描写が
充分では無いように思われるからです。エシャトンに対する
充分な理解がないと、敵役である「リマスタード」のやっている
事が唐突に見えてしまうのです。(単にカルトな宗教団体に見える。)

前作を読んで、もう一度読みなおしたら、リマスタードの正体に
非常に興味がわきました。この作品自体の評価も上がりました。

この作者の構想、なにやら壮大そうで、
落ちがちゃんとつくのか若干不安もあります。
が、先が楽しみです。




アイオワ野球連盟
販売元: 文藝春秋

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 これは本物の小説です。ファンタジーは好きではありませんし、黒い天使がバットを握った時には正直「どん引き」してしまいました。それでもこの作品は五つ星ものです。
 読み始めた時はロバート・クーバー「ユニバーサル野球協会」、フィリップ・ロス「すばらしいアメリカ野球」のことを考えていたのですが、やがて両者をはるかにしのぐ壮大なほら話に呑み込まれていきました。小説好きを自認する人には必読です。この小説を読めばなぜアメリカの州の名前の多くはインディアン語に由来するのか(アイオワもそうですね)がわかるかもしれません。




アイオーン (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
販売元: 早川書房

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表紙のイラストに影響されたわけではありませんが、まるで少女漫画のような読後感を抱かせる連作短編集でした。
かつて古代ローマ帝国が栄えた時代には現代より遥かに進んだ科学が存在したという設定を背景にした中世ヨーロッパを舞台とし、その滅び去った知識と信仰の間に、世界の真実を求める人々の生き様を、詩的な言葉で綴っています。
マルコ・ポーロ、アーサー王等の歴史上、伝説上の人物を登場させることにより、虚実入り乱れた不思議な空間を作り出す事に成功しており、読み手は歴史に対する既視感によって物語の中に引き込まれていきます。
連作短編とはいえ、物語は時系列にそって、進行し、より大きな流れの中での起承転結を味わう事が出来ました。
個人的に好みだったのは、アーサー王にまつわる物語であった「太古の王、過去の王にして未来の王」と、結末を語る「トランペットが美しく鳴り響くところ」。
また、エピローグも意外性があり良かったですね。
思わず、真実の歴史がどうだったか確認する為に、仕舞いこんだ教科書を引っ張り出しました。




哀号天地に満ちる朝―続白瑛伝 (集英社スーパーファンタジー文庫)
販売元: 集英社

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愛死 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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@「真夜中のエントロピー・ベッド」
A「バンコクに死す」
B「歯のある女と寝た話」
C「フラッシュバック」
D「大いなる恋人」
の五作が収録された長編(!?)集。
シモンズは中篇と主張しているが、
改行のスカスカ版下を組めば、
簡単に250P越えになる濃密な作品ばかりである。
読み応え抜群の傑作集である。
@は実はシェイクスピアネタの保険調査員現代サスペンス小説
Aは仏陀を誘惑した悪魔を退治する現代ホラー小説
Bはカスター将軍戦死時代よりちょっと前の時代のファンタジー小説
Cは2008年に大地震で崩壊したロサンゼルスのその後を描く未来SF小説
Dは第一次世界大戦時代の戦争小説
この様々な舞台設定に、シモンズの深い思索と、広い教養がスパークし、
めくるめく衒学的世界が展開される。
衒学的と言っても糞のボルヘスと違って、
ギャグと反戦反宗教の思想が満ちているのが、
シモンズの素晴しいところ。
Dは第一次世界大戦ネタの反戦小説の集大成である。
ヘミングウェイもレマルクもマイナーな詩人のネタも
全てぶちこんだ反戦小説の白眉。
@やAではベトナム戦争批判もやっているが、
ベトナムの苦悩など薄っぺらくて、
文学のネタとしてはWWTものに劣るとシモンズは思っているみたいである。
Bの主人公はアメリカ先住民族のスー族である。
白人は野蛮な侵略者であるという視点が素晴しい。
ハリウッド映画「Dances with Wolves」をボロクソに言っていて素晴しい。
ハイペリオンシリーズにハリウッド映画的なシーンもあったので、
シモンズを誤読していたが、
シモンズはハリウッド的に代表されるアメリカ的なものを唾棄しているように思われる。
アメリカ社会の闇や膿を描くシモンズは、
価値の相対化能力を持った一流の小説家である。
そして文章も多彩で素晴しい。
Aはエイズウィルスで悪魔を倒そうとする話であるが、
悪魔とのセクースシーンが、
ハードSFのパロディみたいに面白い。
ちんちんが大きくなった、
ではなくて、
海綿体が膨張し、云々
という医学用語科学用語を駆使した文体は、
セクースを描いた小説でオールタイムベスト10に入る面白さであろう。
ネタバラシが多すぎると危惧する諸兄もいるかもしれないが、
この密度の濃い長編集の前では、
こんなものはネタバラシのうちにも入らないので、
安心して堪能して下さい。



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