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和書 507300 (94)



赤い護符【新版】 <ルーンの杖秘録2> (創元推理文庫)
販売元: 東京創元社

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「一なる四者」の一人、ホークムーンの物語第二弾(1968年発表)。いよいよヨーロッパから中東までを支配してしまった混沌の暗黒帝国グランブレタン。ホークムーンは、包囲された小国カマルグを救うことができるのか? 断片的に個々の物語をつなぎ合わせるようにして読むエルリック・サーガとは違い、こちらは押し寄せる物語の激流に身を任せるようにして、一気呵成に読めてしまいます。復讐と愛のため一心に混沌と戦うホークムーンには、確かに葛藤はあまりないかもしれません。しかし本巻では魅力的な新キャラクター、グランブレタン猪騎士団隊長ユイラム・ダヴェルクが登場し、道化として物語が<法>に偏るのを防いでくれます。彼らのような英雄たちは、やはり現代人の雛形といえます。世界の「パターン」を示す英雄叙事詩として読むこともできるでしょう。もちろんちょっとSF入ったヒロイックファンタジーとしても楽しむことができますけれど……。




赤い鯱 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

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赤い手の王
販売元: 彩流社

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赤い虹の想い出
販売元: 新風舎

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紅いバラに御用心!! (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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赤いべべ着せよ… (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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タイトルや真っ赤な表紙からまず威嚇されましたが、
中身も負けていません。子を持つ親には怖い内容です。

主人公・千鶴の一つの善意から次々と事件が起こり、
そのため回りから疎まれてしまいます。
よかれと思ってしたことで人を傷つけてしまった場合、
それは悪いことになってしまうんですね。
しかもそれは20年も前の子供の頃の話です。
でもこれは誰もが顔見知りの小さな町ではおこりうる話です。
誰もが知り合いだからこそ、
いつまでもその呪縛から逃れられない。
自分を知ってくれている人がいることは良いこともあるけれども、
つらいこともあるのですね。

この話は”もしかして鬼がしたこと?”といった、
一瞬現世から離れて霊的な事にしてしまいたい衝動に駆られます。
それほどつらい事件が続きます。
わたしは子供の頃お化けが怖かったのですが、
「死んだ人は何にも悪さはしない。
 本当に怖いのは生きてる人間の方。」
と、よく親に言われました。
この言葉が身にしみる結末です。







赤い館 (魔法の本棚)
販売元: 国書刊行会

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まちがいなく、日本語に翻訳されている「怪奇小説」中でも、1,2を争う内容です。

ただしスティーブン・キングのようなモダンホラー系ではありません。
M・R・ジェイムスに代表される英国系の「怪奇小説」の系譜を次ぐものです。

特に表題作の「赤い館」は「怪奇小説」ファンならば、ニヤリとさせられること間違いなしの作品です。

古きよき時代の「怪奇小説」の味わいが好きな方には、文句なしでオススメできる作品集です。




赤い指
販売元: 講談社

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本作は、ひとつの殺人事件があらわにする、
わが国にどこでもありそうな一つの家族の現状、
長い年月をかけてねじれてしまい、修復不可能になった様子を、
適度な長さで印象深く描写しています。
もちろん、殺人事件は解決しますが、
読者をうならせる意外な仕掛けも何箇所か施されています。
タイトルも意味を持ってきます。

私には、結局道化としてうろうろするに過ぎない前原昭夫を憎むことができません。
誰もがいつでも彼の役割を担う可能性があるでしょう。
よく考えれば、本作で彼が一番多くの「顔」を持たされており驚かされます。
順不同ですが、会社員、夫、父、息子、兄…、ご苦労な話です。

同時に、人生の重大な問題から逃げてはいけないな、と痛感させられます。




赤いランタン―中国怪奇幻想小説集
販売元: ホーム社

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この短編集に登場する、苦しみのあげく人でないものに変化してしまう女性たちの姿には、恐怖とともに、憐れという気持ちを強く覚えた。
愛にまつわる強すぎ感情が、悲惨な結果を生む。
一見単純なストーリーの中で、儒教思想に繋がれた時代という背景が、その苦しみをいっそう濃く心に響かせる。

藤水名子氏お得意の華麗な中国時代物でありながら、さらに深く、恐ろしく美しい世界が描かれていて、日常のぬるい気分を切り替えるのにぴったりの一冊だと思う。
個人的には、白蛇の血を引くという悲しい女を描いた、題名作の『赤いランタ
ン』、ラストのすばらしい『帰郷』が心に残った。




赤い惑星への航海 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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『銀河遊撃隊』や『フリーゾーン大混戦』に近いものを感じました。
やっているのは大まじめな有人火星旅行なのですが、
人類初なのにも関わらず、目的が映画を撮ることであったり、
アーサー・C・クラークの『2001年』や『○○』まんまのクライマックス、
面白くもないのに何度も繰り返される同じギャグなど、
普通のSFとは言い難い…。

解説にもある“SF黄金時代”らしいのは、ある種の陽気さ、
脳天気さなのかもしれませんが、
結果的にはギャグSFであると言っても間違いではないでしょう。

思わず“表紙買い”してしまうくらい、
カバーイラスト(沼澤茂美画)が美しいのは特筆すべきですね。


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