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和書 507300 (130)



アーサーとふたつの世界の決戦
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 今度は、Mを阻止するために地上へと向かう。
目指すは、書斎にある大きくなる薬。
一方、アーサーを心配する両親はトラブルばかりでダウン。
しかも、大きくなったMまでやって来る。
はたしてMの狙いは?アーサー達はどう戦う?
待望の完結編。




アーサー・マッケン作品集成〈5〉秘めたる栄光
販売元: 沖積舎

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閉息的なウェールズの学校の描写と、主人公の内面に広がる心霊的情景の描写が一種独特のコントラストを為している作品。これもマッケンの半自伝的小説のひとつと読むことも出来るが、『夢の丘』に比べて、かなり俗っぽい雰囲気のシーンが前面に出て来ている。発表当時には「イギリスの学校制度に関する暴露小説だ」「作者の意図が何処にあるか不明」「構想上の破綻」等々、散々に酷評された作品らしいが、訳者の解説によれば、これは諷刺小説として読むのが正しく、誰もそれを見抜けなかっただけとのこと。正直に白状するが、私には能く判断がつかない。超俗的な聖杯伝説探究の描写には素晴らしいところもあるとは思うのだが、作者自身がエピローグで述べている様に、この小説全体の構成にはやや「小首をかしげ」させられた。

 『夢の丘』もそうだが、平井訳はこうしたデカダン的と云うか好事家的な文体と相性がいい。巻末の解説も相変わらず。このレビューのタイトルは各巻ボックスの背表紙から。




キャメロットの鷹―アーサー王宮廷物語〈1〉
販売元: 筑摩書房

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アーサー王の王妃、ギネヴィアに女官として使える少女、メイウェルから見た、「アーサー王物語」。

アーサー王を中心としたかなりどろどろした人間関係が描かれているが、少女の視点で書かれているせいか、それほど重たくなく、楽しんで読むことができる。文体もすっきりしているし、さらりと読める一冊。今後の展開が楽しみである。




最後の戦い―アーサー王宮廷物語〈3〉
販売元: 筑摩書房

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アーサー王伝説については、ファンタジーなどでよく出てくるものの、そのものを読んだことが無かったので、とても興味を持って読みました。三部作と少し量はありますが、読みやすく、本書第三部まで一気に読むことができます。主人公の少女の視点で書かれているため、古典という感じがせず、すんなり読むことができます。




聖杯の王―アーサー王宮廷物語〈2〉
販売元: 筑摩書房

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王妃と円卓の騎士の道ならぬ恋と、その騎士に恋する乙女の悲恋と悲しい恋が中心となっていて、ついつい一気に読んでしまいました。三部作なので、次が最終巻なのですが、とても楽しみです。




アーサー王物語 (2)
販売元: 筑摩書房

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この巻では主に異国の騎士トリスタンの活躍が描かれます。厨川文夫訳の『アーサー王の死』では、省かれてしまった巻ですので、日本語訳ではこれがおそらく最初の訳本になるのではないでしょうか。欲を言えば、もう少し文学的な訳をしていただきたかったところ。あまりに味気ないし、ひらがなが多いです。対象年齢を広くしているためかも知れませんが・・・。巻末の付録は、第一巻と同じで、少しがっかりしました。




アーサー王円卓の騎士 ガウェインの冒険 (英語オデッセイ別冊シリーズ)
販売元: 秀文インターナショナル

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アーサー王物語伝説 魔術師マーリンの夢
販売元: 原書房

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『指輪物語』の挿し絵画家アラン・リーの挿し絵がふんだんに入った、好きな人には涙物の一冊。
岩の下に封じ込められたマーリン自身の物語と、彼の夢として語られるケルトの物語が交互に語られるという形式事態が既にして凝っていますが、挿し絵レイアウトからフォントの使い方にいたる隅々まで凝りに凝った実に美しい本です。
読み進むにつれ、一体この物語が夢なのか、お話上真実なのか、までもが混沌としてきます。
一つ一つのお話もケルトらしく幻想性高く、魅惑的。なんといってもSF、FTからミステリーまで八面六臂の、あのピーター・ディキンソンです。何をもっても『指輪』が好きな方には絶対おすすめ。初めから期待していた私ですら、期待以上の本でした。




アースシーの風 ― ゲド戦記V
販売元: 岩波書店

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27年にわたって書かれた「ゲド戦記」の完結編。個人的にはテルーが登場した前作が一番だと思っていたが、本作ではそのテルーがテハヌーとして更なる活躍をし、新たな重要人物ハンノキがもたらすクライマックスは感動モノ。元々一つだった竜と人間が分かれ、さらにその人間が分かれていく。物欲、所有欲は膨らみ自由(=不死)までも手に入れようとするとき均衡は崩れる。これはそのまま現代社会への警鐘ともとれる。死を越える愛と友情の物語もある。
私はこの奇想天外な話に引き込む一つの秘密は、人物描写と詳細な感情表現だと思う。それが何気ない動きのないシーンにも深みを与えている。
外伝がまだあるが、長い話が終わってしまった寂しさは大きい。




アースシーの風 ゲド戦記5 (物語コレクション)
販売元: 岩波書店

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「闇の左手」でジェンダーがない社会を創造したルグインでしたが「アースシーシリーズ」では男と女の役割がはっきりしています。このことから闇の左手とアースシーは表裏一体といえます。
Tehanuでは違和感を感じましたがThe other windは良く書けています。特にテナーの独白がすばらしい。ルグイン自身がテナーに乗り移ったようなすばらしい表現です。どうぞ原文で味わってください。
ゲド戦記の前半はゲドの冒険活劇ですが後半はテナーの自叙伝になっています。ゲド戦記は第一級のジェンダー文学と思います。


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