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和書 507300 (199)



贈る物語 TERROR
販売元: 光文社

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 本書は、カッパ・ノベルスでおなじみ光文社が、2002年のクリスマスシーズンに、ギフト用アンソロジーとして企画・刊行した3冊のうちの1冊である。他の2冊は、綾辻行人による『Mystery』編と、瀬名秀明による『Wonder』編。いずれも、そのジャンルを代表する若い世代の作家をアンソロジストに迎え、個性を生かした作品選択を許した点が特徴的である。

 この『贈る物語』シリーズは、編者の意向を最大限に生かす方針で編集されている。が、それにしてもミヤベのワガママはすごい(笑)。なにしろ、収録作のひとつとして、ゲーム『ブレス・オブ・ファイア』攻略本のキャラクター紹介ページを選択してしまうのだ。これは編集者も困っただろうねえ。

 ミヤベがゲーム女なのは有名で、とくにRPGは、シリーズの新作が出るたびに旧作もプレイし直すほどの入れ込みぶりだそうだ。つまりミヤベはストーリー中毒なんだろうなと思う。想像力と感受性がひじょうに強いため、誰かの身に起こったことを我が身に強く引き受けてしまうタイプの人なのだ。こういう人はロープレとの親和性が高い。「なりきれる」のだ。だからこそ、攻略本のわずかな断章から、キャラクターの人生を想像し、恐怖し、感動し、アンソロジーに採っちゃったりもするわけですな。
 偉大なる妄想家・宮部みゆき。あなたの感性、あなたの稚気を、我々は愛する。
 この本で、我々は、ミヤベを育ててきた読書体験の片鱗をかいま見ることになる。こわいこわい体験として……。




押井守 (文藝別冊 KAWADE 夢ムック)
販売元: 河出書房新社

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マジカルランド お師匠さまは魔物! (ハヤカワ文庫)
販売元: 早川書房

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水玉さんのちょっとくせのある絵がよくなじむ、ドタバタファンタジーコメディです。
いつか魔法を使って楽して泥棒……でなかった稼ぎたい、と下心満載な
見習い魔術師のスキーヴは、今日も地道に魔法の修行。
すぐに楽したがる彼に気合いをいれるため、師匠がスキーヴの前で
魔物の召喚術を披露している真っ最中に、なんと!

刺客が放った毒矢のために、師匠が昇天。

その場に残されたのはオゥズという名の見るも恐ろしい魔物と、
ろうそくに火をつけるのが精一杯のスキーヴ……だけ。
ところがよくよく話を聞くと、オゥズは別次元の魔術師で(魔物だけど)、
師匠が召喚した時にしかけたいたずらのせいで、魔法が使えなく
なってしまった、という(魔物のくせに)。そして、師匠を殺した
刺客を雇った主に、心当たりがあると言うのです。

スキーヴは決意します。この魔物の弟子となり、魔術の腕を磨いて
師匠のカタキを討つのだ、と!
……だけど、ホントに大丈夫? 相手は見るからに魔物だし、
すごくつっこみ厳しいし……。

スキーヴとオゥズ、二人のボケとツッコミが楽しい一冊。電車の中で、気軽に読めるシリーズです。




オズの魔女記
販売元: 大栄出版

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ブロードウェイで大ヒット中のミュージカルの原作ということで
かなり期待を込めて読み始めたのですが・・・。
なんでしょう?
オズの魔法使いを下敷きに、確かに想像力溢れる「裏から見た」オズが描かれてはいます。
西の魔女に焦点をあてた着想も良かったとは思います。
でもそれ以上は何の感慨も得られませんでした。
著者は何を書きたかったのでしょう?
善と悪の両面性、と言ってしまうのは簡単ですが。
これだけのボリュームのものを読んでも何も・・・っていうのはちょっと残念。
好みも相性もある本なのだとは思います。
私には合いませんでした。




オヅヌ
販売元: 碧天舎

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オタクと三人の魔女
販売元: 徳間書店

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織田大戦記〈6〉新・関ヶ原の激戦 (歴史群像新書)
販売元: 学習研究社

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ようやく主人公たる織田信衡が中心の展開に、と言うよりは竹中半兵衛と大谷吉継の知恵比べにストーリーが移ります。
第二の関ヶ原として西軍と織田軍が対峙しますが、数に勝る西軍に要地まで抑えられながらも余裕を見せる信衡と半兵衛、そして劣勢をものともせず奮闘する明智光慶、飯沼小勘平、佐藤方政らの戦いぶりが描かれます。

やはり戦となれば読み手としても血湧き肉躍りますが、やや異能と呼ばれる忍びの活躍が目立ちすぎる感じがあります。
しかし半兵衛と吉継の知謀、加藤清正や福島正則などの戦国生き残りの豪将の生き様など、久しぶりに盛り上がってきました。
戦いの趨勢を握る鍵が早くも見えてきたのが興ざめな部分もありますが、物語が一気に動き出してきたことで次への期待が高まってきました。




織田大戦記〈7〉新・関ヶ原の決戦 (歴史群像新書)
販売元: 学習研究社

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数に劣る織田軍が明智光慶、飯沼小勘平、佐藤方政らの奮闘により西軍を圧倒するものの、時が経つにつれ劣勢になってきます。
飯沼小勘平が倒れ、西軍に反攻を許すかと見えたその時、織田信衡と竹中半兵衛の秘策が炸裂します。
関東では上杉と伊達の連合軍が東軍に襲いかかりますが、織田信衡の父である信正が東軍の副将である蒲生秀行の軍師となり、鬼策を弄して東北軍を粉砕します。

織田らしいと言えばそれまでですが、意表を突いた織田軍の秘策が西軍を退けます。
さすがにどうよ、というのが正直な感想です。
注目すべきは織田信正が登場したこと、父である信長を凌駕することを生き甲斐としているため、信長の再来と言われる信衡を倒すことでその目的を果たすべく、甥であり信衡の従兄弟でもある蒲生秀行に近づきます。
信長の外孫である秀行に芽生えた魔王の血がどう物語に絡んでくるのか、大谷吉継が倒れた後の西軍を掌握した黒田勘兵衛の動向とともに、目が離せなくなってきました。




織田信長伝―覇望の日本(ひのもと)編
販売元: 光栄

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織田信長の野望〈1〉
販売元: 双葉社

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