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和書 507300 (208)



終わらざりし物語 上
販売元: 河出書房新社

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「シルマリル物語」を神話物語とすると,本書は研究本,くらいの位置付けになるかもしれません.作者をJ.R.R.トールキンのみとしてよいものかどうかも疑問です.確かに書いたのはトールキンかもしれませんが,考案中の,それぞれ矛盾のある様々なパターンの元原稿を並べただけでは本にならないし,取捨選択し,編纂したクリストファ・トールキンそのほかの名前もあってよいのではないかと思いました.
設定を考案したり,練り直したりしている最中のあいまいさや矛盾が多々ありますが,それは,伝説や神話のような,長い間口伝された物語につきものの「異説」と読むことができる...というのはファンの欲目でしょうか.
矛盾の存在が,逆に「神話らしさ」を生み出しているかも,なんて思ってみたり.




終わらざりし物語 下
販売元: 河出書房新社

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J.R.R.トールキンによるミドルアースに関しての遺稿を、息子のクリストファー・トールキンがまとめた「指輪物語」の外伝や補稿集とでも言う書。

下巻の見所は、いちどは一つの指輪を火口に投げ込む機会があったにもかかわらず、誘惑に屈した英雄イシルドゥアの末路を描く「あやめ野の凶事」と、指輪物語における黒の乗り手の行動について、平和が戻ったあとのひとときにガンダルフがフロドたちに語る「指輪狩り」、それにガンダルフもその一人であるイスタリの正体についてなど、見逃せない一冊です。




終わりなき索敵〈上〉航空宇宙軍史 (ハヤカワ文庫JA)
販売元: 早川書房

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終わりなき索敵〈下〉航空宇宙軍史 (ハヤカワ文庫JA)
販売元: 早川書房

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私がこの本を読んだのは、大阪は淀川べりの土手の上、冬から春に変わる季節のころです。
空は晴れ、目の前には満々と水をたたえた淀川、濃くなりつつある緑、その手前で球技に夢中な子供たち、左手にはびっしりと人を乗せた電車が走っています。強風の日で、厚手の革のジャケットを被って、日差しの暖かさを感じながら夢中でページを繰りました。

地球の上に自分がいる。周りの状況が徹底してそのことを思い知らせてくれています。
しかし同じその瞬間、自分の心は宇宙空間にぽっかり浮かんでいました。

宇宙はあまりに広く、私には想像することすらできません。
そんな私の心を宇宙に連れて行ってくれた、作者の筆力には戦慄すら覚えます。

「終わりなき索敵」は、それまで語られてきた航空宇宙軍史シリーズの総集編とも呼べるものであります。
もうこの先の宇宙へは連れて行ってもらえないのでしょうか?




終わりなき平和 (創元SF文庫)
販売元: 東京創元社

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1960年代のヒットしたフォークソングでバフィ・セントメアリ作詞作曲のUniversal Soldiersというのがありました。兵士一人一人が殺せという命令に従わなければ戦争は出来なくなるというメルヘンチックな内容です。一部アメリカのインテリ軍人から命令拒否も始まっているようですが、全員が命令拒否できるようになるにはまだ数千年かかりそうです。

本作のアイデアはヴァーチャル兵士のシミュレーターを逆手に利用して殺しアレルギーを植え付けてしまえというものです。正当防衛反撃は許すとか羊の群れに隠れ狼をきちんと確保して残すとかさすが実戦体験者は夢想家と違って甘くないです。

クラークのトリガーは火薬が全て暴発するから銃器も爆弾も使えなくなる未来ですが、こちらは良い目的の為に洗脳技術を使うというアプローチです。どうもアメリカやイギリスの軍隊経験者は洗脳や薬物や器材によるマインドコントロールの効果に自信があるようです。旧日本軍のカミカゼは洗脳と薬物にコントロールされたと信じている人の方が多いくらいですから。

このアイデア斬新だし面白い。SFファンではない読者にも是非ともお勧め!




音楽の城
販売元: 音楽之友社

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オンゴロ
販売元: COTTON‐100 COMPANY

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女の国の門 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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核戦争後の崩壊した世界、主題がジェンダーとはいかにも『よくある話』めいておりますが、読ませる力はかなりのもの。ぐいぐいと世界に引き込まれてしまいました。
劇中劇の古典的物語を交互に絡ませながらヒロインの過去と現在が語られますが、それはまた変えがたい男と女の普遍的な性(さが)でもあります。理性と本能の狭間で主導権を争う二つの生き物。同じ種でありながら永遠にひとつになれないもの。尽きることのない騙し合い。
支配しているのは男なのか、女なのか?

とにかく異性が信用できなくなりそうなお話で(特に男性にはきっついかも知れない…)、若い方が嫁入り前に読んでいいのか結構悩むところですが(笑)、作品としての読みごたえは充分です。おすすめ。
ちなみに物語の展開などを鑑みるに女の国の門the gate of women's countryというのが女性の胎への入り口の事と分かります。まさに神聖にして侵さざるべき門なのです。渋い。




女切り (ハルキ・ホラー文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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ホラー短編集ばかりを、集めたもの。玉石混合なので4点。読み終えて、背中がゾゾ~とする
怖い話もあれば、作者の観念の世界に入りこむような、ストレートに「わからない怖さのお話」もある。
時間があるときに、さらさら~と暇つぶしに読む本という感じ。
人丸調服令や環蛇銭などみたいに、作者がこだわって、調べて調べて書いた感じは、
しなかったけど、値段分はあると思う。




女刑事は二度死ぬ (C・NOVELSファンタジア―ミラクル・アイ)
販売元: 中央公論社

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