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和書 507300 (233)



風の大陸〈第10部〉太陽の都 (富士見ファンタジア文庫)
販売元: 富士見書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 古代アトランティス大陸を舞台とする本格派ファンタジー巨編。昨今の日本のファンタジーというと、設定があやふやなものが多かったりしますが、この『風の大陸』は何でもあり(?)のファンタジーにしては、政治の世界や、国家間のシステムの違い、社会階級の構造などがきちんと描かれていて、スゴイと思います。古い歴史を持つ太陽帝国の政治のシステムは、それまで舞台だった新興勢力のアドリエにはない複雑さがあって、そうした違いが描ける辺り、さすがです。個人的には本編より300年前を描いた『巡検使カルナー 風の大陸・銀の時代』の方が好きだったりしますが。こちらは、この巻で登場するカリスウェンの先祖にして、初代太陽帝国の皇帝となったマルト・バレム・カルナーの若かりし日の物語です。合わせて読めば、『風の大陸』の世界が広がることは間違いありません。どちらも良いですよ。




風の大陸〈第11部〉月神殿 (富士見ファンタジア文庫)
販売元: 富士見書房

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 魔術師グラウル再登場! これはうれしい。アステ・カイデ編ではティーエに協力的でうれしさも倍です。ところが、アステ・カイデに来てからというもの、ティーエたちに変化が…。特にジッダは自立を目指してティーエのもとを離れてしまう。

 ジッダは社会階層の底辺で差別を受け、辛酸をなめるヴァユラの出身。ヴァユラは市民として扱われない境遇をなげかず、明るく前向きで、才覚を磨いて少しでも良い暮らしが出来るよう努力する。けれど、ヴァユラと知りながら家族同然に受け入れてくれる仲間を持ち、さらに自らの努力とは無関係に市民の証を手に入れるという幸運に恵まれたジッダは、他のヴァユラたちの境遇を思って苦悩する。自分だけがこのような幸運にあずかっていいのか、と。幼いジッダが悩んだ末に出した結論に納得、というか感動です。自らの生まれに対する誇りと、自分を大切にしてくれる仲間を悲しませたくない、という2つの気持ちで板ばさみ。なんて素晴らしい悩みだろう。

 読者として、ジッダに出会えたことは、竹河聖先生に本当に感謝です。




風の大陸〈第12部〉太陽神殿 (富士見ファンタジア文庫)
販売元: 富士見書房

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風の大陸〈第13部〉風雲 (富士見ファンタジア文庫)
販売元: 富士見書房

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 自ら積極的に男として生きてきた自分と、女としての自分との狭間で引き裂かれ、ちりじりになりそうになるラクシの姿が痛ましいです。ハンパな自分に腹を立てつつ、およそ望みがないと思われる(?)恋に揺れる。心配…。

 ファンタジー小説としては類を見ないほど、男女の心の琴線や、ふれあい、魂の交感が、美しく、しとやかに描かれる『風の大陸』。

 良いですよ。




風の大陸氷の島〈2〉災厄神(ギグラバ)の子 (富士見ファンタジア文庫)
販売元: 富士見書房

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風のたより―マインドワーク2 此岸現視行 (五柳叢書)
販売元: 五柳書院

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風の辻 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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風の伝説
販売元: サンケイ出版

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風の渚
販売元: 光文社

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風の白猿神(ハヌマーン)―神々の砂漠 (富士見ファンタジア文庫)
販売元: 富士見書房

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 10年以上にもなるが、いまだに続編が出る気配がない作品。
 大槻という腹黒い(笑)人物率いるキャラバン隊は、世界が破滅し砂漠化した大地を、飛空戦艦「箱舟」に乗って飛び回ります。その乗組員である主人公の古城宴は、悪友二人とともに、とある砂漠から筐体を発掘し、その中に閉じ込められていた少女と出会います。その少女は何者なのか?などといった数々の謎は、本編では明かされることなく、終わってしまっております。当然続編が出るものと期待していたのですが、残念でなりません。
 内容としては、ガンダムXとラピュタを融合させ、それにインド神話を付け加えたようなもので、読んでいるうちに、続きを読ませろ!と叫びたくなること間違い無しだと思います。


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