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境界性人格犯罪 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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私は、過去に境界性人格障害と診断され、現在は完治している、精神医学を学んでいる者です。ホラーとしての読み物の内容を云々する以前に、この本は、表題もしかり、あたかも境界性人格障害の患者は犯罪を冒すものであると、世間一般の人々にあらぬ誤解を与えかねない本です。境界性人格障害の患者が犯罪を冒す可能性は、一般健常者の累犯率よりむしろ低いことが統計的研究により明らかにされています。人格障害の中でも犯罪を起こす可能性が高いのは、境界性人格障害ではなく、反社会性人格障害と呼ばれる人々です。この本によって境界性人格障害に対する誤解や偏見が助長されることを非常に危惧します。




金曜日の女 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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黒い家 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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保険金をめぐる犯罪の話。保険業界の裏側や犯罪心理学について詳細に記述されており、興味深く読めました。また保険金犯罪を通して現代の日本人社会の風潮にも鋭く切り込んでいる点、登場人物の心理描写、心理分析が巧みな点でもなかなか面白い小説です。
ただ、確かに怖い本ではありますが夜寝られなくなるほどのではないので星4つ。




黒い童謡(うた) (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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童謡をテーマにした短編集。
4つの短編が最終的に1つのラストになるのですが・・・
このラスト&ラストへ繋げる為の伏線が、物語をつまらなくしてしまっているような・・・?
1つ1つは童謡の薄気味悪さをかなり上手に使っていて、不気味ですよ。
童謡の解釈なんかに興味がある人にもオススメ。




紅蓮鬼 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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著者の作品を読むのは「炎立つ」以来です。炎立つは大河ドラマの原作にもなったほど、登場人物・ストーリー・時代背景等が素晴らしく描写されていましたが、この作品は...。
ホラー作品にしては怖さが感じられず、ストーリーも序盤はなかなか良い感じなのですが、中盤からダレてしまい最後まで読むのが苦痛になってしまいました。

もともとタブロイド誌に掲載されたものだそうですが、やはり取り組みの甘さを露呈してしまっています。
残念。




獣たちの夜―BLOOD THE LAST VAMPIRE (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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押井守が書くホラー小説ってことに興味がわいたので読んでみました。
時代設定や人物・背景等(出ました!過激派、学生運動)、押井氏の自己投影的こだわりに彩られておりましたが、

これって「ホラー」の内に入るのか・・?

と、中間くらいまで読み進めた辺りでまず思ったことがこういう事。
『ホラー文庫』なんだし、やっぱり日頃「ホラー」と聞いて想像するのは「気持ちの悪い」話や、「不気味で怖い」話ですよ。
もちろん、主人公やその仲間たちが殺人事件の謎に巻き込まれて行く過程でのスリリングさはあったし、
押井氏の映像作品なんかでもみられる、こね繰り回したような長台詞の蘊蓄議論の応酬もらしいといえばらしい・・で、面白くないこともなかったけど・・
こういう議論場面の方に頁割いて力入れ過ぎちゃってるせいで、余計「怖さ」も「不気味」さも最後までそれほど感じられずに終わってしまったのが残念なところです。

ホラーとして、怖い話を読みたいから読む・・というより、
ジャンル無視して押井ワールド全開な本を読みたいから読む・・というスタンスの人じゃないと、ちょっとついて行けないかもしれません。
吸血鬼の恐怖よりも、引用されてる知識が膨大で、途中で読むのをやめたくなるような長台詞の論争シーンに耐えられなくなるに違いない・・・そう思います。

ただ、ホラーとしてはどうも弱いけど、これは映像化したものが観たい気がしますね。
たぶんイツモノゴトク一般ウケは狙えないと思うけど。




ケータイ (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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テレビで深夜放映されているようなホラードラマに近い印象。
文章も軽めで読みやすいため前半はどんどん読み進んでいたのですが、
人間が直接引き起こす事件かと思っていたので、中後半から「ケータイ」が
からくりと分かり(具体的なことはネタバレになるので記述しません)、
オカルトチックで冷めてしまいました。

お化け、その他オカルトチックな表現が好き、または許せるという方は
楽しめるかもしれませんが、ホラーにリアリティを求める方には
物足りない作品かと思われます。






ゲスト (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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ホラーものを、直接的に感覚を刺激するスプラッター的ホラーものと実態や本質がつかめず曖昧で不確かな存在が、じわじわといつのまにか近づき、気がついたときにはどうにも逃げられない底なしの世界に引き込まれてしまうものの2種類に分けるとすればこの作品は間違いなく後者に入る。
「リング」、「感染」に限りなく近い作りである。ゲームデザイナーの周辺で巻き起こる暴力という名の連鎖。悪意の正体を消滅されたあとに始まるさらなる恐怖の連鎖。ベースとなる仮想世界は、その演出の効果をさらに高めているともいえよう。あとがきにもいかにも現代を象徴したような物語の作りだと書いているが、確かに私もそう思う。物語の展開はスピード感があるし読みはじめるとどんどん進んでゆけるが、ここまでのボリュームにする必要があったのかどうか…物語の波に乗るまで若干の時間を要する。好き嫌いが別れる点でも星3つ。




幻視 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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 この本のようなことが、実際に起こったら日本中で大パニックがおこると思う。
 実際に電磁波によって病原体に感染する、それがコンピュータープログラムだったら・・・・
 現代は、ネットや携帯も普及しそれを持っていない人を探すのがむずかしいくらいだ・・・・


 この幻視という作品は、読んでいてとてもスリルがあり、ドキドキとさせられた医学ホ
ラー小説だったと感じた。
 




現代ホラー傑作集〈第5集〉森の声 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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 本書に収められているのは
芥川「妖婆」
石川淳「灰色のマント」
泉鏡花「化鳥」
川端康成「片腕」
折口信夫「神の嫁」
太宰治「魚服記」
中原中也「骨」
夏目漱石「夢十夜」
森鴎外「心中」
 などです。
 どれも極めて味わい深い作品です。
 手軽に読めるシリーズとしてはおすすめです。


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