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和書 507300 (275)



コックリさん (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

小さい頃に誰もがいたずら半分でやった「コックリさん」。不思議なことに誰も力を入れていないのに勝手に握り合ったペンが動く。そのほんの些細なことが、この村にとんでもないことを巻き起こす話。村人たちの公表できない過去や、登場人物1人1人の思惑が入り交じって、面白いものになっています。飽きずにどんどん読めてしまいました。




孤島の鬼 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

現在、乱歩の決定的作品と断言できる「孤島の鬼」を読もうとすれば春陽堂、創元推理、角川ホラー辺りの文庫を手に取るのが一般的だと思います。これらの文庫のうち、創元推理にはこの作品が雑誌「新青年」に初出の際に併載された竹中英太郎氏の挿絵が付けられていて、それが大変価値あるものとなっています。(このレビューは角川ホラー文庫です。)

ですが、初めてこの作品と接するうえで、英太郎の挿絵が規定してくるイメージがむしろ読み手各々の自由なイマジネーションを制限してしまう事もありうると思う。逆に言えばそれだけ英太郎には彼独特の完結した世界観があり、無論それが凄いとも云えるのですが、必ずしも作品から受けるイメージは1つではない。日本の古典的な世界観からの影響が色濃い英太郎の世界は、現在では一昔前の史料を眺めるような風情もあり、必ずしも現在の我々のイマジネーションと一致するわけではないと思います。

この角川ホラーですと紙質もいいですし、印刷された文字も紙からぼわっと浮き出たように眺められ、恐怖感を煽ります。未読の方には上記の理由で春陽堂かこちらで初めて接していただいてはどうか、と思います。妖気に満ちた英太郎の挿絵は、再読の時に創元推理で(こちらも忘れず)眺めてみて欲しいと思います。

挿絵ひとつでこれだけ神経質にならざるをえないほど、この作品には圧倒的なスケールと、読み手をことごとく刺激するだろう豊かで完結した世界ができているのです。




合意情死 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者の短編集の中でいちばん好きです。
もっと評価されてもいいのでは?

岩井氏お得意の怖さやエロさやえぐさはこの作品では封印されいます。
特別な悪人でもなければ素晴らしく善人でもない、(岩井さんもよく語っている)「普通の人々」の心に宿る、ささやかな欲望、野心、邪心などが引き起こす悲喜劇が描かれており、全編にユーモアとぺーソスがほどよく漂います。
特に各作品に登場する女性たちの力のあるセリフがおもしろく、女たちの前では男はみんなただのヘタレになりさがってしまいつつも、そんな彼らがどこかかわいらしい。

しかし、なぜ、ホラー文庫からでてるのかな?
全然ホラーではないと思うのですが〜。






ゴーストシステム (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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《メールが届いています》《no subject》…携帯電話に送られてくる謎のメール。内容はワケのわからない数字の羅列なのだが、それを受け取った人は次々と自殺を遂げるという。自らも死に関心を寄せるTVディレクターの零子は、真相を探り始めるが、彼女の周囲にも危険が迫っていた。

 う~ん、私の好みではありませんでした。呪いのメール、というのはありきたりだけど面白い。しかし、キャラの立っている登場人物が出て来ないので、心情がグッと来ないのです。怪現象の描写はなかなか〈クる〉ものがあるのになあ、惜しい。展開に意外性の無いところと、零子がエゴイストでどうにも…自分さえよければええのんか~。




サイレントヒル (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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バイオハザードやクロックタワーのノベライズで素晴らしい作品を届けてくれた牧野修さんが書かれているということで、映画の出来はあてにせず読んだのですが… バイオ〜の時とは違い、あくまで翻訳という立場ですから仕方ないのでしょうが、映画と同様つまらないですね。的確に表現した結果なのでしょうが。

つまらない映画の脚本など無視して、孤高の牧野ワールドを展開してほしかったです。

牧野修×サイレントヒルという私が夢にまで描いていた組み合わせが台無しです。




飼育する男 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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凶悪犯罪なのに、相変わらず凶悪な印象を持たない文章。

 気に入った女性を、蝶の標本のように、拉致し、コレクションするという内容。いつものように、逮捕されそうなことを匂わせて終わる。

 『死者の体温』や『湘南人肉医』のように、主人公は裕福で、美男子に近く描かれている。但し、殺人をしないので、その点は2つの作品と異なり、違った読後感を与えられる。

 発想はなかなか面白かったが、『死者の体温』『湘南人肉医』のようなインパクトにやや欠けるので、星3つ。




死人花―「彼岸花」異聞 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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 この作品を読む前にできれば彼岸花を読んで欲しい。ストーリーは彼岸花をもじったものだが結末は全く違うものになります。彼岸花を先に読んだ人にはトリックがそうゆうことだったのかというのが分かる場面がでてきます。

 ホラーミステリーということで最後がハッピーエンドになるかバッドエンドになるか 謎?! とします。とにかく読んでください。




姉妹―Two Sisters (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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箪笥の映画を見た時、よく分からないけど、殆ど主人公の妄想か…で終わりました。しかし、この小説を読んで主人公の妄想だけではないことが分かりました。箪笥の映画を見てよく分からなかった人は、この小説でバッチリ分かります!




上海哀儚―BLOOD THE LAST VAMPIRE (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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TVシリーズBLOOD+が始まって間もなく
BLOODシリーズの元となった作品と知り読みました。

鬼であり鬼を狩る宿命を持つ小夜と
小夜を支援する任務に就いたばかりのデヴィット
彼らは東京で起きた謎の連続失血事件を追っていた。

そしてもう一人自分から全てを奪った朱牙(ツガ)
と言う鬼を追う白皙の美しい青年、影蘭(インレ)
無表情で優しい影蘭に起きた悲しい過去と
鬼である為、愛しい人に自分と同じ苦しみを
味わって欲しくない切なく哀しい恋が良かったです。

あとがきの藤咲さんのコメントで書かれていますが
今回小夜が主人公ではなく翼手の影蘭が主人公なので
小夜は驚くほど出てきません。
そして影蘭はTVシリーズのハジのモデルなのですが
黒髪の長髪・細身・白皙の美貌と無口で無表情な所とか
話し方まで敬語の所とか、かなりそのまんまです。

そう言ってしまうとTVシリーズのハジと小夜が
好きの方にはかなり痛い所も有るのですが…

影蘭と小夜は同族の鬼とされている感じなので
実は小夜の翼手としての悲しい宿命や
ハジのクールな中の熱い恋愛感情など
影蘭一人から垣間見れた気がしたので
BLOOD+の原点としても良かったと思います。





招待客 (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

まさにサイコ、主人公は違う人物なのに母強しと言う感じの展開の話でした。子を思う母親はどこでも同じ、親バカって怖すぎる、そんな感じの小説です。


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