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和書 507300 (322)



北野勇作どうぶつ図鑑〈その1〉かめ (ハヤカワ文庫JA)
販売元: 早川書房

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短編20本。ショートショート12本をテーマ別に編集、
全6巻に収録したシリーズ第1巻。

「かめくん」の姉妹編「かめさん」や
新キャラ、カメリの登場する新シリーズ
「カメリリボンをもらう」に
「生きものカレンダー」の1~4月を収録しています。

可愛いかめの折り紙付きのシリーズ。
ギミックの効いた本としても、
可愛くてノスタルジック、少し切ない

珠玉短編集としても秀逸です




北野勇作どうぶつ図鑑〈その2〉とんぼ (ハヤカワ文庫JA)
販売元: 早川書房

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北の豹、南の鷹 (グイン・サーガ(101) ハヤカワ文庫 JA)
販売元: 早川書房

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ようやくグインとスカールが出会いました。
グインとスカールが出会ったら、伏線のひとつも明かされるんだろうなぁと期待していたんだけど、普段の巻となんも変わりませんでした。
星船時みたく急展開を期待していただけに残念。






北満州油田―覇者の戦塵 (C・NOVELS)
販売元: 中央公論新社

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1991年より連綿と書きつづけられている架空戦記「覇者の戦塵」シリーズの第一作「北満州油田占領」、第二作「激突上海市街戦」の合本。

戦後、実際に北満州にて発見された大慶油田が、昭和6年、満州事変のさなかに日本によって発見されていたら、という仮説のもとストーリーは始まる。実際の歴史では日中戦争を経て、日本はABCD包囲網と呼ばれる経済封鎖などから太平洋戦争という無謀な戦争を始めることになるが、石油が確保できていたらどうなったのか?戦争は回避できていたのか?違ったパワーバランスを生み出すことになるのか?
谷甲州は上記の仮説を元に一足飛びに破天荒なストーリーに走ることなく、技術者出身らしく綿密な考証をくわえたストーリーを描いていくのであるが、これは以後の巻の中でじょじょに明らかになっていく。

とはいえ、本作のメインストーリーは地味すぎるくらいに地味。架空戦記とは言いながら、派手な航空機や軍艦、戦車は登場しない。
第一作は、関東軍、石原莞爾、地方を割拠した中国の軍閥による油田をめぐる暗躍をメインとして、厳寒の試掘地点の確保をめぐって日本軍の小部隊と中国軍の衝突が唯一の戦闘シーンとして描かれる。

第二作は、昭和7年の上海が舞台。満州に進出した日本に対する抗日・反日運動が高まる中国国内。中でも先鋭的な運動に見舞われる上海で、中国正規軍と日本海軍陸戦隊との間で戦端が開かれようとしていた・・・。史実と同様、歩兵装備の海軍陸戦隊と中国正規軍の戦闘が後半4分の1あたりでようやく始まるくらいで、大部分は一触即発状態の上海を舞台にした国際謀略小説的展開になっている。
地味だなぁ、と感じられたとしても、この巻だけで読むのを止めるのはもったいないことだけは伝えておきたい。




鬼啖(KITAN)―鬼の風水〈4〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)
販売元: 講談社

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この本は、鬼と人間のハーフの少年「薫」と鬼使いの一族に生まれた少年「卓也」が活躍するオカルトファンタジー小説「鬼の風水」シリーズ第4弾です。「薫」の「卓也」に対する切ないまでの想いが、じわりじわりと胸に沁みます。「微妙な関係」が好きな方はぜひ、読んでみて下さい。シリーズ4冊目ですが、この本から読んでも大丈夫です。




奇譚草子 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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いらないものを買ってしまった。
怖い。伝聞だから、てのもあるかもしれない。
風の音が、誰かの呻きに聞こえる。
コンピュータの画面に、異形の物が映り込みそうだ。
すぐそこで、扉がひとりでに開きそうな気がする。

著者が伝え聞いたソレ系の話を集めた「奇譚草子」。
オチがとことんまでいかない(いくのもあるが)ところが、逆にリアルだ。
不気味に、それが意外に身近なものかもしれない、と感じさせる。

残りは、著者の短編たち。
初期のものもあり、それほどおもしろくはないかもしれない。
奇譚草子のみなら、☆四つだ。




綺譚集
販売元: 集英社

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 もしかしたら、美を追求するとこういう世界になるのかもしれないな、と思いました。過去に読んだ他の作品が、漢字の使い方や表現方法など細部にわたるまで素晴しく、この本も試しに読んでみました。文章の切れはやはり素晴しいと思います。臨場感にあふれ、文字で書かれているのにその場面が映像で視界に飛び込んでくる。しかし、表現されている内容がややグロテスクで、その文章の切れのよさゆえに耐えられないのです。申し訳ありませんが、星は、3つにさせていただきます。




風よ。龍に届いているか〈上〉
販売元: 創土社

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ファミコンのコントローラを握りしめ、徹夜続きだった日々…
モノクロに近かった迷宮のイメージが、華やかに、あるいは毒々しく蘇りました。
氏の前作に比べ、多少起伏が乏しくなった様な気がしますが、秀作かと…




風よ。龍に届いているか〈下〉
販売元: 創土社

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この人の文章には、愛がある。
それがこの人の小説を内容以上のものにしている。
『隣り合わせの灰と青春』もそう、『ウイザードリイのすべて』のコラムもそうだった。

一途な愛による不必要な程の勝手すぎる解釈が、文章を読者の心に沁み込ませる。
まるで愛にあふれた美しい絵を見ているようだ。




キップをなくして
販売元: 角川書店

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池澤夏樹の作品をきちんと読むぞ個人的キャンペーンの第?弾。
駅と鉄道を舞台とした子供たちのファンタジーです。

特に鉄道や駅がすきってわけではないのですが、最初の数ページで一気に物語に引き込まれました。ここまでわくわくしながら先を読み進めたのは久しぶりだと思います。

駅の子(詳しくは読んでください)になった子供たちの生と死を巡る冒険。

子供たちが、そこにある「死」を受け入れる葛藤の描写は、電車の中でいい歳をした40男を泣かせるに十分なものがありました。
(村上春樹「羊を巡る冒険」の最後、僕と鼠が別荘の暗がりの中で再会した瞬間に僕が発した言葉の衝撃に近かった)

子供たちがぐんぐんとたくましくなっていく様子も、本当に嬉しくなってしまい、電車の中でニヤニヤ。

物語の設定からしても、電車の中で読むのがいいのかも知れません。
こんなによい作品、久々に読みました。


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