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和書 507300 (356)



銀の戦士
販売元: 文芸社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「指輪物語」〈ロード・オブ・ザ・リング)のような大人向けの異世界ファンタジーを書く人が国内にもいたんだ!と嬉しくなってしまいました。「指輪物語」ほど壮大なお話ではないけれど、中身は濃くて深いです。このあと壮大な続編ももしや予定されてるのかな?と思わせるようなラストは、しっとりとした余韻もあって美しく、いろいろ考えさせられもします。

「指輪物語」のファンにはもちろん、国内のファンタジーに飽き足らない思いをしている人にも絶対おすすめです!




銀の森の少年 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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銀色の恋人
販売元: 早川書房

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 タニス・リー氏の作品を読んだのは、これが初めてです。
 何となく物語りのラストも知っていて、読み始めました。それなのに、最後の方は不覚にも泣いてしまいました。

 主人公のジェーンが始めのほうはすごく幼かったのに、「愛する」事を知ってからどんどん変わっていって、その成長が見事に描かれていると思います。だからこそ、幅広い年代の方にも、きっと共感していただけるはず!!
 また、機械のシルヴァーの変化にも、心が揺さぶられます。
 
 何度も読みたいというより、ふと心の中で思い出してしまうような、心に残る作品でした。




銀色の道 (For women)
販売元: 白石書店

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銀河不動産の超越
販売元: 文藝春秋

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 とにかく面白い。笑える。

 森博嗣氏の小説は、ミステリィの領域が多く、殺人事件を軸に人物の詳細な思想、思考を描くというスタイルが多いが、この「銀河不動産の超越」には、そんな複雑さは一切ない。
 一人の、今この時代を象徴するような青年が銀河不動産に入り、ある人物と知り合ったことをきっかけに、物語は展開を魅せる。青年にはない独特の個性を持った人達が銀河不動産という場を通じて青年と関わりあい、少しずつその人達の人生が変わり始める。森博嗣氏は読み易い文体と、ユーモアとでその物語に僕を引き込んだ。
 読み進めるにつれ、次はどんな人がこの青年と関わるにつれ、変化を見せていくのかと思わずにはいられなかった。そして、終始、散りばめられた笑いを誘う文章に、思わず笑ってしまった。

 最後には、周りに流されたって良いじゃないか、と青年が言っているような気がした。 




銀河英雄伝説〈VOL.1〉黎明篇(上) (徳間デュアル文庫)
販売元: 徳間書店

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去年の夏、塾のテストを終え家に帰ってきた中3の私は何となくテレビをつけてみた。適当に選局していてふと目に留まったのが、その時WOWOWで放送していた”銀河英雄伝説 我が征くは星の大海”だった。ラインハルトやキルヒアイス、ヤンらを初めて見て、「なんじゃこりゃ」と思いつつもそのまま見続けること約1時間。見終わった後の衝撃は、今までに体感したことのないものだった。この映画からは銀英伝の中心内容である人間関係はあまり分からなかったが、他に類を見ない壮大な艦隊戦を見ただけで、私はこの物語の続きが知りたくなった。
それからWOWOWの銀英伝一挙放送を全て見たり、書籍を買いあさったりして現在に至るのだが、この半年で私は銀英伝の熱烈なファンになった。
戦争を通して描かれる大勢の個性的な人々の生き様、民主政治と専制政治、宗教問題、政治の腐敗、戦術・戦略、恋愛、友情、忠誠心・・・この物語には”全て”がある。
以前の経験上から最初はどうしても帝国を悪者、同盟を善者と捉えてしまっていたが、物語が進むにつれ、ヤンが言ったように”等量等質の正義”があることに気づかされた。これは平凡な勧善懲悪の物語では決して描き出せないものである。
800字以内では書ききれないのでここで終わるが、このような素晴らしい作品をこの世に作り出していただいた田中芳樹氏に感謝の意を表したい。
最後に一つだけ言いたいのは、軍事的な面で少々曖昧な設定が目立つところが正直痛かった。
SFファンには少し物足りないかもしれない。




銀河英雄伝説〈VOL.2〉黎明篇(下) (徳間デュアル文庫)
販売元: 徳間書店

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Vol.1ではラインハルトとヤンが初めて自らの軍事的才能を駆使して対決した(ヤンの方は偶然かもしれませんが)アスターテ会戦から、ヤンが帝国の難攻不落のイゼルローン要塞を奇術ともいえる作戦で陥落させて、「魔術師ヤン」、「奇蹟のヤン」と呼ばれるようになる第七次イゼルローン攻防戦までが収められています。そしてこのVol.2では主にイゼルローン攻略によって自らの力を過信した同盟政府が無謀ともいえる帝国領侵攻作戦を実行して、ラインハルト率いる帝国軍(麾下にはラインハルトの腹心であるキルヒアイスをはじめミッターマイヤー、ロイエンタールといった後のストーリーでも活躍する秀才達がいます)によって同盟軍は壊滅的なダメージを被って優秀な人材を多く失うところが描かれています。

今思うとデュアル文庫版が正編だけでも全20巻、つまり一冊あたり220ページとするとトータルでは4400ページになる大作だったという事がうかがえます。また黎明編に関していうと、結構目まぐるしく出来事が進展していると感じられました。アスターテ会戦、第七次イゼルローン攻防戦、帝国領侵攻作戦~アムリッツア星域会戦といった主要な戦いが3つも起きており、登場人物も黎明編のみのキャラクターを含めて多数登場するだけに内容が濃いと思えたからです(決して後のストーリーの内容が薄いというわけではありません)。

しかしながらヤンが一日でも早く軍人から足を洗いたいのにそれが出来なくなってしまったのも黎明編あたりからなのではないかと感じられます。優秀な人材を多数失った帝国領侵攻作戦の結果、同盟および民主主義の命運がヤンの双肩にかかるようになり、負ける事が許されなくなる状況になったのも後のストーリーを見ればわかります。そういった事からも私は、宇宙の覇者を目指すラインハルトと避ける事の出来ない運命を抱えてしまったヤンの二人の人生を確固たるものにしたのがこのストーリーであると考えています。




銀河英雄伝説〈VOL.3〉野望篇(上) (徳間デュアル文庫)
販売元: 徳間書店

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銀河英雄伝説〈VOL.4〉野望篇(下) (徳間デュアル文庫)
販売元: 徳間書店

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本書ではラインハルトの古き良き日が終る。
彼にとって最も大事だった人物が舞台から去り、思い出だけで語られる存在になる。実はこれは偉大ともよべる構成で、実は彼と敵対した貴族たちから古き良き日を奪った代償とも呼べる。
特権階級として君臨してきた貴族たちのアンシャン・レジームが終りを告げ、彼らにとっての良き日は失われた。

同様にしてラインハルトも古き良き日を共にした人物を失ったのだ。
彼の姉が何故立ち去ったのかは、この構造を読み解けば理解できるはずである。
この構図を描いた銀河英雄伝説こそは不朽の名作であろう。




銀河英雄伝説〈VOL.5〉雌伏篇(上) (徳間デュアル文庫)
販売元: 徳間書店

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本書ではユリアン・ミンツの初陣が描かれる。
よく明智小五郎と小林少年のコンビがモデルになったと言われるヤンとユリアンの関係だが、本書を境にユリアンが成長し、単なるヤンの被保護者ではない人間になっていく。
そんな彼にヤンは決して自分の主義主張を押し付けず、じっくりと諭すように暴力の非道や歴史を語ることの重要性を教えて行く。

昨今、父権の失われた父親たちはヤンに多くを学ぶべきかもしれない。
 


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