和書 507300 (392)
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激突!日米太平洋海戦1942―二つの国連‐連盟vs連合 (コスモノベルス)
販売元： コスミック出版
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本書は、戦略級、あるいは歴史設定の改変に主眼をおいた仮想戦記である。この世界での日本は、英、仏と共に国際連盟を脱退し、史実より一足先、第二次世界大戦以前に国際連合を構築してしまう。それに対して、独のヒトラー政権を打倒して国際連盟を主導する立場に立った米は伊などを率いて連盟の解体を目指し、日本に戦争を仕掛ける。
興味深い組み合わせで始まった戦争だけに、多国間の外交や調整も本書の大きな魅力である。当初は米と正面切って対立したくない英東洋艦隊、チャーチルと東郷の駆け引きなど、架空の歴史ならではの場面が魅力的である。
さらに、仮想戦記作家としては実績がある著者だけに面白い組み合わせの戦闘を盛り上げている。米と連携して太平洋に乗り出してくる独戦艦や空母。
地中海で伊海軍に共同で立ち向かい、仏リシュリュー級の危機を救う派遣艦隊・水雷戦隊を率いる木村提督など、戦闘面でも見所が多い。
とはいえ、日本軍の欠陥はこの世界でも健在らしく、戦況は予断を許さない。国際政治での駆け引きの苦手な日本が、米に主導された連盟に英仏と上手く調整して立ち向かえるかどうか、不安でもあり、楽しみでもある。
ともあれ、史実とは違った組み合わせでの世界大戦を楽しみたいという人にはかなり楚勧めの仮想戦記である。
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激突!日米太平洋海戦1942〈2〉宿命の大海戦 (コスモノベルス)
販売元： コスミック出版
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激突!日米太平洋海戦1942〈3〉パナマ攻防戦 (コスモノベルス)
販売元： コスミック出版
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日英仏の国際連合VS米主導独伊の国際連盟という異色の世界設定で始まった本作も、本書で一応の完結を見る。前巻では中部～南太平洋を又にかけた大海戦が行われたが、本書ではそれを受けていよいよ米本土にさらなる圧力を加えるべく、パナマに連合が目標を定める。陽動として締め上げられるハワイ、輸送船を伴ったアイオワ級2隻VS大和級2隻の水上戦闘、そちらに目が向けられているうちに、本命の日本機動部隊はパナマに忍び寄っていた。
とかく政治・戦略が存在せず、戦術のみが暴走したと評価されがちな第二次世界大戦の日本だが、本作では英仏と連携して、政治目的を達成するために軍事作戦が行われている。 強引な開戦によって政治的主導権を失い、手足を縛られたあげく中南米諸国の帰趨によってプレッシャーを受けるアメリカ、腰の据わった近衛首相、そしてヒトラーの復帰など政治部分もしっかり書かれており、そういった点も興味深い。
ただ、興味深いモチーフが多いだけに、三巻で完結というのはやや掘り下げが足りない感も否めないものがある。チャーチルとの駆け引きなどで連合国の足並みを合わせることの難しさなども描かれているが、現場での摺り合わせの難しさと運命共同体意識の形勢、日本海軍の欧州派遣艦隊の活躍、そしてヒトラー主導のドイツが復帰し、英仏が独立運動に悩まされる戦後など、もっと詳しく見たかった素材も少なくない。
こういった物足りなさはあるものの、戦略状況の改変、戦術規模の展開など、評価できる見所の多い良作と評価できる。
原子力空母「信濃」 激突ファントム飛行隊〈上〉 (中公文庫)
販売元： 中央公論社
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原子力空母「信濃」 激突ファントム飛行隊〈下〉 (中公文庫)
販売元： 中央公論社
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激烈!新・日露大戦 (ジョイ・ノベルス)
販売元： 実業之日本社
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激烈!第二次帝国大戦〈5〉 (トクマ・ノベルズ)
販売元： 徳間書店
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激烈!帝国大戦〈2〉史上最大の独本土空挺作戦 (徳間文庫)
販売元： 徳間書店
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ゲゲゲの鬼太郎―バイリンガル版 (2) (講談社バイリンガル・コミックス)
販売元： 講談社インターナショナル
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日々、出来るだけ、英語に触れることの１つに、肩の凝らない「マンガ」を選びました。昭和３０年代生まれの私には、なじみのある鬼太郎ですが、日常会話では頻繁にはで使われない言葉。妖怪たち、こんな風に言うのかなどと思いながら、楽しく読みました。楽しく英語に触れられる１冊です。オススメ
ゲゲゲの鬼太郎―バイリンガル版 (3) (講談社バイリンガル・コミックス)
販売元： 講談社インターナショナル
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