和書 507378 (363)
京都路線バスの旅 (TRAJAL Books)
販売元: トラベルジャーナル
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
京都の見所を路線バスに乗りながら辿るという企画で、25名の著名人が書き下ろしのエッセイでその魅力を綴っています。
池坊由紀、市田ひろみ、井上章一、寿岳章子、ひさうちみちお、松山猛等、京都を愛する人達が思い思いのところへ路線バスに乗っていく旅は一味も二味も違ったものでした。
91系統の市バスの沿線に住んでおられた井上章一さんの「拝啓 整理券バス様」というエッセイも楽しく読みました。
幼いころから住んでおられた嵯峨野へ行くには、整理券バスに乗らないといけない、という観光地と郊外の両方の性格を持つ当地の事情を面白く、おかしく展開する筆者の心情はよく分かりました。
従来のガイドブックとは、全く違った切り口で紹介する新しい「京都ガイド」の側面ももった本だと思います。
京都に観光に訪れる際、これをお読みいただいて違った試みの旅を是非実践してください。
狂歩楽々―時速6kmのゆかいな旅
販売元: 二瓶社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
興味津々と、世界を歩く―ドクター吉兆のロシア・北米・南欧・韓国見聞記
販売元: 新風舎
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
東方見聞録 (教養ワイドコレクション (015))
販売元: 文元社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
極限の高地 チベット世界
販売元: 小学館
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
極限の高地 チベット世界
販売元: 小学館
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
極東―シベリアの自然、人、生活
販売元: 毎日新聞
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
極北の狩人
販売元: 講談社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
本書の前半部分は、2005年に「椎名誠のでっかい旅」シリーズでテレビ放映されていたものだ。また後半もテレビ放映されたもので、本書にそのDVDが付録している。
いずれもテレビ放映された分は、雄大な極北の旅のロマンを語る「表側」としてシチュエーション的にいいとこ取りしてチョイスされているわけだが、本書はその撮影期間を通して極北の旅をした「裏話」的な要素が集約されている。
もちろん、長きに渡りモンゴロイドの軌跡を追っているシーナの内に秘めるものが活字として、テレビ放映とは違った観点で書かれているので、本だけを読んでいても違和感はない。
後半では、シーナと植村直己さんとの接点が少しだけかかれており、初めて聞くエピソードだった。
付録のDVDがテレビ放映されたものだけではなく、もう少しオリジナリティーに富んだ内容に仕上げてもらっていたら、本書の購入価格はお勧めだろう。
巨大都市「東京」を組みかえる (ステアリングシリーズ―科学技術を先導する30人)
販売元: 三田出版会
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)
販売元: 集英社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
この作者にしてはちょっとパワーが落ちる本作。作品の誕生のしかたが他と違うのでしょうがないのでしょうか。しかしながら旅好きの旅愁を揺らすこと間違いなしの本書。作者の目線はあくまで、その土地の人々と同じ高さにある。そして優しいからこそ、読者の心を捕まえるのでしょう。
旅好きであれば一読して得るものは多いと思います。