和書 507498 (259)
釣りバカ料理帖 (講談社文庫)
販売元: 講談社
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1982年に『食いしん坊四季の釣り』として出たものの文庫化。
著者は釣りと魚と料理について数多くの著作がある人物。釣りのタイプとしては船釣りがメイン。海の魚が色々と紹介されている。
魚たちを四季に分け、釣り体験を交えながら、食味について語っている。釣り方に品があり、ガツガツしていない。また、自慢たらしくないのが良い。珍しいエピソードも多く、料理も美味しそう。
本書は盛川氏の初期の著作なためか、内容が整理されておらず、ワンパターンで、もうひとつ面白くない。しかし、まあ、読めないこともない。一気に通読しようとすると飽きてしまうが、毎晩、寝る前に少しずつ読むとかすれば、満足できるだろう。
ファミリーキャンプ入門 (講談社文庫)
販売元: 講談社
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僕の名前は。―アルピニスト野口健の青春 (講談社文庫)
販売元: 講談社
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野口健は七大陸最高峰の世界最年少登頂記録保持者だ。テレビで見る野口健は快活で一事を成し遂げた自信にみなぎっている。
まるで好印象だが、彼の少年時代はやんちゃも過ぎるほどでそのパワーが山に向かわなかったらどうなっていたか分からない。17歳のときに植村直己の本に出会ったのだ。出会いは大切だ。そして山ののめり込む。
勢い。
経験の少なさをカバーするには欠かせない要素だったのかも知れないが、山を相手にしたときはそれが命を落とす結果につながる。無謀と言っても言い過ぎていないと思う。僕は中学高校のとき毎年北アルプスに上っていたから少なからずその無謀さが分かる。しかし次々と各大陸の最高峰をクリアしていく野口。
そんな野口であったが最後の砦、エベレストには苦戦する。何度も心が折れそうになる。苦しんだ。苦しんだが3度目の挑戦でやっと登頂に成功する。しかしこのとき野口はこれまでの登山で味わったような解放感と感動を得られていない。
いま世界で一番ヤバイところに立っている。
あまりに実感のこもった思いに震えてしまった。
野口健の情熱を勢い落とすことなく一気に読みきれる本だった
モリさんの釣果でごちそう (講談社文庫)
販売元: 講談社
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『モリさんの魚つり夢かたり』(自由国民社,1997年)から20篇、雑誌『つり丸』に連載中のコラムから24篇を選び出し、一冊にまとめたもの。
盛川氏の他の本と同じく、海釣りにまつわる様々なお話が手際よく紹介されている。本書にはクエやアラなど大物釣りのエピソードが多く、シュモクザメも登場したりする。かと思うとギンポやハゼへの愛も語られており、微笑ましい。
きちんとレベルの保たれた質の高いコラムで、楽しく読むことが出来た。ただ、意味の良く通らない文章があちこち目に付いた。これまでの本ではなかったことだが、老化なのだろうか。
モリさんの釣魚三昧―釣りバカに捧げる (講談社文庫)
販売元: 講談社
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1990年に出た『釣魚三昧』の文庫化。
もともと『週刊釣りサンデー』に連載されたコラム。おまつり、ビギナーズラック、入れ食いなど、釣り人なら誰もがうなづいてしまうような話題を軽妙に語っている。決して肩肘張らず、玄人ぶったりしないところが素晴らしい。
ただ、『週刊釣りサンデー』が大阪の雑誌であり、著者も大阪の出身であるためか、本書には頻繁に大阪弁が飛び出す。関東出身の私にはちょっと読みにくかった。
釣り宿オヤジ直伝「超」実践海釣り (講談社プラスアルファ新書)
販売元: 講談社
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関東の船釣りファンでこの芳野大船長(おおせんちょう)を知らない人はいないというくらいの人が書いた海釣りの本。プロ中のプロでもある芳野さんは大規模船宿「隆正丸」を率いる船長の中の船長だった方。ジャンボきす、エビ・ハナダイや追っかけアジといった隆正丸ならではの釣りの奥儀を惜しげもなく披露している本。引退なさった今でも千葉・飯岡に行くと運がよければひ孫をおもりしながら船宿で寛ぐ大船長の会える。この本で長年の経験に基づいた貴重なアドバイスを読んでみよう。海釣りファンなら絶対に読みたい一冊。推薦!
ヘタの横好き『鮎釣り』の上達法則 ― 河原は本日も戦場なり! (講談社+α新書)
販売元: 講談社
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釣りに関するおもしろい読み物を期待してこの本を購入しましたが、内容的には意外に専門的な、というかアユ釣りをそれなりに知っている人が読むべき内容という印象です。
昨年からアユ釣りを始めた私にとって、「それ本当?」という自分の感覚とは逆の意見も多数述べられており、まじめに実践すればアユ釣りの上達に役に立つかもしれないなと感じています。
アユ釣りが大好きな人にはオススメ、というレベルでしょうか。
森の力―日本列島は森林博物館だ! (講談社プラスアルファ新書)
販売元: 講談社
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こういう内容の本、高校くらいのころよく読んだ。
「森林の100の不思議」とか、
「続・森林の100の不思議」とか。
この本は、よくまとまっていて、森林や、木のことが楽しく学べると思う。
日本の林業の衰退の原因とか、今後のあるべき姿とか、そういうものもわかる。
最近では、木材からバイオエタノールを作る技術に、少し期待している。
材木としては利用されなくなった木々が、石油に代わるエネルギーに生まれ変わるとしたら、
見捨てられた日本の森林の利用が進むのではないだろうか?
図解 週末のナチュラリスト (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社
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一言で本書を説明すると、
「身近な状況で花鳥風月を愛でるエッセイ集」です。
実際の中身としては、良く知らない私には
・路傍や公園で見かける雑草みたいな草花(失礼!)
・ご近所で比較的見かける鳥や虫
・星の観望の苦労や星々
について、図説をしつつ、まつわる短編エッセイの集まりと
読めました。
母方の田舎があるといっても街中育ちの私ですが、
いくつかの話題(たとえば、片栗の花に嬉々とする老夫婦、
カラスの見分け方、魚肉ソーセージの包装でつくる赤色ライトなど)は
身に覚えがありとても、心温まる思いがありました。
以前、道や公園で立ち止まって、花鳥風月に思いを
一瞬でも傾けたことのある人に本書を勧めます。
p.s.:ただ、この本はハタチ前後の”最近の”大人には
若干遠のいた時代背景の読み物であるかもしれないと思います。
(星を見るにも”光害”、雑草を漁るにもアレルギー、
鳥・虫を探すにもアスファルト。。。。。)
高知の海釣りのすべて―高知・南予の海釣り空撮228ポイント (日本の海釣りシリーズ)
販売元: 高知新聞社
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