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和書 507506 (120)



IBMの光と影 (1972年)
販売元: 日本経済新聞社

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IBMの光と影 (1977年)
販売元: 日本経済新聞社

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IBMの対日戦略―情報帝国への野望 (Nikkei Neo Books)
販売元: 日本経済新聞社

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IBMの環境対応―「製品設計アセスメント」の実践で成果を上げる
販売元: ダイヤモンド社

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IBMの環境経営―世界共通の環境マネジメント・システムでグローバルな対応を実践
販売元: 東洋経済新報社

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IBMを甦らせた男 ガースナー
販売元: 日経BP社

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 あるつてで、IBM社のヘッドクォータがあるニューヨーク州アーモンクの本社ビルを見学する機会があり、IBMの復活の舞台の一部を見るせっかくのチャンスだと考え”予習”のために「IBMガースナーの大変革―こうして巨象は甦った」(ダグ ガー著:以下「巨像」と略称。本書は「男」と略称。)とあわせて読みました。

 IBMの広報スタッフの全面的な協力を得て執筆されたため、ガースナー本人の生のコメントが数多く引用されています。冒頭の数章では、ガースナーが瀕死のIBMのCEOを引き受ける経緯が時間の順に記述されていますが、その後の内容のほとんどは、章単位である観点に注目をしてガースナーのコメントを配置し、その前後関係の説明と注釈を加えるといった形式になっています。直接的で濃い元資料の量が多かったことがこういった形態を選択した理由のひとつなのではないかと思います。「巨像」は、IBMの協力が全く得られず、周辺の密度の薄い情報を丹念に取材して書かれたようで、その点で対照的な2冊の本だといえそうです。ただし、事実関係に関する食い違いには気がつきませんでした。

 協力を得て書かれたからといって一方的なガースナー賛美に陥っているわけではなく、失敗や負の面の記述も十分に加えられています。ただ、もし「男」しか読まなかったら、若干の疑いを感じていたかもしれません。マイナス点をあげながらも、結果的にはガースナーの成果を根拠に、その大胆な判断と緻密な戦略を、正当化しているように感じてしまう面もありました。なぜそう判断し、どういう条件でそれが成功に結びついたか、といった具体的な論理展開の詳細は望まないほうがいいでしょう。

 アーモンクを訪問した時点ではすでにガースナーのオフィスは別のビルに移ったあとでした。廊下に飾られている歴代のIBM製品を眺めながら、前任のCEOエイカーズが解任されてからちょうど10年がたったのだということに気がつきました。その10年の物語のスピードを考えると、やはり歴史に残る経営者の一人に違いありません。本人の書いた「巨象も踊る」もぜひ読んでみようと思っています。




IBMマネジメント―世界最強企業の戦略
販売元: ダイヤモンド社

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IBM流ビジネス行動学―自分を奮い立たせ、人を動かす
販売元: ダイヤモンド社

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Ichidaくりえいと100 (1974年)
販売元: 市田 東洋経済新報社企画制作局事業出版部

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ICとLSIのことがわかる本―はじめてわかった!そのしくみからホットな産業最前線まで
販売元: 日本実業出版社

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