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和書 507508 (51)



地球温暖化の政治学 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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1997年の京都会議(COP3)での京都議定書採択にいたるまでの地球温暖化問題に関する国際交渉の過程を、ジャーナリストである著者が長年の取材を元に綴った本。いくつかのエピソードなどを交え、詳細に描かれたその内容は、地球温暖化問題という環境問題が、いかに熾烈な「政治」問題であるかを印象づけるものとなっている。この問題の政治的背景を知るうえでは必読の書と言えるであろう。




地球破壊 七つの現場から (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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緑回復の処方箋―世界の植生からみた日本 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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本のタイトル『緑回復の処方箋』。初めは少し「処方箋」という言葉に不思議な感じがしました。「処方箋」とはつまり、お医者さんに見てもらった時に出される、何の薬を何日間飲むかという、あの紙のこと。この本を読むと、なんで緑を回復させるために「処方箋」なのかがよーく分かります。本の内容は、大きく分けて二つ。前半は、横浜国立大学名誉教授で昨今「3000万本の木を植えた男」として有名な宮脇昭氏が長年の経験を基に書かれた、自然への思いや鎮守の森の大切さについてなど。そして後半は、日本各地における植生の様子を地域ごとに詳しくまとめたもの。これを読むと、どこの地域にはどのような木々が相応しいかが良くわかり、日本には間違って植えられた木々がたくさんあることに気がつきます。そして、その土地土地にはどんな種類の木を混ぜて植えれば緑が回復するかがわかります。つまり、病にかかった土地や森をどのような木々で回復させるのか、というのが「処方箋」という意味なのですね。

著者関連の本は今までにたくさん読みましたが、この本は少しだけ専門的な感じもするので(自分が文系だから尚更ですが)、もしも初めて著者の本を読まれるなら、『鎮守の森』(新潮社)や『魂の森を行け』(一志治夫著)を個人的にはオススメします。どちらかというと、この本は特に、これから実際に現場で植樹を行おうとしている方や、植生を学ぶ方にぴったりなのではないかと思います。企業や自治体などで植樹をすることが社会貢献としても広まっているようですが、その担当の方が読むと一層理解が深まって、本物の緑がどんどん増えるような気もします。
いずれにせよ、日本全国の植生をひたすら現場で調査したという著者の活動はすごいものだと感じました。ぜひご一読を。




森と田んぼの危機(クライシス)―植物遺伝学の視点から (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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巨木探訪の旅―北のハルニレから南のサキシマスオウノキまで (朝日ブックレット)
販売元: 朝日新聞社

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釧路湿原―日本環境の現在 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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原発の経済学 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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日本環境報告 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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本書で扱われている問題は多岐にわたります。屋久スギやイルカから、日高横断道、白神山地、知床原生林伐採、新石垣空港、長良川河口堰・・・など。既に決着をみたものもありますが、現在でも新聞紙上を騒がせる話題も含まれています。ーーそれにしても、10年以上も前に書かれた環境問題の本を、今でも読む必要があるものでしょうか? 

時事問題には同時進行で接するのが一番適当と思いますが、時間を隔ててからでも充分読みに耐えるものはある、と私は思っています。今現在の地点から見て本書で面白いと思われるものとして、たとえば長野冬季オリンピックとの関連で言及されている、西武・国土はどうでしょうか? 本多氏の本をお読みの方は、ときどき西武・国土がやり玉に挙げられることにお気づきと思いますが、そのキッカケはここにあります。昨今話題の?西武に、少なくとも本多氏は10年以上も前から注目していた、と言うことができそうです。

もうひとつ、私が特に面白いと思うのは、「外来魚」を扱った文章の中で、本多氏が明仁天皇への直訴状を公開していることです。アノ本多勝一氏が、天皇にどんな直訴状を書いたのか? 興味のある方は本書の p545 以下をご覧ください。ーーなお、当然ながら、天皇から本多氏に返事がくるはずもありませんが、その後日談について、氏は「マスコミかジャーナリズムか」の中でも簡単に触れていますので(p162 ただし11行だけ)、そちらも併読されると面白いと思います。




芦生奥山炉辺がたり
販売元: かもがわ出版

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芦生の森から―関西の秘境
販売元: かもがわ出版

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