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和書 508052 (112)



申楽談儀 (岩波文庫 青 1-2)
販売元: 岩波書店

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東邦の理想 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 『茶の本』、『日本美術史』とならぶ岡倉天心(覚三)の代表作。タイトルは『東洋の理想』とも訳される。
 本作は日本美術の源流を探る美術思想史であり、所々で披露される天心の見識の深さ・広さには脱帽される。ただ専門用語が頻繁に登場しかつ旧漢字・旧仮名で訳されているため、かなり読みづらい。
 講談社学術文庫『東洋の理想』や中央公論新社『日本の名著 岡倉天心』では常用漢字で訳されているので、旧漢字・旧仮名に抵抗のある方はそちらを参考にするといいでしょう。




古寺巡礼 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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該博な知識に圧倒されてつい忘れてしまいがちになるが、これは和辻の20代の終わりに書き留められた印象記である。それを踏まえつつ読み進めていくと、確かにその筆の運びは若い。

それが、著者自身が「改版序」において自覚的に書いているような「情熱」であったり、「自由な想像力の飛翔」であったりすることは間違いない。しかし、それだけではない。

これだけ仏教美術に触れ、繊細な直感を自在に羽ばたかせながら、和辻がここでスルーしているもの。それは「死」である。

古都古寺を巡り、その成立の源にまで遡りながら、この本には死の影が極めて希薄である。その意味で、これは美術史・文化史の書でありつつも宗教の書とは為り得ていない。

だが、こうして奈良の地を巡ることができるほどには健康であったと思しき若き日の和辻であれば、それは当然の成り行きであったのかも知れぬ。ここで既に見ることのできる鋭い直感や自由な想像力をもって、和辻の生涯の思索はどこへ向かっていったのか。二体の観音像についての印象をもって閉じられる記述を読みつつ、評者はそのような方向への関心を抱くに至った。




新編 ベートーヴェンの手紙〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 小生はベートーヴェンの第4交響曲第2楽章(アダージョ)が大好きである。若い頃にこの曲を聴いたとき、他の彼の交響曲作品(特に奇数番)ほどには興味をもたなかったのではあるが、ある日突然、この天国的に美しい作品にぞっこん惚れこんでしまった。しかし、何故あのベートーヴェンがかくもロマンティツクな作品を創造できたのかというのが小生の永い間の疑問ではあった。
 この疑問に応えてくれたのが、第2次世界大戦後発見され、本書に収録されているベートーヴェンからヨゼフィーネに宛ててだされた一連の手紙である。

 1804~1807年は中期ベートーヴェンの最も偉大な創造の時期、穣り豊かな時期と呼ばれているが、ベートーヴェンのヨゼフィーネに対する激しいが、叶わぬ恋心こそがベートーヴェンをして交響曲第4番、ピアノ協奏曲第4番、バイオリン協奏曲などの永遠の名曲を創造させた原動力であったことを読者は理解するようになる。

 ベルリオーズの「幻想交響曲」の場合も同じであるが、恋の力の偉大さを知り、人間ベートーヴェンを理解するために、激しいベートーヴェンが好きな人も、優しいベートーヴェンが好きな人にも是非とも読んで欲しい1冊である。
 余談ながら、小生はヘルベルト・ブロムシュテットがドレスデン・シュターツカペレを指揮した演奏が最も好きである。




新編ベートーヴェンの手紙 下  岩波文庫 青 501-4
販売元: 岩波書店

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音楽と音楽家 (岩波文庫 青 502-1)
販売元: 岩波書店

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シューマン(もちろんクララも)が大好きで大好きで大好きなんですが、
この本を読んだとき、ああこの人を好きで良かったと心底思いました。

自分も天才作曲家でありながら、
同時代に生きる天才たちが何ゆえ天才なのか、何ゆえ素晴らしいのか。
天才でも秀才でもまあそこまでいかない方でも全くそうでない方でも瞬時に理解できるよう(ご本人曰く)書いてあります。批評はかくあるべきですね。
(カタカナ語をのべつまくなし並べ立てる現代の知識人は参考にしてください!!)
ついでに次世代を担うであろうブラームスまで紹介してくれるんですから、
若い芽は早いうちに叩いておけ!なんてケチな事は一切いたしません!!!

ショパンの演奏会に聴衆として同席していた時に、ショパンがシューマンが来ている事に気づいて急遽曲目をシューマンの曲(確か謝肉祭!)に変更したエピソード(しかもメンデルスゾーンも同席!!)
なんて想像するだけでワクワクする話なんかも出てきます。

気前のいい大天才は美人で才能豊かなお嫁さんと共に素晴らしい曲を後世の我々に残してくれただけでなく、こういう面白い話もたくさん残してくれていて、いやはや感激至極です!!




モーツアルトの手紙 上―その生涯のロマン (1) (岩波文庫 青 504-1)
販売元: 岩波書店

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モーツアルトの手紙 下―その生涯のロマン  岩波文庫 青 504-2
販売元: 岩波書店

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歌舞音楽略史 (岩波文庫 青 505-1)
販売元: 岩波書店

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レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 岩波文庫 青 550-1
販売元: 岩波書店

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いろんなことを考えているなーと感心する。
手記というかメモ帳みたいな感じで断片的につづってるから取っ掛りがよくない。絵画論のためとか明確な目標がないと読破は苦痛に感じるかも。
本の内容をけなす気はさらさらないが、エライ先生が薦める必読書に挙られ易い一冊だけど、決して万人向きの本ではない。



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