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和書 508052 (180)



快食快眠快便 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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怪獣な日々―わたしの円谷英二100年 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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怪獣王ゴジラ (テレビマガジンカードブック)
販売元: 講談社

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怪獣使いと少年―ウルトラマンの作家たち (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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作家のデビュー作はその後の作品の要素すべてを備えているという。その点、この作品にもそっくり当てはまるのではないだろうか。昨年サントリー学芸賞を受賞した時、ようやく時代が切通さんに追いついた感を深く持った。本書は、ウルトラマンシリーズの代表的な脚本家へのインタビューと作家論が中心だが、若き評論家に老大家たちの胸襟を開いている様子がよく伝わってくる。また、つぶやきにも似た著者のふとしたひと言ひと言に、同世代人のひとりとしてうなずかされることも多い。とにかく、切通さんの並々ならぬ力量を感じる1冊なのはまちがいない。




回想 黒沢明 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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 98年にお亡くなりになった黒澤明監督の日常生活、撮影現場での「つぶやき」を中心に実の娘である黒澤和子さんが、「選択する」「反抗する」「感じる」「食べる」「着る」「倒れる」など24の動詞をマクラに振って回想したのがこの新書。和子さんによる黒澤本はこれで3冊目になるそうだが、やっぱり娘にとって父親というのは理想の男性なんだろう。例えば息子だったら、こんな礼賛はしない。ほとんど手放しの崇拝ぶりだ。

 収録されている黒澤語録も、「自分の好きなことが見つかれば、一気呵成に勉強するもんだ。それじゃなければ身につかない」(p.79)、「楽しいと感じ始めるところまで、一生懸命やれば、あとはいくらでも努力できるものさ」(p.80)、「勉強しろという言い方が横行したから嫌になったんで、好きなことを夢中でやりなさいと言えば、なんてことはないよ」(p.871、いずれも「勉強する」から)など人生肯定的なものばかり。そして、スタッフには現場では厳しくあたるが、必ずフォローして、仕事が終わればみんなでワイワイ騒ぎ、テレビのスポーツ番組に夢中になるという理想の姿(サッカーなんか見たこともない!と叫ぶ『私は映画だ―夢と回想 』のフェリーニとはなんたる違い!)がこれでもか!とばかりに描かれる。

 『蝦蟇の油―自伝のようなもの』は読んでないのが、もう少し、意外な面を読みたかった気もする。




回想 日本の放浪芸―小沢昭一さんと探索した日々 (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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回想の文学座 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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回想のロンド (白水Uブックス)
販売元: 白水社

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これは指揮者カール・ベーム(1894-1981)の回想をまとめた本である。聞き取りは1967年に行われたから、晩年のことは書かれていない。

私はこの本を2度読んだ記憶があった。一度は学生時代、一度は10数年前、と記憶していた。しかし、手元にある本は1992年の出版であり、「そんなはずはない」。なぜそうなったのかわからないが、確かなのは、過去に読んだときは本書の内容をろくに理解できなかった、ということだ。

今の知識で読むと、とくに難しいことが書かれてあるわけでもない。当時の私の教養の、一体何が欠けていたのかわからないほど、本書は簡明な記述に終始している。ベームは自身の人生を恰も成功の連続であったように語り、常に問題となるナチスとの関係については、執拗といえるほどに無罪を主張している。とりわけ興味深いのは、R.シュトラウスとの暖かい交友の記述である。ウィーン帝政が生んだこの畢生の天才の姿が鮮やかに描写されていて、ともすれば露悪的に描かれることの多い作曲家の別の姿をみることができる。また、悪女として名高いパウリーネ夫人についても、好意的な記述に終始する。外見ほど好人物ではないベームは本心を語っていないに違いないと思われるのだが、あるいは本心からそう思っていたのか、よくわからない。なお、カラヤンについては、きわめて婉曲に皮肉っている箇所がひとつだけある(当時カラヤンは権力の絶頂にあった)。

私自身の経験から、これはクラシック音楽を聴きかじった程度の知識では、恐らく内容を追いかけるのが難しい本なのであろう。しかし、多少とも基礎知識をもつ人ならば、歴史の証言として、大変貴重な回想録である。なお巻末のシュトラウスの遺言はずいぶん厚かましい提言であり、苦笑せざるを得ないが、どんな内容かは見てのお楽しみである。





解読「地獄の黙示録」 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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 映画『地獄の黙示録』はオリジナル版を劇場公開時とテレビの洋画劇場と二度に亘って観、「特別完全版」は未だ観ないままであったが、本書を読んで俄然「完全版」も観たくなった。

 本書はまず映画を見ていない人は読むべきではありません。エンディングまで詳しく解説しているので、ネタバレになるからです。かといって映画を「オリジナル版」と「特別完全版」を続けて観るのはなんともシンドイですし、その違いも十分に味わうのが難しそうです。ベストな順番はやはり私の様に映画「オリジナル版」→本書→「特別完全版」でしょう。

 本文庫版は、立花隆の文章の上手さもさることながら、その薄さ、活字の大きさも快適で、スラスラ何の苦労も無く読み進められた上、映画の各場面がアリアリと脳裏に浮かび上がってきて、非常に楽しい読書体験となった。





帰ってきたヤッちゃん―地獄のお礼まいり
販売元: ニッポン放送出版

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