戻る

前ページ   次ページ

和書 508052 (199)



変わりおりがみ (カラーブックス (605))
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






乾電池手作りおもちゃ (カラーブックス)
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






香辛料野菜と料理―種類・栽培・使い方 (カラーブックス (671))
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






写真忠臣蔵 (カラーブックス (627))
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






写楽 (カラーブックス)
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

文庫サイズの小著であるが2つの意味で高く評価する。

まず、内田氏の「解説」が素晴らしい。
長いこと「謎の絵師」として、その「正体探し」が論じられた写楽だが、皮肉にも古くからの「元説」の正しいことがほぼ決定的になった経緯が短い文章ではあるが、的確にまとめられている。思うに、「写楽」の正体とされる人物についての史料が乏しかった故に「これだけの作品を残したからには相当に名の知れた人物であったはず(!)」という思い込みから、とんだ遠回りをしてしまったということだろう。
今後、彼について大量の史料が発見される可能性は少ないが、いわばアマチュア絵師の画期的な業績としてその作品の「真」を見つめなおすと言う、これからの「写楽研究」のあるべき姿を明示したと言う意味でも、その意義はきわめて大きいものだと思う。

第2に、写楽作品を網羅した本としては(現在入手可能な)他書よりも優れている。
ただ、一つだけ注意が要る。本書に示されている写楽作品の殆どは「再生版」である。すなわち、様々な美術館・博物館に分散している写楽作品の実物ではなく、浮世絵の技法を現代に蘇らせようとするグループによる復刻再現版である。
これについては或いは評価が分かれるかもしれないが、基本的に「版画」である浮世絵だ。写楽に限らないが、複数残る作品を比較すれば色遣いなどに微妙な違いが存在する。特に本書のような小さいサイズでは原作のイメージをはっきりとさせるこうした「復刻版」の方がふさわしいとも考えられる。

私があえて★1つを減じたのは、出来うればもう少し大型の本であって欲しく思ったからである。その際には「復刻版」の問題も意味が変わってくるだろうけど…。
だが、このお値段で「写楽問題」の「基礎」となる本書の意味は大きく、多くの方にお薦めできる一冊である。






正倉院の宝物 (カラーブックス)
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ジュエリー―創作の楽しみ (カラーブックス)
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






世界の凧 (カラーブツクス)
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ダンボールおもちゃ (カラーブックス)
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






中国古陶磁 (カラーブックス)
販売元: 保育社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ