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和書 508052 (222)



クラシックの名曲・名盤 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

宇野さんの好みで選曲したクラシックの曲、演奏家が紹介されている。とにかくはっきり好き嫌いが書いてあるので、それを鵜呑みにするのは危険だろう。ある程度クラシックを聴いてきて自分の好き嫌いがわかっている人であれば問題ないが、クラシック初心者にはお勧めできない。




新版・クラシックの名曲・名盤 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

なんか無茶苦茶に叩かれている感じの宇野さんですが、少なくとも彼の愛する音楽家たち(モーツァルト、ベートーヴェン、ブルックナーなど)の曲や、敬愛する演奏家たちの(フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、ワルター、クラウス、キョンファ、ムラヴィンスキー、マタチッチなど)名盤については、信用して大丈夫だと私は思います。 どんな芸術のジャンルであれ、一人の人間がそのすべてを網羅するというのはほとんど不可能です。 批評家は一般人より多くのものを見聴きしていますが、彼らとて好みがないわけでなく、むしろその逆の方が多いのではないでしょうか。 批評家の傾向をよく見抜いて、聞くべきところは聞いてみましょう。

冗談半分ながら、宇野さんの批評には次のような特徴がー。
1.自分より若年の演奏家に対しては概して厳しい。(大抵の人がそうですが)
2.基本的にロマンチストだが、硬質なリアリズム表現も理解できる。(この辺は立派)
3.ドラマチックで日常を超えた音の世界を求める。 そうでない世界観を持った曲や演奏も理解しようと努めるのだが、ちょっと理解に苦しむとキレて攻撃的になる。 





クラシック批評こてんぱん
販売元: 洋泉社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

クラシック音楽批評家がクラシック音楽批評について批評するという、いわゆるメタ評論な新書です。

コンセプトそのものもひねくれていますが、内容はそれに輪を掛けてひねくれてます。
いい意味での毒舌が冴え渡っていて、なかなか痛快です。

それにしても不思議な本ですよ。
クラシック音楽のCDや演奏会についてのたくさんの批評文(断片)をテクストとして扱って、徹底的にバカにして楽しんだ後に、批評行為というものについての一般論へと話が繋がっていきます。
一見ちょっとした論文のような作りにもなっているんですが、語り口が一貫して不真面目なので、どこまで本気なのかが全くわかりません(笑

しかもこの本、あろうことか著者名が間違ってるんです。(版によっては正しいものもあるようです;このページの表紙画像では正しくなっていますね)
「注意書きへの注」というのが挟まっていたので、以下に全文を引用します。

ーーーーー
本書の著者名が間違っています。
正しくは「鈴木淳史」です。
編集者が校正中に読んでいた池宮彰一郎『本能寺』(毎日新聞社)に頻繁に登場する幸若舞「敦盛」の修羅の苦しみと浄化が本書の内容を彷彿とさせたために、「淳史」を「敦史」に変貌させてしまったものであり、本書の内容に関してはなんら影響するものではありません。
ーーーーー

この注意書きのふざけた感じが本書の全てを物語っていると思います。




クラシック批評こてんぱん (新書y)
販売元: 洋泉社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

今を去る40有余年、新入社員の自己紹介欄に、「嫌いなもの・評論家」と書いたのを思い出した。
コバンザメの如く、他人の褌で相撲を取る輩をバッサリと斬る切れ味は最高。自らお書きの如く、自らをもバッサリと斬り捨てれば、尚良かったのに・・・・・ザンネン。




クラシック不滅の名曲名盤 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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クラシック名曲案内―ベスト151 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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クラシック名曲ものがたり集成 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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クラシック名盤 この1枚 (知恵の森文庫)
販売元: 知恵の森

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本の特色は、専門家以外の人たちが自分の経験を踏まえながら、「名盤」を語っているところである。音楽評論家となると、自己の経験と切り離して客観的な評論をしようとすることは、やむを得ないところではある。しかし、それだからこそつまらなくなる、とも言える。この本は、それぞれの人たちが、時には自己の過去を振り返りながら、「名盤」を紹介するものであり、彼らの肉声を聞いているかのような印象がある。面白いことは比類がないし、紹介されている名盤も他には見られないものも多い。音楽評論家である福島氏の文章からして、他の彼の類書と異なり、プライベートな要素が強くなって興味深い。こういう本こそ、待ち望んでいたものである。




クラシックCD名盤バトル 許光俊vs鈴木淳史 (新書y)
販売元: 洋泉社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

読み物としてクラシックファンには面白いとは思う。
二人とも一貫して、ギュンター・ヴァントとチェリビダッケという2巨匠を絶対視している。彼らの音楽評はこれを基盤としているのだが、音楽観もセンスもまるで違うヴァントとチェリビダッケが「両雄並び立つ」彼らの批評的観点は、その実さっぱりわからない。
許に関していうなら、ベルティーニとチェリビダッケの「両立」、インバルとチェリビダッケの双方褒め称え、テンシュテットとヴァントの諸手挙げての賞賛は、まともなリスナーや読者からの総スカンを食いかねない問題だと思う。
鈴木はもっと狸というか、彼が本当にどういう演奏に感動しているのかは見えにくい。

で、本書が面白いというのは、以上のような、マアいわば楽屋ネタみたいなクラシック批評業界のアネクドートを面白がる読者としては、まあオモロイという具合である。
文体もそれらしく、「これは宇野功芳調」とか「志鳥ならこういうだろう」「黒田恭一なら」「石井宏なら」とかいうのが頻出する。
つまり、筆者2人は、読者がこうした批評家連に対する訳知りであることを前提にしているのだ。よって、少しはこれらを齧っている評者には面白い。
そうではない読者には全く面白くないだろうし、ここに連ねられた言述は言論公表の水準にあるとは言えないだろう。




クラシック悪魔の辞典(完全版) (新書y)
販売元: 洋泉社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

おたかくとまったコンサート会場、CDレーベル、音楽室の壁で難しい顔した作曲家…
愛情豊かに皮肉も混ぜて解説する「辞典」である。笑いの中に溢れる知識の宝庫は
数百年前から連綿と続くClassical musicと我々の距離を縮めてくれる。

惜しむべきは、単行本・文庫本ともに絶版となってしまったことだ。
私は初版をぼろぼろになるまで読み尽くし、二冊目もセロテープで補強しながら
N響定期公演などの会場で愛読している。再刊を強く望む。


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