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和書 508052 (257)



ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ〈上〉 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)


ハリウッド映画に対して、作者独自の解釈を読むことができる。
それらの解釈は、過激かつ独創的であり、
「なるほど」と唸らせるものもいくつかあった。
ただ、この本の後に読んだ立花隆の「解読『地獄の黙示録』」と比べると、
本書には「浅はかさ」と「読みにくさ」を感じずにはいられない。

本書の中でも「地獄の黙示録」はトップで扱われている。
そこでは、十分な論拠もなく
「映画中のカーツ大佐はマッカーサーのことだ」と断言し、
「それを理解できたのは自分だけだ」と自慢する。
映画中の思わせぶりなセリフ表現には一切興味がないことも宣言している。
立花隆の著作では、セリフの微妙なニュアンスや引用をひもとき、
さらには映画撮影時の記録調査などから綿密な論理を展開したうえで
立花流の解釈されていることに比べると、
本書で展開される主張は、いかにも安易に思えてしまうのだ。

また、この本では全編にわたって
「これが分かっているのは自分だけだ」
「こんなことも分からない(自分以外の)知識人はアホだ」
の根拠薄弱な自慢話があまりにも目に付く。
結果として、せっかく面白はずのネタが
随分と読みにくくなってしまっているのだ。

確かに独創的で真実に迫った解釈もあることは否定しないが、
そうであれば、もう少し分かりやすい論拠を提示してもらいたいものだ。





ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ〈下〉 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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J・L・ゴダールについて論じつつ、日本のポストモダンの旗手として浅田彰、さらには蓮実重彦を批判しているくだりなのだが。P187の写真。キャプションでは「右からアインシュタインとゴダール」となっているのだが、あれあれ? ゴダールはどこにいるのだろう? タゴールなら確かにいるのだが……。あっ!これって、もしかしてギャグですか。冗談のセンスがないもんで(松本人志のシュールなギャグならわかるのだが……)、笑うべきところで笑うのも忘れて、ついうっかりマジに取ってしまった。こういう高度なギャグのセンスを自分も身につけたいものだ。

それにしても、ゴダールとタゴールの区別すらできないくらい知性と教養あふれる人が、映画を語り、ゴダールについて論じつつ、浅田彰や蓮実重彦を批判するという笑撃的暴挙といってもよい本が堂々と大手出版社から上下巻で出るという、この状況っていったい何なのだろう?




ハリウッドの懲りない面々―セレブたちの仰天私生活 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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日本人でハリウッドの世界にここまで深く食い込んでいる人がいたとはおどろいた。
有名セレブの素顔、体験談やエンタメ業界の内部についての話題がテンポよく書かれていておもしろい。憧れの世界の内情が垣間見れてよかった。海外の長い人と思うが、日本人の観念、視点からの分析や自身の体験談などは嫌味がなく読めて楽しい。かなりお勧めの一冊だとおもう。




フルトヴェングラーの全名演名盤 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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ヘプバーン写真集 世にも素敵なオードリー王国 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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題名が、オードリー王国とあるが、山本容子が前面的にでていて、無駄なページが多く、しかも値段が外国小説並なのは、何ゆえか。 題名を山本容子のオードリー感とかにするべきだったと思います。 興ざめです。




ペーパーわんこのいるくらし (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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ペーパークラフトなのに、写真の中のわんこはみんなイキイキした表情です。ポストカードは見ているだけで幸せな気持ちになれますが、是非友人へも送って幸せを分けてあげようと思いました。




マンガ ちょっとHな江戸の小噺200 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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マンガ マリリン・モンロー―愛に飢えた魂の伝説 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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モンローが最初の結婚で残したただ一人の息子が、母の死の真相を解明するべく色々な関係者に証言をとっていくという形式のコミック。何章かに区切られており、一章が一人の証言。証言者の語るモンローの生前、デビュー前から黄金時代にいたるまでのエピソードは大変面白く、森園氏の描くモンローが色っぽい。森園氏の絵は好きな人と嫌いな人がいると思う。私は普段あまり好きではないが、この本の絵は抵抗なく読めた。モンローの死の真相はなんだったのか、については、FBIやマフィアなど物騒なものが登場しながらも、まあ無難な線でまとめている。あくまでもフィクションとして、しっかり楽しめる本。




マンガ歌舞伎入門 (講談社+α文庫)
販売元: 講談社

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この文庫を購入してから、数年たちますが、歌舞伎を観るたびに参考にしています。 効率的に代表的な演目に絞って紹介しています。しかも、筋立てを中心にマンガで! 
歌舞伎には分かりにくい約束事がたくさんありますが、松井今朝子さんの案内は平成の日本人が観る立場に立って解説されていて、とても分かりやすい。
惜しいのは、マンガの人物の書き分けが稚拙なこと。
松井今朝子さんの歌舞伎解説なら、次回は舞踊劇の解説で、ぜひお願いしたい。




マンガ落語大全 まずはここから (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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落語家の口演を適宜テキストにした本はたくさんある。

残念ながら、整理やはしょり方が悪かったり、忠実に文字に写した口跡が却ってうるさかったりして、読んで楽しめないことがままある。

実演を見聞きした読者にとってはうれしくても、そうでない者は、やっぱし落語はつまんねえや、と誤解しかねない。

高信太郎は、書店に並ぶ落語の「速記本やら解説本やら事典」は、「やたらむずかしく、なにか大学の講義を受けているような専門書とか、あらすじをのせた」ようなもので、「落語をすでに知っている人が研究したり調べたりするのに役立つ」だけと考え、生の落語に読者をさそう「落語入門の本」として、本書と『マンガ落語大全笑う門には福きたる』をかいた。

与太郎、大家さん、八つあん、熊さん、かみさん、田舎侍、お殿様、留公、ご隠居、若旦那、金坊、甚兵衛さん等々、お馴染みの面子が、高信(こうしん)のキャラでお馴染みの落語の世界をのたくってる。

言い古されたことだが、健康な批判的精神と合理性にゲラゲラ笑ってしまう。

「マンガ傑作落語大全」の文庫化だから、二度買いしないように。


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