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和書 508052 (328)



天使への扉 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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美しい心を持った方、天使に最も近い人ではないかと思わされました。
だからこそ多くの人々に響く演奏が出来るのですね。浅はかな自分と、
まだまだ欲深い自分に反省…。ほかの本も手にとってみたくなりました。




出会い (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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日本の伝統 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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 「今日の芸術」に続く岡本太郎著第二弾「日本の伝統」。本書のほぼ半分が「中世の庭―矛盾の技術」について語られており、大いに興味を持って読み進めることができた。

 一貫して、形式としてではなく創造としての伝統について主張し、縄文土器、光琳の魅力について触れつつ、本題では中世の庭の魅力を語りつくす。

 まずは縄文土器の原始のたくましさ、ゆたかさを「四次元との対話」と称し、光琳芸術の本質を「非常の場」と指摘、それらを高く評価する。そしていよいよ話題は「中世の庭」へ。特に庭に注目する理由を著者は以下のように説明する。

 庭園はそれ自体が造型される空間です。建造物であり、彫刻であり、また音響の遊びもあります。眺めると同時に触れるものであり、静止していると同時にきわめて動的な相貌をもおびる。自然であり、また反自然でもあるのです。さらに、その中にあらゆる芸術を総合して取り入れることができます。絵を置き、彫刻をあしらう。歌い、舞う、可能的な芸術空間です。(引用)

 そして、具体的な事例を挙げつつ、独自の感性に基づき庭論を展開する。中でも特に賞賛の対象になっている例として、銀閣寺の銀沙灘、当麻寺の中の坊、大徳寺の方丈、竜安寺の石庭などが挙げられ、芸術家らしく直観的に分析している。

 芸術は根源的な矛盾を秘めています。その緊張した統合のうえに、強烈な表情をかがやかせるのです。矛盾した要素の対立は芸術の本質であり、根本要素です。(引用)

 さらに議論は借景式庭園の魅力へ。まずは借景式庭園に対する本人の言葉を引用する。

 庭と遠景とのあいだに一つの断絶的な空間をおいた、しかもそれを乗りこえて有機的に対応し、構成されている(引用)

 自然と反自然的要素とを対立のまま結合する技術。虚と実の対比、いわば無を媒介とし、断絶を前提とした高次な緊張。(引用)

 借景式は、身近にある庭と遠景とのあいだが、断絶しているのが条件であり、二つの異質の空間の間におかれた、空の部分が重要であると強調。そして、「空によって媒介された虚と実」にその本質を見ている。

 彼我(借景と石組)が無性格であり、ともにそれだけでは見ごたえがない。だが中景の空の媒介によって、双方が本質的に対決し、渾然と新しい次元に統一されるとき、はじめて驚異的な性格・風貌が打ち出されるのです。(引用)

 最後に、奈良と京都の庭園を比較。第一印象として、奈良を雄大で荘厳、強さ、重さという言葉で肯定的に捉える一方、京都に対してはちんまりとくすんだ形式、趣味的な繊弱さなど否定的なイメージを抱く。とはいうものの、最終的にはむしろ京都文化の方に興味を抱くようになったとのこと。

 異質なものの衝突にこそ芸術の本質を見出そうとする姿勢は、反骨精神の塊である著者らしく、また知識に頼らない分析は、新鮮で非常に興味深いが、常に穏やかであることを否定し、勢いや迫力を追い求めようとするその姿勢はかなり偏っていることを踏まえる必要がある。





ハリウッド大作映画の作り方 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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本の内容は、ハリウッドが映画の都と呼ばれるに至った歴史、脚本家・監督・プロデューサー達の具体的な仕事内容などの映画に関する基本的なことが読みやすい文章で書かれています。この一冊を読めば映画のエンドロールが長い理由も知る事ができますし、他にも、スターの撮影中のエピソードや、スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスといった有名監督の簡単な経歴なども書かれています。読みやすさの点では良いかと思いますが、本当に基本的なことが書かれているので、知っている人はすでに知っているかもしれない。ということで、星は3つにしておきます。




美の脇役 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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ブラックミュージック この1枚 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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 ここに収められているアーティストのアルバムをほぼリアルタイムで聴いてきた著者のこの本は、1970年代生まれの自分にとって、とても参考になるものでした。身近にブラックミュージックのうんちくを教えてくれる良き(?)先輩を得たようなものです。
 前置きがあまりにも長いので、「早く本題に!」と思うこともありますが、これはこれで面白い。およそ本題とは関係のない個人的なエピソードに、読んでいて思わず笑ってしまうこともしばしば。むしろ前置きを読みたいがために、興味のないアーティストのページを読んでしまったりもします(笑)。この本は、ガイドブックと言うより、エッセイ集みたいなものですね。
 自分が好きなアレサ・フランクリンやルビー・ジョンソン、ヴァンデラス、ミリー・ジャクソン、キャンディ・ステイトンらの記述がなくてちょっと残念でしたが、ブラックミュージック全般のことを理解するのにとても助けになりました。もちろんただの暇つぶしにも使えます。
 著者はヒップホップにもかなり通じていて、ブラック・ムーンのエピソードなど、ヒップホップファンであれば、さらに楽しめると思います。次回はヒップホップ編を期待しています。




放送禁止歌 (知恵の森文庫)
販売元: 知恵の森

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 すでに優れたレビューが数多くありますが補足を一つ。
  ◆「赤い鳥」て何?
  ◆「竹田の子守唄」て何?
という方は一度、インターネットで「竹田の子守唄」を検索してみて下さい。「ヤフー!」なら上から二つ目にある「封印された竹田の子守唄(曲を聞けるようにしました)」をクリック。
 すぐに「赤い鳥」の「竹田の子守唄」が聞こえてきます。しっとりとした名曲です。これがなぜ放送禁止歌? 戦前・戦中のことは知りませんが、「放送禁止歌」は今も昔もありません。また、現在では「要注意歌謡曲」もありません。しかし、実質上の「放送禁止歌」は現在もあるといえるでしょう。
 森山良子の「竹田の子守唄」を聞いてみて下さい。「赤い鳥」の「竹田の子守唄」と異なるところがあります。歌詞を少し、ほんの少し変えるだけで、まったく異なる歌になるのです。なお、チェリッシュのは「赤い鳥」と同じ歌詞。これも名曲。
 本書を読まれた方には『竹田の子守唄』(藤田正著、解放出版社)を併せてお薦めしたい。付録のCDには「竹田の子守唄」の元歌も収録されていて貴重です。出版社名から、どういう本であるかは推測できると思います。




ホラーマンガの逆襲―かえるの巻 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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マエストロに乾杯 (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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自分の書く内容について、きちんと調べたりしないのでしょうか。これは単行本の文庫本化ですが、時代を経たということで、芸術家たちの近況を追加なさったのは立派だと思いますが、どうもご自分の趣味に合う方についてだけなさりたかったらしい。調べることなく(調べてたり、知っていても無視したのな?)近況は不明などと書かれてしまった人もいるのは残念です。素人の私でも知っているだけにがっかりしました。というわけで、新たに文庫本を読む意味は半減というところです。




松田優作 炎 静かに (知恵の森文庫)
販売元: 光文社

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