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和書 508052 (334)



佐藤春夫 (ちくま日本文学全集)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

人が魚や植物になったり、という、アニメに使われていそうなシュチュエーションが面白い。
文体は現代仮名遣いに改められており、難しい文字にはルビが。
意味などもわざわざ巻末に行かずとも、ページの欄外に書かれており、ストレスを感じさせないシリーズ。




内田百けん ちくま日本文学全集
販売元: 筑摩書房

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『サラサーテの盤』『冥途』『特別阿房列車』ほか、創作品の代表作とされているものはだいたい含んでいて、かついろんな年代の作品が入っているので、内田百閒を初めて手に取り、一気に全貌を知りたいという人にはおすすめ。

ただ内田百閒は、夢語り風のフィクション作者では終わらず、この本に収録されていない随筆作品にも著名なものが多々ある。また、フィクションかと思って読んだ後で、随筆集を手に取ると、この本に収録されていた幾つかの短編を発見したり、と、フィクションがシームレスに随筆に続いているようなところが底知れない。しかも、代表作と目される作品以外にも強い魅力があって、これを読むと内田百閒をもっと読みたくなってしまうかもしれない。内田百閒の全貌はやっぱりこれ一冊ではまだわからないし、わかったつもりになるのは危険だろう。
最初の一冊としてはよいが、どう欲張っても最後の一冊にはなりえない、と思う。この本を買うなら、百閒にはまるかもしれないという覚悟をしておいたほうがいいかもしれない。

なお、「ちくま日本文学全集」シリーズは、巻末に年譜がついているのがわかりやすい。




坂口安吾 (ちくま日本文学全集)
販売元: 筑摩書房

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 初期から後期までの安吾の代表的な作品が収録されています。目次を見ても分かると思いますが、値段の割に内容が充実しており、非常に満足しています。筑摩の全集シリーズなどと同じように、このソフトカバーのような文学集も、見開きの左側に難解な語句の注解が載せてあり、いちいち、分からない語句があるたびに、辞書を引いたり、後の注解ページへ飛んだりと、読むのに苦労することはありません(以前長い間世界中で読まれきた読書術の本を読んだのですが、よっぽど難しい本を読むのではないでないならば、いちいち語句の意味に拘泥しないで、前後の脈絡から意味を推測して、読書のリズムを崩さない方が良いそうです:『本を読む本』参照)。
 内容もまたズバラシイ。最初の二編は筒井康隆のようなどたばたコメディですが、堕落論ほかの随筆は腰を落ち着けて全体を眺めるように書かれてあり、面白かったです。無頼派とか新戯作派とかには、酒をあおって詭弁をふるっているようなイメージがついて回っていたのですが、透徹した論理の随筆で、伝記などで知られる安吾とは全く違ったイメージがあり、食わず嫌いに終わらなくて本当に良かったと思います。また、最後の短編、『桜の森の満期の下』は衝撃的で、この一編だけでも十分に読む価値があります。
 是非読んでみてください。何度も繰り返しますが随筆は最高です。




夏目漱石 (ちくま日本文学全集)
販売元: 筑摩書房

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夢野久作 (ちくま日本文学全集)
販売元: 筑摩書房

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「ドグラ・マグラ」の怪物的、奇怪、どぎつい万華鏡のような作品を書く作家。
というイメージが強かったのですが、この短編集は、
「いなか、の、じけん 抄」、「謡曲黒白 談より」など、
軽い作品もあり、彼の幅広さを窺い知れました。

「瓶詰地獄」「押絵の奇蹟」は「ドグラ・マグラ」のイメージのとおりです。
「人間腸詰」はユーモラスでありながら、突然ブラックになって、
「やっぱり夢野久作だな。」という感じ。




太宰治 (ちくま日本文学全集)
販売元: 筑摩書房

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人間失格を書いた男は、ものすごく人間くさい人間だったと思わせる作品集。やさしすぎるから死ぬしか無かったというのは大きな誤解で、結局、この人は自分のことしかできない不器用な人だったのだと思う。収録作品はどれも切ないような、真っ正直なやさしさを感じるものだけれど、中でも「満願」は、何年か先に自ら予感していた自殺を思わせる。最後の最後まで人間の純情を信じたくて信じきれなかった。それが自殺を決めた理由だと思ってしまう。色々読んだ後で、再読すると中々いいと思う。




宮本常一 (ちくま日本文学全集)
販売元: 筑摩書房

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"旅する巨人”とは、佐野 眞一の著書のタイトルだけど、巨人っていう印象よりも、そのまま”旅する人”なのだなぁという感じ。確かに柳田國男以降の日本民俗学の方向性を決定付けた知の巨人ではあるけど、この本に収められた文章は、彼が描いた旅する人たちそのものです。ちくま日本文学全集ということで、民俗学者としてよりも、旅のエッセイストという雰囲気が濃厚な一冊。味わい深い文章は、ほんとうに旧道の木賃宿で、火鉢を背に書いているという姿を彷彿。つげ義春が好きなら、間違いなく読んで損はありません。お勧めの本だと思います。




宮沢賢治 (ちくま日本文学全集)
販売元: 筑摩書房

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富士正晴 (ちくま日本文学全集)
販売元: 筑摩書房

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寺山修司 (ちくま日本文学全集)
販売元: 筑摩書房

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