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和書 508052 (338)



中島敦全集〈3〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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この巻のイチオシ名セリフは子路が死ぬ間際に言う「見よ!君子は、冠を、正しゅうして、死ぬものだぞ!」。
この巻は、中島敦の、彼の短い文学人生における一つの到達点。すぐれた中国ものを収録。
・弟子(間違いなく論語を読みたくなる作品)
・李陵
・名人伝(欧米では名人といわれる人間のこういうあり方はありえないでしょう)
後半は、中島敦の分身である三造が登場する「北方行」を含む未完成の遺稿群が収録されている。




長生きも芸のうち―岡本文弥百歳 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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夏目漱石全集〈10〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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夏目漱石全集〈1〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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サイコー。非常、いやもう、異常に気に入った。
最初は何の気なく読んでいて、それでもやたら諧謔が効いているのが
おかしくておかしくて、こりゃたまらないなーとは思っていたが、
だんだんとさらに突っ込んで「おっ」と思うところが随所に・・
たとえばどうしたらよいだろうと悩んでも知恵が浮かばないときの安心の仕方、
銭湯における人間観察、職業上の逆上の大切さ、それになんといっても
「西洋人のやり方は積極的積極的と云って近頃大分流行るが、あれは大なる欠点を持っている」・・
このあたりの「哲学者」独仙氏のスルドイ弁舌にはこれぞ漱石の本音かとしたり顔で思うのだが、
ところがどっこいそうは問屋が卸さかったりする。

その他、寒月氏のモデルが寺田寅彦であるというのは有名な話で
私もそれくらいは知っているのだがそれくらいしか知らず。
ほかにいったいだれをモデルにしているのかや、数々の引例にどんな背景があるか、
引かれている古今東西不問の文学者や文学の、まあいうなれば薀蓄について、
逐一調べたらこの本、書かれた量の数倍にはなりそう、つまりそれだけの中身。
すでに多くの「猫」論があることは間違いなく、それらを読んでみたいとの興味すらそそられる。

確信犯的な教養のひけらかし、それに対する風刺。
自虐的な要素も多々見受けられ、とにかく興味深い。

もっと早く読みたかった気もするが今だからこそ面白いと思うんだろうと思う。
そうして、そう思ったからにはこの先また何回でも・折々に、触れていきたい極上の「スルメ本」になる(はず)。
きっとそのたびに新しい発見がある(はずだ)!





夏目漱石全集〈2〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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夏目漱石全集〈3〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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夏目漱石全集〈4〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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特に『こう夫』をお薦めします

何か物事を決めたとも、右に行くと決めても、左もどうかなと、迷う感情が必ずあると思います。右に行くと決めたにもかかわらず、左だったら、、、なんて揺れ動いてしまう感情。。。

この話は、そのことを実に実によく表現しています。

同時に(順次にであったりもするが)正反対のことが存在するわけだから、ややこしくてはっきりしない、普通の力量の人だと混沌と書いて読んでる方も釈然としないまま終わってしまうのだけど、これは違います。

実に簡潔な文章で、シンプルに、だけれども生々しく書かれています。

あったことを思い出しながら書いていくというやり方が幸いしたのかもしれません。それでもすごいです。

19歳で色恋沙汰で出奔した、イイとこの青年が、たまたまであった斡旋屋に言われるままについていく。という話です。

もともと死ぬ気だったものだから、別にああしたいこうしたい、という本人の意思というものが存在しない。だから余計にうろうろする主人公の心情が人間ぽくて本当に面白いです。

古い文章ではあるけれど、読みやすい方の類です。
戦前のはちよっと肌に合わないと思っている人もどうぞ。
私も、普段は現代しか読みません。




夏目漱石全集〈5〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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30年振りに読み返しました。若かりし頃読んだより、今のほうがより深く胸に迫ります。三四郎の若さも、代助の苦悩も、まるで自分のことのように感じられます。どのページから読み始めても十分楽しめる、その密度の濃さには感動を覚えます。さすがは文豪、こんな作家は他にいません。




夏目漱石全集〈6〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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中学生時代に読んだ「門」は、親友を裏切った罪への苦悩の物語でした。40を過ぎて読み返した「門」は、すばらしい夫婦愛の物語でした。




夏目漱石全集〈7〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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意外と面白いのが紀行文「満韓ところどころ」。漱石らしいユーモラスな文章で、漱石の交友関係が生き生きと描かれています。一転して「思い出す事など」は修善寺の大患当時の想いを綴った随筆。漱石というのはどういう人間であったのか、その人柄がよく出た作品だと思います。


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