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和書 508052 (339)



夏目漱石全集〈8〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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漱石作品は、芸術性は高いが小説としての構成やストーリー展開はもうひとつ、というものが多い。そうした意味では、本書に収められている「こころ」はバランスよくまとまっている。学生時代に読んだときは、主人公は友人を裏切った罪悪感で破滅したと思い込んでいたが、今回読み直してみて、それほど単純なものではなかったと認識を改めた。




夏目漱石全集〈9〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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漱石の遺作。主人公津田とその妻お延の間の葛藤を中心に物語は進みます。小林や吉川夫人など従来の作品以上に利己的な人物が出てくるのが特徴で、それがために登場人物同士の抜き差しならない対決場面が随所に見られます。漱石の著作の中でも、会話の部分が最も楽しめる作品です。




夏目房之介の漫画学―マンガでマンガを読む (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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 1988年に大和書房から出た単行本の文庫化。
 著者独特の「模写」技術を活かして、漫画の深層に迫っている。コマとは何かとか、少女漫画の革新性は何だったのかとか。
 もともと色々な雑誌に書き散らしたもので、まとまった内容はない。しかし、読んでいるうちに何となく日本の漫画の歴史が浮かび上がってくるようになっている。特に著者と同年代の人が読めば、懐かしく感じられるのではないか。青春期に読んだ漫画を、改めて意味づけ・位置づけ出来て、楽しいだろうと思う。
 ただ、現代の若い読者が読んでどうか。私などには、いかにも80年代らしい手法に見えてしまった。こうした方法が既に歴史化されてしまっているのである。それにしても、漫画ほど、実物も研究も進化の早いものはないのではないか。




日本美術応援団 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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この本には本当に完敗。
西洋絵画にばかり目がいっていた若い頃が恥ずかしくなった。
山下氏、赤瀬川氏のやわらかな思考、鑑賞力には目からウロコ。
今まで受け入れられなかった日本画家の作品も彼らの話に耳を
傾けると、違った視点で鑑賞できる。
壁を越えさせてもらった素晴らしい1冊。
電車の中で読むと笑いが堪えられなくなる事もあるかも。
そこは要注意!




日本フォーク私的大全 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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当時のフォークブームを、一人のファンであり、ミュージシャンの友人であり、さらに自身もフォーク歌手である著者が、驚くべき記憶力とメモやスクラップなどによって綴った記録。

メッセージソングとしての色合いが強かった日本のフォークが、歌謡曲やニューミュージックへと変貌を遂げて行く様子が、各ミュージシャンのエピソードと共に語られていく。
中津川フォークジャンボリーでの事件など、日本の音楽史の中でも重要な出来事が、現場にいた当事者の視点で書かていれるのは、本当に興味深い。

今はバラエティタレントとしての活動の方が有名になってしまった感のある著者だが、これを読むと、まだまだフォークという音楽ジャンルに対して「懐かしさ」だけではない熱い情熱を持っている事が分かる。

やはり本職の作家ではないので、スムーズに読み難い部分があるのは難点かな。




ノヴァーリス作品集〈第1巻〉サイスの弟子たち・断章 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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花より花らしく (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ハリウッド大通り (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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反芸術アンパン (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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赤瀬川がハイレッドセンターをやってた時代の記録でもある。「東京ミキサー計画」と併せ読むと更に時代の雰囲気が理解できる。




パブロ・カザルス 鳥の歌 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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~偉大なチェリスト、という使い古された形容詞では到底表現しえないほど深遠な音楽的洞察、精神の高貴さ、そして優しさとユーモア。それが巨匠自身の言葉、数々の有名人のコメントで断片的につづられている。たったそれだけの本なのだが、時に彼の慈愛に満ちた言葉に癒され、時に平和への切なる願いに涙無くしては読めない。「たった一つのフレーズに感動する~~ことが出来る。後は人の間違いをあげつらってばかりいる奴が取り沙汰すれば良い」とは辛辣ながら音楽の本質への愛を指した言葉。音楽ばかりでなく全てへの愛。決してパイプを手放さず、時には間抜けなどたばたをやらかす人間味あふれたエピソードの数々。音楽を愛する、愛していた、あるいはこれから愛する全ての人に読んで欲しい。陳腐な言い方ですが、きっ~~と癒されます。~


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